2564(グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF)を徹底分析!

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今回は東証に上場している日本株高配当ETFの中でもっとも分配金利回りが高い【2564】(グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF)を徹底分析!

 

■このページの概要■
序盤はETFの分配金について
前半は、コンセプト、全銘柄紹介、業種比率など
後半は
ライバルの高配当ETFと組入銘柄や業種の違い、分配金利回り、増配率、トータルリターン、過去に買った場合のYOC、将来YOC予想などを比較

 

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2564の分配金を確認しよう

ここからは分配金について見ていきましょう。

まずは【2564】のこれまでの分配金一覧です。年4回支払われます。最初に分配金が支払われたのが2020年10月なので、それからまだ3年ちょっとですね。グラフにして確認しましょう。

 

【2564】の分配金の推移は?

分配金の推移です。日本株は3月決算が多く、配当は3月と9月の年2回出すケースがほとんどで、高配当ETFはその翌月である4月と10月に分配金が多い傾向です。

最初に分配金が支払われたのが2020年10月なので、コロナ・ショックは経験していません

2023年の年間分配金は105円。前年の2022年と同じでした。

直近の2024年4月は48円で、前年同期との比較では25%減でした。海運が5銘柄入っており、いずれも直近の分配金が減配だったことが影響したようです。5月に銘柄入れ替えを行うので、どうなるか注目したいです。

 

【2564】の分配金と株価の関係

過去1年分配金と株価の比較です。

直近の分配金が悪かったため、現在の過去1年分配金はだいぶ減りました。株価は徐々に上がっていましたが、最近は足踏み状態です。

 

【2564】を過去に買った場合は?

株価、利回り、YOCです。赤い線が利回りで、分配金利回りのことです。過去1年分配金を株価で除して計算しました。

黄色の線がYOCです。Yield on Costのことで、過去にこの銘柄を買った場合、取得価額に対する利回りのことです。この黄色の線が左肩上がりの場合は、株価好調&増配傾向にあるといえます。

2020年10月頃に購入していれば、現在YOCは6.0%ほどになっています。

平均分配金利回りは4.4%ぐらいです。株価は上昇傾向ですが、分配金が今ひとつなので、分配金利回りは下がっています。

 

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2564(グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF)の基本情報

まずは2564の基本情報です。

正式名称は「グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF」です。略称は「GXスーパーディビ」

対象指数は「MSCIジャパン・高配当セレクト25指数」。日本の配当利回り上位25銘柄で構成される指数で、均等に組み入れます。

設定されたのは2020年8月。約2年10カ月しか経過しておらず、新参者です。

経費率は0.429%。他の国内高配当ETFと比べて少し高いですね。

過去1年分配金と現在の株価で算出した2023年6月23日の「分配金利回りは5.37%」。高配当ETFの中ではもっとも高いです。

分配金は1、4、7、10月の年4回

決算日(権利確定日)は24日。その2営業日前に保有していれば分配金が貰えます。平日の場合は22日ですね。休日などが入る場合は、前にずれます。分配金の支払いは決算日の40日後ぐらい。2023年4月分は6月2日でした。

2023年6月23日の終値は2236円。1株から購入可能なので、2236円あれば大丈夫です。これはうれしいですね。

 

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ベンチマークの「MSCIジャパン高配当セレクト25指数」とは?

それでは【2564】のコンセプトについて、見ていきましょう。

このETFは「MSCIジャパン高配当セレクト25指数」との連動を目指します。この指数を大雑把にまとめると、相対的に高い配当利回りを示す日本の25銘柄を均等に組み入れます。

親指数は「MSCI Japan IMI Index」(MSCIジャパン・インベスタブル・マーケット・インデックス)です。日本市場の時価総額の約99%をカバーしており、約1000銘柄で構成されています。この指数に採用されている銘柄から選びます。

