2024年1月30日運用が開始された【VYM】【SPYD】の投資信託版を徹底分析。2月末運用開始のVIGの投信版情報も

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2024年1月30日に運用が開始された投資信託の「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」「SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」を紹介。いずれもSBIアセットマネジメントの商品で、年4回の分配金が出ます。

本家ETFの【VYM】【SPYD】のデータを通して、どんな投資信託なのかを浮き彫りにします。

 

2024年2月28日にはSBIアセットマネジメントから5本、新たな投資信託の運用が開始されます。その中に、米国増配ETF【VIG】の投資信託版SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(年4回決算型)があります。こちらも年4回の分配金が出るタイプです。また、ヨーロッパの高配当をターゲットにしたアクティブ型の投資信託「SBI 欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)も同時に運用開始されます。

今回は【VYM】【SPYD】【VIG】という米国人気高配当ETFや増配ETFの投資信託版、分配金を年4回出すタイプに注目します。

 

■このページの概要■
序盤はVYMやSPYD投資信託のコンセプトや基本情報を紹介
前半は、米国上場ETF【VYM】【SPYD】【HDV】【VIG】【VOO】の基本データ比較
中盤は、米国上場ETF【VYM】【SPYD】【HDV】【VIG】【VOO】と様々なデータを比較
後半は、米国上場ETF【VYM】【SPYD】【HDV】【VIG】【VOO】のトータルリターン比較
終盤は、米国上場ETF【VYM】【SPYD】【HDV】【VIG】【VOO】の将来YOCを予想する

 

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すでに投資信託版は存在していた

もともと【VYM】や【VIG】の投資信託版はありましたが、分配金を支払わないタイプでした。

ただ、【VYM】など高配当ETFの投資信託版は、分配金を期待している人が多いはずです。今回は米国上場ETFと同じように、年4回の分配金が出るタイプの投資信託です。なかなか画期的ですね。しかも新NISAの成長投資枠で購入可能です。

 

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投資信託版の基本データ

こちらが【VYM】【SPYD】【VIG】の年4回分配金を支払う投資信託版の主要データです。

【VYM】と【SPYD】は設定が1月30日、【VIG】は約1カ月先の2月28日から購入可能です。最初の分配金の支払いは5月20日の決算からのようです。それでは米国上場ETFと比較してみましょう。

 

投資信託とETFの違い

投資信託とETFを比較します。左から【VYM】【SPYD】【VIG】ですね。

ETFと投資信託の主な違いは信託報酬ですね。投資信託版はETFの信託報酬に0.0638%がプラスされます。なので【VYM】【VIG】の投資信託の信託報酬が0.1238%【SPYD】の投資信託の信託報酬は0.1338%です。少し高いですが、許容範囲内と言えます。

決算日も異なります。ETFは3、6、9、12月、投資信託版は2、5、8、11月です。

分配金の支払いは投資信託が5営業日後、ETFはだいたい1週間後ぐらいですね。ちなみに、東証上場ETFだと40日後ぐらいとやや遅いです。


※クリックで拡大します

投資信託版のよいところは100円から購入可能なので、毎月の積立の金額を設定できるところですね。ETFの場合だと【SPYD】は1株6000円ほど、【VIG】は1株2万5000円ほどかかります。

それとSBI証券で投資信託を買うとポイントが貯まるのが、ETFとの違いですね。SBI証券の投資信託のポイントは年0.022%ほどなので、【VYM】の投資信託の信託報酬は実質0.1018%になります。

それ以外にETFの場合は、ドルで購入する必要があります。ただ、SBI証券や楽天証券は為替手数料がほぼゼロになりましたので、これは意識する必要はあまりないですね。

 

どの証券会社で購入可能か?

販売会社は【VYM】【SPYD】の投資信託版ともにSBI証券のみのようです。【VIG】の投資信託版も同じになりそうです。


まあ、この商品を出すことで、SBI証券が新NISAにおける顧客囲い込みを目的としているので、そうなりますね。楽天証券が同じ商品を後日出してくるのか注目が集まりますね。

 

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新NISA成長投資枠の対象

さて、今回発売の【VYM】や【SPYD】の投資信託は、新NISA成長投資枠で購入可能です。上場予定日の2024年1月30日から新NISAでも買えます。

※クリックで拡大します

さらに二重課税調整制度の対象です。1カ月後の2月末に発売となるVIGの投資信託版も同様です。

 

分配金の手取り額は?

