ハイテク株は配当金生活に向いていないのか?

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ハイテク株(情報技術)は、配当金をあまり出さないイメージがあります。グロース銘柄が多いため、配当金を支払うよりも設備投資をして利益を追求するスタイルという印象です。果たして本当でしょうか? 配当金をテーマに、ハイテク株(情報技術)に属する企業を調べてみます

ちなみにアマゾン【AMZN】は一般消費財、フェイスブック【FB】とアルファベット【GOOGL】【GOOG】、ネットフリックス【NFLX】は通信サービスに分類されており、情報技術ではありません。

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時価総額700億ドル以上の企業の配当利回りは?

以下が時価総額700億ドル以上の巨大企業です。全部で19社ほどあります。配当金を払っていないのは、わずか3社と少ないです。意外な結果かもしれません。アイ・ビー・エム【IBM】(配当利回り4.56%)は配当目当ての投資家にとって有名ですが、それ以外でもブロードコム【AVGO】クアルコム【QCOM】が配当利回り3%台、シスコ・システムズ【CSCO】インテル【INTC】テキサス・インスルツメンツ【TXN】が2%台とまずまずの水準です。

銘柄ティッカー配当利回り時価総額(100万ドル)
マイクロソフトMSFT1.48%1065440
アップルAAPL1.36%993720
ビザV0.58%381660
マスターカードMA0.49%274740
インテルINTC2.47%225580
シスコ・システムズCSCO2.95%207300
オラクルORCL1.74%177440
アドビADBEなし134070
セールスフォース・ドットコムCRMなし129831
アクセンチュアACN1.72%129100
アイ・ビー・エムIBM4.56%127170
ペイパルPYPLなし120950
テキサス・インスツルメンツTXN2.37%119610
ブロードコムAVGO3.77%109840
エヌビディアNVDA0.35%108000
クアルコムQCOM3.20%94030
フィデリティ・ナショナルFIS1.08%80624
オートマチック・データ・プロセシングADP1.99%70850
インチュイトINTU0.81%70150

 

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いまIT株を買ったら、5年後YOCはどうなるか?

それでは配当を払っている16企業を比較しましょう。下の図は過去1、3、5の増配率をもとにした5年後の予想YOCと現在の配当利回りです。つまり今株を買うと、5年後に元本配当利回り(YOC)が何%になるかの予測です。

現在の配当利回りはアイ・ビー・エム【IBM】が4.5%と最も高いですが、5年後のYOCは5.5~7.1%とやや伸び悩んでいます。それに対してブロードコム【AVGO】は現在3.8%の配当利回りが、5年後にはYOCが14~44%に上昇。テキサス・インスツルメンツ【TXN】は現在2.4%の配当利回りが、5年後にはYOCが6.1~7.7%に上昇します。シスコ・システムズ【CSCO】は現在2.9%の配当利回りが、5年後のYOCは4.7~5.5%になる予定です。また、オートマチック・データ・プロセシング【ADP】も5年後YOCは4%前後まで伸びそうです。

 

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10年後YOCもブロードコム【AVGO】

次に過去1、3、5の増配率をもとにした10年後の予想YOCと現在の配当利回りです。今株を買うと、10年後に元本配当利回り(YOC)が何%になるかの予測です。

ここでもブロードコム【AVGO】の伸び率が圧倒的です。現在3.8%の配当利回りが、10年後YOC55~530%に上昇する予定です。信じられない数字が出ました! ブロードコム【AVGO】は毎年30%以上の増配率を続けていますので、このままのペースを保てば、10年後は凄まじい配当リターンを得ることができそうです。

テキサス・インスツルメンツ【TXT】は現在2.4%の配当利回りが、10年後YOC15.9~25%の予定です。シスコ・システムズ【CSCO】は現在2.9%の配当利回りが、10年後にはYOC7.6~10.3%を予測しています。アイ・ビー・エム【IBM】の10年後YOCは6.7~11.1%。オートマチック・データ・プロセシング【ADP】の10年後予想YOCは5.4~13.3%と幅広い予想となっています。

また、ビザ【V】やマスターカード【MA】は現在の配当利回りが0.5%前後と低いですが、どちらも増配率が20%前後と高いので、10年後YOCがビザ【V】は3.6~4.0%マスターカード【MA】は2.9~5.7%まで上がる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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