最初に「REITSユニバース」と「非REITSユニバース」に分けます。

「非REITSユニバース」は、以下の条件でスクリーニングします。

(1) 年率換算した 3カ月間の取引金額が252億円以上の銘柄(流動性基準)
(2) 時価総額1000億円以上(時価総額基準)
(3) 5年間のDPS成長率(1株当たりの配当金成長率)がプラス(配当継続性基準)
(4) 1年間の株価パフォーマンスがマイナスの銘柄群の下位5%に該当する銘柄は除外(株価パフォーマンス基準)

流動性、時価総額、配当継続性、株価パフォーマンスを考慮するわけです。

「REITSユニバース」から、配当利回りの高い順に2銘柄を選びます。

「非REITSユニバース」は、配当利回りの高い順に23銘柄を選びます。

「非REITSユニバース」銘柄は、各セクターの構成銘柄数に上限が設けられています。次のような計算式です「25銘柄×(20%+MSCI Japan IMI Indexのセクターウェイト)」。おおよそ1業種20%ぐらいが上限ですね。

 

※2023年11月に、「非REITユニバース」のスクリーニング条件(2)時価総額400億円から「1000億円」に変更となりました。

 

銘柄の入れ替えルール

ウェイト付け方法は、均等加重方式です。全部で25銘柄なので、4%ずつです。
「MSCIジャパン高配当セレクト25指数」は、年2回、5月末と11月末に銘柄の入れ替えを行います。基準日は4月末、10月末です。

【2564】は同じグローバルX社の【DIV】の日本版とも言えます。ただ【DIV】は分配金利回りは高いですが、トータルリターンや増配率はあまりよくないです。この【2564】はどちらも好調です。なので、ステートストリート社の【SPYD】に似ていると言えそうです。
イメージとしては【SPYD】6割、【DIV】4割ぐらいですかね。

 

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2564はどんな銘柄で構成されているのか?

それでは【2564】の組入銘柄について、見ていきましょう。

均等組入れで、現在は前回の銘柄入れ替えが行われた2023年5月から少ししか経っていません。最近株価が好調の銘柄が上位にいます。なので、上位銘柄だからといって意識する必要はないですね。業種では海運業が目立ちますが、下位に多いですね。最近の株価が不調だからです。

コンセプトのところで説明しましたが、時価総額は400億円以上が条件です。皆クリアしていますが、時価総額1000億以下の銘柄が7銘柄、1000億円台が8銘柄あります。時価総額3000億円以上は9銘柄。超大型株は少なく、中・小型株が主力といえます。

他の高配当ETFは時価総額の大きな銘柄が中心というケースが多いので、ポートフォリオの多様化という意味で【2564】はよさそうです。他の高配当ETFをコアとして、【2564】はサテライトとして保有するのがいいかもしれません。

全25銘柄の均等組入なので、上位10銘柄で41.5%。銘柄入れ替えで4%ずつに振り分けるので、妥当な数値ですね。

全銘柄の加重平均利回りは5.16%。ETFの分配金利回りは5.4%ほどなので、今回の銘柄入れ替えで、利回りが少し低下したと考えられます。

 

【2564】とTOPIXの関係

それではTOPIX(東証株価指数)との違いはどうでしょうか? TOPIXは東証に上場している日本株をほぼ時価総額加重平均で組み入れているため、企業の規模の大きな順ですね。

下の表はTOPIXの上位50銘柄です。表の右側にTOPIXの組入順位と比率、【2564】の組入順位と比率があります。

TOPIX上位50銘柄は、【2564】には2銘柄しか入っていません。ソフトバンクと日本たばこ産業です。つまり、【2564】には超巨大企業がほとんど含まれていないということがわかりますね。

 

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2564の業種組入比率をチェックしよう

【2564】の組入銘柄の業種比率を円グラフにしたものです。

トップが海運業で19.4%。建設業が12.1%。卸売業が8.6%、電気機器が8.4%この4業種でほぼ半分をを占めています。以下、鉄鋼、証券・商品先物取引業、REIT、不動産業と続いています。上位セクターは、ほとんどが景気敏感な業種です。

コンセプトのところで説明しましたが、1つの業種の上限は全体の20%ほどです。海運業は上限ギリギリですね。

海運業は一般的に景気に敏感です。貿易の需給バランス、世界経済の成長性、船舶市況や燃料価格の変動などに左右されるため、収益性が変動しやすい業種なので、注意が必要です。