この表は、税金を考慮した分配金の手取り額についてです。

※クリックで拡大します

たとえば、【VYM】の投資信託版を特定口座で購入した場合は、二重課税調整の対象となるため、外国税10%がなくなり、国内税の約20.3%のみがひかれ、手取りは79.7%になります。

それに対して、米国上場の【VYM】は、外国税と国内税が引かれ、手取りは71.7%ですね。ただしこちらは確定申告をすれば、外国税の10%を取り戻すことができる場合があり、最大79.7%になります。

NISA口座では同じです。どちらも外国税10%を支払う必要があるため、投資信託版も米国上場ETFも手取りは同じ90%です。

つまり、新NISA成長投資枠なら、わざわざ今回運用開始された投資信託版を買わずに、米国上場の【VYM】を買っても変わらないというわけですね。

 

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米国高配当ETFなどの基本データ

ここからは【VYM】【SPYD】【VIG】の米国上場ETFのデータについて紹介します。

まずは、ライバルの高配当ETFと比較します。高配当御三家と言われているのは【VYM】【HDV】【SPYD】ですね。

【HDV】の投資信託版はありません。ただし、東証版HDV【2013】があるので、日本円で購入したい人はこちらがおすすめです。

 

今回は【VYM】【SPYD】【VIG】に加え、高配当ETFの【HDV】、そしてS&P500ETFの【VOO】。この5つの米国上場ETFのデータについて比較します。

※クリックで拡大します

運用総額は【VOO】が約60兆円です。世界トップクラスの規模ですね。【VIG】が10.8兆円、【VYM】が7.4兆円。こちらもかなりの規模です。

分配金利回りは【SPYD】が約4.7%と高いです。【HDV】が3.7%、【VYM】が3.1%と続きます。【VIG】は1.9%とやや低いですね。

 

経費率はいずれも低い

経費率をグラフにします。いずれも0.1%を切っており、かなり低いです。一番低いのは【VOO】で0.03%。ほぼゼロですね。

 

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VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)

ここからは5つのETFの概要と分配金の傾向を見ていきます。

まずは【VYM】。米国の上場企業から、平均以上の配当利回り銘柄を集めて、時価総額加重平均で組み入れたETFです。

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30年以上連続して増配している世界的企業が上位銘柄に多くいます。エクソン・モービル【XOM】、ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】、プロクター・アンド・ギャンブル【PG】などです。

【VYM】は米国上場の高配当ETFの中で最も規模が大きいETFです。約7.4兆円ほどあります。規模が大きいというのは、ETFが売れていると同時に、株価上昇の実績もあるという意味です。

分配金は、グラフを見ても一目瞭然ですね。順調に増えています。増配率は6%ぐらいですね。

 

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SPYD(SPDR ポートフォリオ S&P500高配当株式ETF)

【SPYD】S&P500指数の中から、基本的に配当利回りの高い80銘柄が対象のETFです。

均等組み入れで、年2回、1月と7月末に銘柄の入れ替えがあります。運用総額は9700億円とまずまずです。分配金利回りは4.7%と高いですね。

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分配金の傾向は、ほぼ横ばい、わずかに増えている傾向とも言えます。

【SPYD】は均等加重のため、銘柄入れ替え時に中身が大幅に変化します。そのため分配金は多い時と少ない時の差が激しいです。

ただ、何回も連続で分配金が多い、もしくは少ないということはないので、1年単位でみると、落ち着いています。

 

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HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)

【HDV】は米国の上場企業の中から、財務状況が健全かつ比較的配当を多く支払う75銘柄が対象のETFです。

他社に対して優位性のあるビジネスモデル、財務の健全性でスクリーニングをかけます。

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高配当ETFの中では比較的安全度の高い銘柄が集まっています。

年4回銘柄を入れ替えるので、中身が頻繁に変化します。下落相場では強いですが、上昇相場における株価上昇が今ひとつの場合が多いですね。

分配金は堅実に増配しています。7年や10年増配率は5%台です。

 

