2021年11月のポートフォリオ

2021年11月現在のアセット・アロケーションやポートフォリオの紹介と、保有銘柄の傾向と説明、将来の見通しです。

この1カ月で購入した米国株は？

この1カ月で新規に購入した銘柄はJPモルガン・エクイティ・プレミアム・インカムETF【JEPI】です。この銘柄名は英語をそのまま日本語に変換したものです。ちなみに、公式サイトの日本語版では「JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF」となっています。

日本の証券会社で取り扱いが始まったので、少しだけ買ってみました。ざっくりいうと【QYLD】のS&P500版みたいな感じです。厳密には違いますが。

買い増した銘柄はありません。

売った銘柄はファイザー【PFE】、オクシデンタル・ペトロリアム【OXY】、ヴィアトリス【VTRS】です。

【PFE】と【OXY】は特定口座で保有していたのですが、約1年前に一般口座に移されてしまったので手放すことにしました。【VTRS】は【PFE】からスピンオフして登場した銘柄です。あまりにも数が少ないので存在を意識していなかったですが、まとめて売りました。

アセット・アロケーションです。1カ月前との比較ではあまり化はないですね。【JEPI】を新規購入したので、米国株が0.7%ほど増えました。

株式ETFの中身をGICSに基づいてセクター分類し、個別銘柄と合わせてセクター分けをしました。金融が最多の19.0%で、資本財が14.2%、ヘルスケアが11.4%、情報技術が11.2%、一般消費財が10.7%、生活必需品が10.5%と続いています。

先月との比較では、ヘルスケアが1％ほど減りました。ファイザー【PFE】を売ったためですね。

※BDCは金融銘柄に入れました

ETFと個別銘柄のポートフォリオです。2021年7月から日本株も含めたものに変更しています。米国株扱いの銘柄はETFが15銘柄、BDCが6銘柄、個別株が19銘柄です。【PFFD】と【YYY】はETF（債券）に入れています。

ETFといえども、最終的には安全度の高い【VYM】を除き、1銘柄あたり最大で全体の5%ぐらいに収めようかなと考えています。現在5％を超えているのは【BLV】【BND】【PFFD】【HDV】【QYLD】【VYM】ですね。

※「日本株」の比率が微妙に異なっているのは、ETFの【VXUS】の中に日本株が含まれているなどの理由です

ETFの中身を分解し、個別銘柄を組込比率順に並べました。BDCは個別銘柄と同じ扱いにしました。米国債券と日本株はまとめています。トップのアッヴィ【ABBV】の比率は2.7%です。つい最近、8.5%の増配が発表されましたね。

個別銘柄の比率が3%を超えないように分散するつもりです。

個別で買っていない銘柄で比率が0.8％を超えているのはマイクロソフト【MSFT】が1.1%、アップル【AAPL】が0.9%です。組込比率0.8%以上は全部で19銘柄です。

この7カ月でマイ・ポートフォリオはどう変化したのでしょうか？　表にまとめました。1カ月前との比較では、ファイザー【PFE】を売ったのでいなくなりました。それ以外はほとんど変化はありません。

※YOCは、購入額あたりの利回りです。保有している米国株を加重比率を考慮して算出しました。右端の配当利回りは、現在の利回りです

ETFとBDC銘柄を、利回りごとに「安全」「大丈夫」「普通」「危険」の4つに分類しました。円グラフの12時の方向から時計回りに利回りが上がっていきます。対象はETFとBDCだけなので、全体の比率ではありません。

10月に購入した銘柄は【JEPI】のみなので、「危険」の比率が先月の28.1%から29.2%に上がりました。

※利回り順に並べてカテゴライズしただけなので、必ずしも高利回りのものが危険というわけではありません

ETFの運用会社の比率も調べました。【JEPI】を新規購入したので、JPモルガン社が1.6%で初登場です。正式な会社名はJPモルガン・アセット・マネジメントのようです。その他の運用会社は少しずつ比率が減りました。

最終的にはバンガード社以外は似たような比率にしたいですね。

今月は【JEPI】を新規購入しましたが、グローバルX社から【XYLD】が新発売されました。この2つのETFの比較は難しいですね。

そろそろ年末なので、個別株を売って少し損出しをしようかなと検討しています。ただ、売った個別銘柄を再度買うのではなく、まったく異なるETFを購入しようかなと考えています。