 

業種ごとの組入銘柄をチェックしよう

全25銘柄を組み入れ比率の高い業種順に並び替えました。

東証33業種中13業種と、REITのETFで構成されています。全25銘柄と銘柄が少ないわりには、多くの業種が含まれていると言えます。

トップの海運業は5銘柄、2位の建設業は3銘柄入っています。

 

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2564の銘柄入れ替えについて

【2564】は5月末と11月末に銘柄入れ替えが行われます。直近では5月末に銘柄入れ替えが行われましたので、それについて見ていきましょう。

上の表が除外銘柄、下の表が新加入銘柄です。

25銘柄中10銘柄が変更となりました。

その中でも日鉄物産【9810】は、上場廃止が決まっていたので、銘柄入れ替えよりも前に除外されていました。

除外と新加入を業種別で比較すると、卸売業が除外2銘柄で、新加入2銘柄。建設業と証券・商品先物取引業、REITはそれぞれ除外1銘柄で新加入1銘柄。鉄鋼は除外2銘柄で新加入1銘柄。除外と新加入が同じ数が目立ちました。

目立った業種としては、電気機器がこれまで0だったのが新加入2銘柄となりました。日東工業【6651】とPHCホールディングス【6523】ですね。

 

業種比率はどうなったか?

銘柄入れ替えで、業種比率はどのように変化したでしょうか。左が銘柄入れ替え前の5月15日、右が銘柄入れ替え後の6月13日の業種比率です。

トップの海運業は20%でほぼ変わらず。5銘柄組入れられており、銘柄の変更はありませんでした。

鉄鋼は2位から5位にランクダウン。元々3銘柄あったのが、2銘柄に減ったためですね。建設業は3銘柄のままなので、2位に浮上。

卸売業は2銘柄から2銘柄で変わらずですが、日鉄物産が早めにいなくなったので、増えているように見えます。

電気機器は2銘柄が新加入したため、いきなり4位に入りました。全体的に見ると1セクターの上限が20%なので、1つの業種の上限が20%ほどなので、それなりにバランスはとれていますね

 

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日本株高配当ETFの基本データを比較

ここからは後半戦。【2564】とライバルの日本株高配当ETF、計5つを比較します。

野村アセットマネジメントの【1489】【1577】、ブラックロック社の【1478】、日興アセットマネジメントの【1698】の計5つを比べます。

ETFの背景色は運用会社のコーポレートカラーにします。野村があずき色、グローバルXはオレンジ色、ブラックロックは黒色、日興は青緑色という感じです。ただし野村は2つあるので、【1577】は紫色にします。今後のグラフ内で使用するカラーをこれで統一します。

表内の数値が赤色は、他のETFよりも秀でているという意味です。オレンジ色は赤色に次ぐ2番手グループという意味です。

設定年は【1698】が2010年ともっとも古いです。【2564】は2020年なのでもっとも新しいです。

経費率は【1478】が0.209%と一番低いですね。

純資産総額は【1489】がトップで、【1577】が2番手、【2564】は3番手です。設定が一番遅いですが、売れ行きは好調です。

分配金の支払いは基本的に年4回ですが、【1478】だけ年2回です。

現在の利回りは【2564】が約5.4%と高く、【1489】が4.5%、【1577】は3.8%、【1698】が3.3%、【1478】が2.8%。結構バラバラです。

全てのETFが高配当銘柄が対象ですが、【1478】がもっとも財務体質を重視しているために、分配金利回りが低いです。

逆に【2564】は高配当に特化しているため、利回りは高いです。そのかわり、安定感に欠ける小規模の銘柄が含まれています。

 

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業種と上位銘柄を比較する

それでは組入銘柄の業種を比較します。

【2564】に含まれている業種は高配当ETFの中では尖っているかもしれないですね。海運業が20%近くあるのは珍しいです。

2位から4位の建設業、卸売業、電気機器は、他の高配当ETFにもたくさん入っています。

5位の鉄鋼、6位の証券・商品先物取引業、7位のREIT、8位の不動産業は、他の高配当ETFにはあまり入っていないですね。

 