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VIG(バンガード・米国増配株式ETF)

【VIG】10年以上連続して増配の実績がある銘柄を、時価総額加重平均方式で組み入れています。
ポイントは、配当利回りの上位25%に入る銘柄とREITは除外することですね。

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ETFの分配金利回りは少し低いです。2%を切るぐらいです。ただし、増配率の高さ、株価上昇やトータルリターンはかなり期待できます。

増配率は9%前後と、かなり高いです。

2021年9月にベンチマークをS&P U.S. ディビデンド・グロワーズ・インデックスに変更したのですが、それ以降の分配金の伸びが素晴らしいですね。

 

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VOO(バンガードS&P 500 ETF)

【VOO】は米国を代表する約500銘柄で構成されるS&P500指数への連動を目指すETFです。

S&P500の採用条件には「4四半期連続で黒字の利益を維持している」という項目があるため、財務の健全な大型企業の集合体ということになります。

SP500に連動するETFは【VOO】以外にも【SPY】【IVV】などがあり、この3ETFは米国上場ETFの中でトップ3の規模を誇ります。

世界でもっとも信頼されている指数と言っても過言ではないですね。

※クリックで拡大します

日本の投資信託でもS&P500に連動する商品は人気ですね。eMAXIS SlimシリーズのS&P500が対象の投資信託などがありますね。

分配金利回りは1.4%ほどでそれほど高くないです。増配率は6%台となかなかです。

 

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高配当ETFの上位銘柄比較

ここからは5つのETFの様々なデータ比較を行います。まずは組入上位10銘柄の比較。

※クリックで拡大します

【VYM】の上位銘柄の特徴は、配当利回りが3%前後ぐらいの世界的企業で、連続増配年数が長いものが多いです。ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】とプロクター・アンド・ギャンブル【PG】が【VYM】っぽいですね。

【SPYD】はS&P500採用銘柄の配当利回り上位80銘柄を均等に組入れるので、上位にいるのは直近の銘柄入れ替えから株価が好調な銘柄です。銘柄を入れ替えるたびに上位は変更になるので、意識する必要はありません

【HDV】の上位銘柄は、配当利回りが4%前後ぐらいで、連続増配年数が長いですね。【VYM】よりも配当利回りを高くしたイメージです。上位銘柄の比率が高いのが特徴で、上位5銘柄は5%以上もあります。

【VIG】は10年以上の連続増配銘柄が対象です。上位銘柄は配当利回りが2%を切る場合が多いです。マイクロソフト【MSFT】とアップル【AAPL】がいるのが特徴ですね。

【VOO】は米国を代表する巨大企業が対象で、時価総額の大きい順です。上位銘柄は世界的なテック企業ばかりです。配当を支払っていない銘柄が目立ちます。

 

重複率はどうか?

ETF同士の重複率を見ていきましょう。

もっとも重複率が高いのは【VYM】【VIG】で52%です。どちらも時価総額加重平均で、【VYM】は配当利回りの高いもの、【VIG】は10年以上連続増配銘柄。

【VYM】は結果的に優良連続増配銘柄が多いので、【VIG】と似るわけですね。

【VIG】【VOO】は42%と重複率が高いです。マイクロソフト【MSFT】とアップル【AAPL】など配当利回りが低めの優良銘柄が重複しています。

 

組入銘柄の規模はどのように違うのか?

保有銘柄の規模をチェックしましょう。

赤い「GIANT」というのが超巨大企業です。【SPYD】以外のETFは、超大型企業が中心ということですね。【VYM】【VIG】【VOO】は時価総額加重平均なので、これは必然ですね。

【HDV】は配当加重ですが、超大型企業が【VYM】よりも多いですね。上位銘柄の比率が高いからですね。

【SPYD】はSP500の中の配当利回りの高い80銘柄が対象。しかも均等加重なので、銘柄の規模はそれほど大きくないわけです。

 

セクター比率の違いは?

