NASDAQ100で配当利回り10%超えのグローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF【QYLD】はどうか?

GLOBAL X社は、興味深いETFを取り扱っており、脚光を浴びています。その中からグローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF【QYLD】を紹介します。

このETFは、カバード・コールの売りで利益を生み出すことを目的としており、ナスダック100指数の銘柄を購入し、対応する同一指数のコール・オプションを売却します。【QQQ】をオプション取引して配当金をもらうイメージです。

毎月配当が支払われ、過去1年の配当額は2.5449ドル、2020年12月31日の終値は22.8ドルなので、過去1年間の配当金額から算出した配当利回りは約11.2%。経費率は0.60%とやや高めです。

カバードコール戦略については、ニッセイアセットマネジメント株式会社のサイトで分かりやすく説明しています。
よくわかる!カバードコール戦略|投資信託のニッセイアセットマネジメント
ディスクリプション
新生銀行のサイトも分かりやすいですね。
カバードコール戦略とは | 新生銀行

 

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【QYLD】のセクター比率は?

【QYLD】に組み込まれている銘柄のセクター別の組込比率です。ナスダック100の銘柄を保有しますので、【QQQ】とほぼ同じです。情報技術の割合が圧倒的に多く、一般消費財と通信サービスが同じくらいで続いています。金融、エネルギー、素材、不動産はありません。

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【QYLD】の上位組込銘柄はどんな会社か?

【QYLD】の組込比率1%以上の銘柄です。ベンチマークは、CBOE NASDAQ-100®・バイライト・V2・インデックスです。組込比率1%以上の銘柄は23あり、全体の71.9%を占めています。

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【QYLD】のトータルリターンはどのくらいか?

【QYLD】と他のETFの過去5年トータルリターンを比較します。ナスダック100【QQQ】、高配当【VYM】、Vanguard S&P500 ETF【VOO】と比べました。

2016年1月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2020年12月には【QQQ】が2万9200ドル、【VOO】が2万200ドル、【VYM】が1万6000ドル、【QYLD】が1万5900ドルになっていました。

過去5年のトータルリターンは、年平均で【QQQ】が24%、【VOO】が15.2%、【VYM】が10.0%、【QYLD】が9.7%でした。【QYLD】は【QQQ】に大きく差をつけられましたが、【VYM】とほぼ同じでした。

 

【QYLD】の配当金はどのくらいか?

それでは【QYLD】と他のETFの配当金を比較します。ナスダック100【QQQ】、高配当【VYM】と比べました。

下のグラフは、2016年1月に1万ドル投資した場合の配当金です。配当金は再投資します。【VYM】の配当利回りが3%強ぐらいで、【QYLD】は2018年以降の利回りは10%を超えていますので、もらえる配当額は約3倍の差がついています。

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異なるETFとトータルリターンを比較しよう

今度は【QYLD】と利回りの高い優先株【PFF】、高配当【SPYD】、Vanguard S&P500 ETF【VOO】を比べました。

2016年1月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2020年12月には【VOO】が2万200ドル、【QYLD】が1万5900ドル、【SPYD】が1万4300ドル、【PFF】が1万3000ドルになっていました。

過去5年のトータルリターンは、年平均で【VOO】が15.2%、【QYLD】が9.7%、【SPYD】が7.4%、【PFF】が5.4%でした。

 

【QYLD】の配当金はどのくらいか?

それでは【QYLD】と【PFF】、【SPYD】の配当金を比較します。

下のグラフは、2016年1月に1万ドル投資した場合の配当金です。配当金は再投資します。2018年以降なら、【QYLD】は【PFF】や【SPYD】と比較して2倍以上の配当をもらえています。

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【QYLD】の過去の配当金と増配率は?

【QYLD】が設定されたのは2013年12月です。下の表は過去の配当金の一覧です。配当額は長い目で見ると横ばいですね。

※背景がになっているのが減配です

【QYLD】の年間配当額と年間増配率は?

【QYLD】の配当金を1年ごとにまとめてグラフ化しました。2017年以外は年間2ドルを超えています。

【QYLD】の期別配当は?

2018年以降は、毎月0.2ドルを少し上回るぐらいで安定しています。

 

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2020年以降の配当利回りは?

2020年以降の【QYLD】の株価と配当利回りを見てみましょう。配当利回りは、過去1年の年間配当額から算出しました。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。配当利回りは9%台後半で推移していましたが、2月半ば以降は株価が下がったため、3月16日には配当利回りが約13.1%まで上昇しました。現在は株価がコロナ・ショック前まで戻っておらず、配当利回りは11.16%です。

 

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【QYLD】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去に【QYLD】を買った場合、現在の購入単価当たりの配当利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から6年前までの株価、配当利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、やや大雑把です。

2020年12月31日の終値は22.8ドル、過去1年の配当金額は2.5448ドルなので、現在の配当利回りは11.16%です。過去6年の平均配当利回りは約9.7%なので、現在は利回りの高い状況です。過去6年で株価はあまり変わらず、配当額も似たようなものなので、いつ買ってもYOCはそれほど変わりません。

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【QYLD】の今後の配当予想は?

現在の過去1年配当金額(2.5448ドル)と1、2、3、5年前の同時期の過去1年配当金額(2.3227ドル、2.6503ドル、1.8854ドル、2.2040ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。

YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。【QYLD】株を2020年12月31日の終値22.8ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。

年間増配率は過去1年が9.6%、過去2年がマイナス2.0%、過去3年が10.5%、過去5年が2.9%でした。現在の配当利回りは11.16%です。もっとも増配率の低い過去2年のペースだと10年後のYOCは9.1%、20年後のYOCは7.4%になります。もっとも増配率が高い過去3年の増配率を当てはめると10年後のYOCは30.0%、20年後のYOCは82.4%になります。増配や減配が長期にわたって続くことはなさそうので、たぶん現在の配当利回りとそれほど変わらないYOCになりそうです。

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まとめ

【QYLD】は難易度の高いETFです。ただ、配当金がずば抜けて多く、トータルリターンも高配当系ETFと比較すると上々です。モーニングスターのレーティングが星5つなので、それなりに安心できそうです。

 

 

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