上位組入銘柄を比較しよう

組入上位10銘柄を比較します。

【2564】は均等加重のため、銘柄の順位はあまり意識する必要はありません。最後の銘柄入れ替えから現在までの株価が好調だった銘柄が上位にいるというわけです。

圧倒的にマイナーな銘柄が多いですね。【2564】のトップ10銘柄で他のETFにも入っているのは日本たばこ産業(JT)ぐらいですね。

【1577】も均等加重ですが、こちらは時価総額の大きい巨大企業がそれなりに入っています。

【1489】は利回り加重&流動性を重視、【1698】【1478】は時価総額加重のため、上位銘柄は有名な大型企業がほとんどです。

上位10銘柄の合計比率は【1577】が17.4%と低く、分散されていると言えます。この5ETFの中では飛び抜けて低いですね。

【2564】は全25銘柄と銘柄数が少なく、均等組み入れなので、上位10銘柄で4割強です。

 

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分配金利回り推移を確認しよう

それでは2014年以降の分配金利回りの推移を比較しましょう。利回りは過去1年分配金から算出しました。株価は月に1度、月末のものです。

分配金を支払い始めてから1年後から利回りが出ますので、古株の【1698】【1577】以外は、途中からの登場です。

現在の利回りは【2564】が5.4%で一番高く、【1489】は4.5%ほどです。どちらも2022年や2023年にかなり増配したため、利回りが上がっています。

平均利回りも【2564】がもっとも高く4.6%、【1489】が3.9%、【1577】が3.0%、【1478】と【1698】は2.8%ほどです。全体的に分配金利回りは最近1年で上昇傾向です。

 

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トータルリターンを比較する

トータルリターンを比較します。トータルリターンとは分配金を再投資した株価リターンのことです。手数料や税金は考えません。2023年6月12日基準のデータです。参考までに、一番右にTOPIX連動型ETF【1306】のデータも入れておきます。

【2564】は設定から3年弱のため、1年リターンしかありません。19.5%です。素晴らしい数値ですが、この中では一番悪いですね。他が良すぎますね

1年リターンと3年リターンは【1489】がともに26%前後で優勢です。ただし残りのETFも20%をクリアしています。

5年リターンも【1489】が9.5%でトップ10年リターンは【1698】が10.9%、TOPIXをわずかに上回っています。全体的に日本の高配当ETFは素晴らしい成績です。

 

株価リターンはどうか?

それでは株価リターンについて見てみましょう。こちらのデータは、【2564】が設定された2020年8月25日以降からのデータです。

年率ではなく、トータルでのリターンです。【1489】が+79.4%とこちらも首位です。2番手は【1698】で+71.8%、3番手は【1478】で+68.9%。この3つが抜けています。

【2564】はこちらでも最下位ですが、+44.1%と悪くないですね。ちなみにTOPIXの【1306】は+47.4%で、【2564】とほぼ互角です。

 

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過去に買った場合の取得価額に対する利回り(YOC)は?

過去にETFを購入していた場合、現在、取得価額に対する利回り(YOC)はどのくらいになっているかというグラフです。いわゆる自分利回りというやつです。

グラフが左肩上がりなら、株価が好調で増配しているという意味です。

一番右端の数値が、2023年6月12日現在の利回りです。それぞれのETFの一番左端の数値が、設定されたときに購入していた場合の現在のYOCです。

たとえばオレンジ色の【2564】の現在の利回りは5.4%ですが、2020年8月に購入していたら現在YOCは7.7%になっています。【1489】と重なっていて少し見づらいですね。

いずれのETFも増配しており、好調です。

オレンジ色の【2564】あずき色の【1489】と重なっている部分が結構あります。高配当ETFの中でも、この2つは現在の利回りが高く、増配率もなかなかです。

紫色の【1577】青緑色の【1698】と似たような曲線ですね。どちらも設定が結構古く、ライバル関係っぽいですね。

黒色の【1478】だけは、少し低く推移しています。

 