セクター比率を比較します。

【VYM】は金融が首位ですが21.9%とそれほど多くなく、全体的なバランスがよいですね。

【SPYD】は金融と不動産で46%ほどを占めており。結構偏っています。不動産と公益事業が多いのは珍しいです。

【HDV】はヘルスケア、エネルギー、生活必需品の3セクターで約6割。こちらも上位セクターの比率が多いです。ヘルスケア、生活必需品、情報技術という比較的不況に強い銘柄が多いのが、高配当ETFにしてはめずらいしいです。

下の2つ、【VIG】【VOO】は似ていますね。上位3銘柄の情報技術、金融、ヘルスケアが同じです。セクターで見ると、【VIG】はS&P500に似ていることがわかります。

 

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トータルリターンを比較しよう

トータルリターンを比較します。トータルリターンとは分配金を再投資した株価リターンのことです。2023年12月31日基準のデータです。期間は3、5、7、10年で、年率です。

全体的に見ると、やはりS&P500ETFの【VOO】が優勢です。2番手は【VIG】ですね。

高配当ETFの中では【VYM】【HDV】【SPYD】の順ですね。

 

トータルリターン、リスク、シャープレシオ(3年)

トータルリターン、リスク、シャープレシオを散布図で比較します。

縦軸がトータルリターン、横軸がリスク、円の近くの数値がシャープレシオです。

一般的にトータルリターンが高く、リスクが低いほど、シャープレシオは高くなります。表の左上がローリスク・ハイリターン、右下がハイリスク・ローリターンになります。

まずは3年です。トータルリターンは【VYM】【SPYD】【VOO】が10%強で互角。

リスクが小さい分、シャープレシオは【VYM】が0.55と優勢です。

【HDV】【VOO】はシャープレシオ0.50で2番手。

3年は結構接戦です。高配当ETFが健闘していると言えます。

 

トータルリターン、リスク、シャープレシオ(5年)

続いて5年です。

トータルリターンは【VOO】が15.6%とぶっちぎりで高いです。

ただしシャープレシオは【VOO】【VIG】は0.78前後で互角。【VIG】のリスクが低いからですね。

高配当ETFの中では【VYM】がトータルリターン、シャープレシオともに一番です。

【SPYD】はリスク、リターンともに良くないですね。

 

トータルリターン、リスク、シャープレシオ(10年)

最後は10年です。【SPYD】はありません。

5年と似た傾向です。こちらも【VOO】のトータルリターンが素晴らしいですが、リスクが低い【VIG】とシャープレシオは互角。

高配当ETFの中では【VYM】【HDV】より優勢ですね。

全体的に見ると【VIG】はリスクが低くて優秀なETFというイメージですね。

 

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分配金利回り推移を確認しよう

それでは過去10年の分配金利回りの推移を比較しましょう。分配金利回りは過去1年分配金から算出しました。株価は月に1度、月末のものです。

現在の分配金利回りは【SPYD】が4.68%で一番高く、【HDV】が3.74%で続き、【VYM】が3.08%で3番手です。

均等加重の【SPYD】は分配金額のブレが大きいので、分配金利回りの変動が激しいですね。逆に、時価総額加重平均の【VYM】【VIG】【VOO】は、分配金利回りが安定しています。

 

分配金利回りの過去の平均は?

こちらは現在の分配金利回りと、過去3年、5年、10年の分配金利回りの平均です。

現在の分配金利回りを過去の平均と比べて、大きく異なるETFはないですね。

しいていうなら、【VOO】は過去10年と比較すると、現在の分配金利回りは少し低いですね。

 

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過去に購入した場合の、現在YOC、分配金額は?

過去にETFを購入していた場合、現在、取得価額に対する利回り(YOC)はどのくらいになっているかというグラフです。いわゆる自分利回りというやつです。グラフが左肩上がりなら、株価が好調で増配しているという意味です。

一番右端の数値が現在の分配金利回りです。それぞれのETFの一番左端の数値が、10年前に購入していた場合の現在のYOCです。

【VYM】は現在の分配金利回りは3.08%と3番手ですが、10年前に購入したら5.81%になり、【HDV】を抜いています。

【SPYD】は株価や分配金の変化が少ないですね。

【VIG】は現在の分配金利回りは1.85%で4番目ですが、10年前に購入したら4.49%になります。なかなか素晴らしいですね。

 

分配金利回りの過去の平均は?

