ヘルスケアはジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】で鉄板か?

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ヘルスケア業界は競争が激しく、M&Aを繰り返して巨大化することが生き残る道とも言われています。アメリカ、ヨーロッパ、日本の先進国が、世界を舞台にしのぎを削っています。

配当利回りの高い企業が多いですが、浮き沈みが激しいため、売買には最新の注意が必要です。主要薬品の特許切れが近づくとき、他社を吸収合併する際の費用がかさんで次期決算の見通しが悪くなるときなどに、株価が下落する傾向にあります。そんな時、配当利回りが高くなるので、狙ってみるのも手ですね。そこで、配当金と増配率をテーマに、ヘルスケア業界の企業を比較してみましょう

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時価総額700億ドル以上の企業の配当利回りは?

以下がおもな時価総額600億ドル以上の巨大企業です。全部で20社ほどあります。トップは60年近く増配を続け、株価も長期にわたって右肩上がりのジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】です。

米国に上場しているADR銘柄はノバルティス【NVS】(スイス)、グラクソスミスクライン【GSK】アストラゼネガ【AZN】(ともにイギリス)、サノフィ【SNY】(フランス)などがあります。

イギリスの会社は外国源泉徴収税率が0%でお得ですが、スイスは35%かかります。ちなみに日本の武田薬品工業【TAK】もADR銘柄として米国に上場しています。

銘柄ティッカー配当利回り時価総額(100万ドル)
ジョンソン・エンド・ジョンソンJNJ2.94%340060
メルクMRK2.63%214760
ノバルティスNVS3.27%214335
ユナイテッドヘルス・グループUNH1.90%204210
ファイザーPFE4.02%201460
アボット・ラボラトリーズABT1.61%146090
メドトロニックMDT2.01%144100
グラクソスミスクラインGSK4.81%130188
アムジェンAMGN2.95%117170
サノフィSNY3.83%112566
アッヴィABBV5.84%110780
アストラゼネカAZN3.21%109574
イーライリリーLLY2.41%107950
ダナハーDHR0.49%102410
ブリストル・マイヤーズスクイブBMY3.23%82160
ストライカーSYK0.98%80950
ギリアド・サイエンシズGILD3.98%80170
ベクトン・ディッキンソンBDX1.24%67640
ウェルポイントANTM1.34%61090
ゾエティスZTS0.52%60200

 

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いまヘルスケア銘柄を買ったら、5年後YOCはどうなるか?

下の図は過去1、3、5の増配率をもとにした5年後の予想YOCと現在の配当利回りです。つまり今株を買うと、5年後に元本配当利回り(YOC)が何%になるかの予測です。

アッヴィ【ABBV】は現在の配当利回りが5.8%と最も高く、5年後のYOC予想も15~20%と圧倒的です。アボット・ラボラトリーズから2013年に分社化したため、配当を支払い始めてから6年しか経っておりません。0からのスタートですので、増配率は高くなります。主力商品ヒュミラの特許切れが近づいていることと、アラガン買収による財務悪化が懸念され、株価は下落傾向にあります。そのため配当利回りが高くなっており、絶好の買い場ともいえます。

 

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10年もアッヴィ【ABBV】が突き抜けた!?

次に過去1、3、5の増配率をもとにした10年後の予想YOCと現在の配当利回りです。今株を買うと、10年後に元本配当利回り(YOC)が何%になるかの予測です。

ここでもアッヴィ【ABBV】の伸び率は圧倒的で、10年後YOCが39~68%と出ています。表に入りきれないぐらい突き抜けていますが、さすがにそこまでは上昇しないと思います。

ユナイテッドヘルス・グループ【UNH】は現在の配当利回りが1.9%とそれほど高くありませんが、10年後YOCは11~18%まで伸びる可能性があります。2010年以降、業績を伸ばしており、毎年高い増配率を誇っています。ただし株価も上がりすぎたため、2019年初頭をピークにやや下落しています。もう少し下がったら狙ってもいいかもしれません。

バイオ医薬品メーカーのアムジェン【AMGN】は2011年から配当を支払い始め、毎年増配を重ねています。キャッシュリッチな会社で、今後も期待できそうです。ギリアド・サイエンシズ【GILD】も配当を支払い始めたのが2015年と遅く、増配率は高いです。10年後YOCは10%前後になりそうです。

おなじみのジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】ファイザー【PFE】はどちらも堅調に推移しそうです。どちらかといえば、ファイザー【PFE】の方が将来YOCが良さそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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