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増配率を確認しよう

増配率を見ていきましょう。表の上段は1年ごとの過去1年分配金と、前年からの増配率です。背景がピンク色がマイナスです。

表の下段は現在を起点とした1~9年の増配率。年平均をCAGRで計算します。背景のオレンジ色が濃いほど、増配率が高いという意味です。この部分をグラフにします。

 

1年増配率をグラフにして比較する

赤い棒グラフが1年増配率で、黒い五角形が現在の分配金利回り(右軸)です。

この1年は分配金が好調のため、いずれのETFも増配率がかなり高いです。【1478】は42.9%【2564】は34.8%です。

 

3年以上の増配率をグラフにして比較する

3、5、7、9年増配率を見てみましょう。【2564】は設定から日が浅いのでデータがありません。【1489】と【1478】は7年以上のデータはありません。

いずれのETFも好調で、どの期間も8%以上という高い増配率です。

3年増配率と5年増配率は【1489】が19.2%、13.7%と素晴らしいです。

7年増配率と9年増配率は【1577】と【1698】しかありません。【1577】がどちらも11.0%台で素晴らしいです。

【1698】はすべての期間で9.8%以上と高いレベルで安定しています。

【2564】に関しては長期実績がないので何とも言えませんが、他の高配当ETFは皆素晴らしいので、似たような増配率になる可能性が考えられます。

 

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増配率を使った将来YOCを予想する

3、5、7、9年増配率を使用した将来YOC予想をまとめました。表の下の部分です。背景の青色が濃いほど、数値が高いです。上が20年後YOC予想、下が10年後YOC予想です。

現在の過去1年分配金額と3、5、7、9年前の同時期の過去1年分配金額を比較して、幾何平均で年間増配率を計算し、それを使って将来YOCを予測します。

YOCとはYield on Costのことで、取得価額に対する利回りのことです。2023年6月12日の終値でETFを買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。「分配金は再投資しない、税金や手数料は考慮しない」で検証します。

表の下段の背景の青色が濃いほど、将来YOCが高いという意味です。この部分をグラフにします。

 

3年、5年増配率を使用した将来YOC予想は?

3年と5年の増配率を使ったYOC予想をグラフにします。【2564】はデータはありません

【1489】は現在の利回りが約4.5%で、3年増配率19.2%、5年増配率13.7%と高いので、このままのペースで増配していくと、すさまじいYOCになります。20年後YOCは3年増配率だと150%、5年増配率では59%となります。ただし、このペースの増配率が続く可能性は低いと思います。

日本の高配当株ETFはここ1、2年の増配率がかなり高いので、素晴らしい結果になりました。現実はもう少し、落ち着いた数値になりそうです。

 

7年、9年増配率を使用した将来YOC予想は?

7年と10年の増配率を使ったYOC予想のグラフです。データがあるのは【1577】と【1698】のみです。

20年後YOCは【1577】は30%台【1698】は20%台。どちらも【1577】に軍配が上がりました。日本企業の成長と高い株主還元が続けば、これぐらいになりそうですが、どうでしょうか。

 

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まとめ

【2564】はある程度の条件を満たした銘柄を、配当利回りの高い順に組入れたETFです。

採用銘柄は時価総額2000億円以下が主力で小規模な銘柄が多く、巨大企業が中心の他の高配当ETFとは異なっています。ポートフォリオの多様化という点ではよさそうです。サテライトとして保有するのに向いているかもしれません。

コンセプトは米国ETFなら、同じグローバルX社の【DIV】と似ていますが、中身は【SPYD】と近いです。

資産総額は550億円ほどで、設定から日が浅いわりに好調です。最近の伸びは【1489】と並んで高配当ETFではトップクラスです。

セクターは海運業がやや多めで不安定ですが、セクターの上限を定めて、分散されるような設計にしてあります。

分配金利回りは5.4%で、高配当ETFの中では抜群に高いです。

設定されたのがコロナ・ショック後の2020年8月と日が浅いですが、分配金は順調に増えています。
トータルリターンは悪くないが、他の高配当ETFよりは劣ります

【2564】は分配金に特化したETFです。金融危機など相場が軟調な際は、もろさを見せる可能性があります。