8年前に1万ドル購入して、分配金を再投資した場合の毎年貰える分配金額の推移です。【SPYD】のデータが10年がないので、8年にしました。

8年間の合計は【SPYD】が4723ドル、【HDV】は3851ドル、【VYM】が3580ドル。【SPYD】が最も多いですが、2021年だけかなり少ないのは気になります。

 

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増配率を比較しよう

増配率を見ていきましょう。表の上段は1年ごとの過去1年分配金と、前年からの増配率です。背景ピンク色がマイナスです。

表の下段は現在を起点とした1、3、5、10年増配率。年平均をCAGR(Compound Annual Growth Rate/年平均成長率)で計算します。背景のオレンジ色が濃いほど、増配率が高いという意味です。
この部分をグラフで見てみましょう。

※クリックで拡大します

表の下段は現在を起点とした1~5年増配率。年平均をCAGR(Compound Annual Growth Rate/年平均成長率)で計算します。背景のオレンジ色が濃いほど、増配率が高いという意味です。

この部分をグラフで見てみましょう。

 

増配率をチェック

【VIG】がすべての期間で増配率が高いです。3年11.8%、5年9.5%、10年8.7%です。

【VYM】【VOO】もかなりいいです。6~7%台にほぼまとまっています。

【HDV】は10年は5.7%とまずまずですが、3年が3.0%と今ひとつ。

【SPYD】は予想通り、今ひとつです。

 

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増配率、分配金利回り、トータルリターンを比較しよう

増配率、分配金利回り、トータルリターンをバブルチャートで比較します。

縦軸が増配率、横軸が分配金利回り、バブルの大きさがトータルリターンです。バブルの近くにトータルリターンの数値も書いておきます。

まずは3年です。増配率が高いのは【VIG】で11.8%で圧倒的です。

分配金利回りが高いのは【SPYD】

トータルリターンは結構接戦で、【VYM】【SPYD】【VOO】が10%強で互角です。

 

5年の比較はどうか?

続いて5年を見てみましょう。

続いて5年を見てみましょう。

増配率が高いのは今回も【VIG】で9.5%。分配金利回りが高いのは、やはり【SPYD】

トータルリターンは【VOO】が15.6%で圧倒的、【VIG】が13.8%で続いています。

高配当ETFの中では【VYM】が10.9%とまずまず。

 

10年を比較する

最後に10年を見てみましょう。【SPYD】はありません。

増配率が高いのは、またまた【VIG】で8.7%。分配金利回りが高いのは【HDV】

トータルリターンは【VOO】が12.0%で一番、【VIG】が10.7%、【VYM】が9.4%です。

全体的に見ると、増配率は【VIG】、トータルリターンは【VOO】、分配金利回りは【SPYD】【VYM】は高配当ETFの中では良かったです。

 

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将来YOCはどうなるか

それでは、いまETFを購入したら、そのETFの購入価額に対する利回り、YOC(Yield on cost)がどのくらいに増えていくのかをシミュレーションします。現在の分配金利回りに過去の増配率を当てはめて計算しますす。

3年、5年、10年の3パターンを使います。「分配金は再投資しない。税金を考えない」という設定です。

現在の分配金利回りは【SPYD】が4.7%と最も高く、【HDV】が3.7%、【VYM】が3.1%、【VIG】は1.9%です。

まずは3年増配率を使用して将来YOCを予測します。

3年増配率は【VIG】が11.8%と最も高く、【VYM】【VOO】が6.2%で2番手です。

20年目のYOC予想は、首位は【VIG】で15.4%、2番手は【VYM】【SPYD】で9.6%、以下、【HDV】6.5%、【VOO】4.5%でした。

【VIG】は増配率が11.8%と高いので、後半一気に伸びています。

 

5年増配率で進むと?

