2021年12月現在のアセット・アロケーションやポートフォリオの紹介と、保有銘柄の傾向と説明、将来の見通しです。
この1カ月で購入した米国株は?
この1カ月で新規に購入した銘柄は、グローバルX SP 500 カバード コール ETF【XYLD】です。【QYLD】のS&P500版みたいな感じです。
買い増したのは、12月3日を最後に楽天証券で購入できなくなるBDC銘柄などです。スロ・キャピタル【SSSS】、ハーキュリーズ・キャピタル【HTGC】、メイン・ストリート・キャピタル【MAIN】、エイリス・キャピタル【ARCC】です。
また、JPモルガン・エクイティ・プレミアム・インカムETF【JEPI】も少し買い増しました。
※ちなみにPayPay証券では【ARCC】と【MAIN】はまだ買えるようです
アセット・アロケーションは?
アセット・アロケーションです。1カ月前との比較ではあまり変化はないですね。米国株が1%ほど増えました。
株式のセクター比率は?
株式ETFの中身をGICSに基づいてセクター分類し、個別銘柄と合わせてセクター分けをしました。金融が最多の20.0%で、資本財が14.0%、ヘルスケアが11.4%、情報技術が11.3%、一般消費財が10.5%、生活必需品が10.4%と続いています。
先月との比較では、金融が1%ほど増えました。BDC銘柄を追加購入したためですね。
※BDCは金融銘柄に入れました
ETFと個別銘柄のポートフォリオは?
ETFと個別銘柄のポートフォリオです。2021年7月から日本株も含めたものに変更しています。米国株扱いの銘柄はETFが16銘柄、BDCが6銘柄、個別株が19銘柄です。【PFFD】と【YYY】はETF(債券)に入れています。
ETFといえども、最終的にはそれなりに安全な【VYM】を除き、1銘柄あたり最大で全体の5%ぐらいに収めようかなと考えています。現在5%を超えているのは【BLV】【BND】【PFFD】【HDV】【QYLD】【VYM】ですね。
※「日本株」の比率が微妙に異なっているのは、ETFの【VXUS】の中に日本株が含まれているなどの理由です
ETFを個別銘柄に分解すると?
ETFの中身を分解し、個別銘柄を組込比率順に並べました。BDCは個別銘柄と同じ扱いにしました。米国債券と日本株はまとめています。トップのアッヴィ【ABBV】の比率は2.7%です。
個別銘柄の比率が3%を超えないように分散するつもりです。
個別で買っていない銘柄で比率が0.8%を超えているのはマイクロソフト【MSFT】が1.2%、アップル【AAPL】が1.0%です。組込比率0.8%以上は全部で20銘柄です。
マイ・ポートフォリオの推移
2021年3月以降のマイ・ポートフォリオはどう変化したのでしょうか? 表にまとめました。1カ月前との比較では、追加購入したBDC銘柄が、順位が上がっています。YOCも先月の5.36%から5.79%に大幅アップしました。
※YOCは、購入額あたりの利回りです。保有している米国株を加重比率を考慮して算出しました。右端の配当利回りは、現在の利回りです
ETF・BDC銘柄の危険度ランク分け
ETFとBDC銘柄を、利回りごとに「安全」「大丈夫」「普通」「危険」の4つに分類しました。円グラフの12時の方向から時計回りに利回りが上がっていきます。対象はETFとBDCだけなので、全体の比率ではありません。
11月に新規購入した銘柄は【XYLD】、買い増したのは【SSSS】【HTGC】【MAIN】【ARCC】【JEPI】で、いずれも超高配当で「危険」に分類されます。この比率が先月の29.2%から31.8%に上がりました。
※利回り順に並べてカテゴライズしただけなので、必ずしも高利回りのものが危険というわけではありません
ETFの運用会社は?
ETFの運用会社の比率も調べました。【XYLD】を新規購入したので、グローバルX社の比率が少し上がりました。【JEPI】を買い増したので、JPモルガン・アセット・マネジメントも少し増えました。
全体的なバランスを取るため、最終的にはバンガード社は50%、グローバルX社は25%を上限にしたいです。
今後の予定
11月は利回りの高いETFとBDCばかり購入しました。YOCが上がり、分配金額も増える予定です。12月は権利落ちを迎える四半期型ETFの高配当3兄弟【VYM】【HDV】【SPYD】などを買い増そうかなと考えています。