続いて5年増配率を使用して将来YOCを予測します。

5年増配率は【VIG】が9.5%でもっとも高く、【VOO】が6.1%で2番手、【VYM】は5.6%と続きます。

20年目のYOC予想は、首位は【VIG】で10.4%、2番手は【HDV】で9.0%、以下【VYM】8.7%、【SPYD】で7.4%、【VOO】4.3%でした。

【VIG】はスタート時の分配金利回りが低いため、10年目の時点では4.2%と4番手でしたが、増配率の高さがモノを言い20年目では首位に立っております。

 

10年増配率で推移すると?

最後は10年増配率を使用して将来YOCを予測します。【SPYD】はありません。

10年増配率は【VIG】が8.7%でもっとも高く、【VOO】が7.4%で2番手、【VYM】が7.1%、【HDV】は5.7%です。

20年目のYOC予想は、首位は【VYM】で11.4%、2番手は【HDV】で10.8%、以下【VIG】9.1%、【VOO】5.5%でした。

今回は【VYM】【HDV】が接戦でした。増配率がそれほど変わらないので、スタート時の分配金利回りがモノを言う結果になりました。

全体的に見ると増配率の高い【VIG】が20年目になると好成績でした。

10年目ぐらいまでは、最初の分配金利回りの高い【SPYD】【HDV】【VYM】が優勢でした。

遠い将来を期待するなら【VIG】。10年以内なら高配当御三家【SPYD】【HDV】【VYM】がおすすめといったところでしょうか。

 

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高配当ETFのランクづけ

これまで取り扱ったデータをランクづけしました。「A」が最高で「B」「C」「D」の順です。飛び抜けて素晴らしい数値は「S」にしました。相対比較で、やや強引に差をつけました。参考程度にしてください。

【VOO】純資産総額60兆円と経費率0.03%は異次元ですね。「S」評価です。

【VIG】がたくさんの項目で「A」がつきました。規模、経費率、歴史、トータルリターン、シャープレシオ、増配率、将来YOC予想などが素晴らしかったです。現在の分配金利回り以外は、申し分ないですね。

【VYM】経費率、歴史、銘柄分散、過去に買った場合のYOCなどが素晴らしく、「B」の数も多く安定しています。高配当ETFの一番人気だけのことはあります。

【HDV】【SPYD】分配金利回りに関する項目は良かったですが、それ以外の項目は今ひとつ。比較対象が【VOO】【VIG】【VYM】なので仕方ないと言えます。

 

データのランキング数は?

「S」「A」「B」「C」「D」の数値をまとめたデータです。


「S」は【VOO】に2つつきました。「A」の数は【VIG】が7個で最多。「B」の数は【VYM】が6個で最多。「C」の数は【HDV】【SPYD】が5個ずつ。

 

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まとめ

米国の人気高配当ETF【VYM】【SPYD】の投資信託版が、2024年1月30日から運用開始されました。約1か月後の2月28日には【VIG】の投資信託版が運用開始されます。

いずれの投資信託も年4回の分配金が出ます。決算日は2、5、8、11月の20日。その5営業日後に分配金は支払われます。

本家のETFは3、6、9、12月の月末頃に分配金がもらえるので、ETFと投資信託を両方保有して年8回分配金をもらうという手もアリかなと思います。

今回の投資信託版は、新NISA成長投資枠で購入可能です。さらに二重課税調整制度の対象なので、特定口座の場合、外国税の10%はかかりません。

取り扱いはSBI証券のみとなりそうです。楽天証券ユーザーにとっては現時点では残念ですね。

【VYM】は米国の上場企業から、平均以上の配当利回り銘柄を集めて、時価総額加重平均で組み入れたETFです。安定感がある高配当ETFです。

【SPYD】はS&P500指数の中から配当利回りの高い80銘柄が対象のETFです。高配当に特化したETFです。

【VIG】は10年以上連続増配銘柄が対象。分配金利回りは2%弱と低いですが、リスクが低くリターンがよく、増配率も高いETFです。

【HDV】は投資信託版はありませんが、東証上場ETF【2013】があるので、日本円で購入したい人にはおすすめです。

個人的には、これらすべてのETFを特定口座で保有しているので、現状は投資信託版は買わないつもりです。新NISAでは【VYM】のETFを買うつもりです。

これまで保有していない人は、特定口座で買う場合は、投資信託版は二重課税調整制度の対象なので、いいかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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