1478(iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF)を徹底分析!

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今回は、【1478】(iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF)を徹底分析します。

 

■このページの概要■
序盤はETFのコンセプトについて
前半は、全銘柄紹介、業種比率、最新の分配金情報など
後半は
ライバルの高配当ETFと組入銘柄や業種の違い、分配金利回り、増配率、トータルリターン、過去に買った場合のYOC、将来YOC予想などを比較

 

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8つの日本株高配当ETFの純資産総額をチェック

2月の後半に、東証に上場している日本株高配当ETF8つを比較したコンテンツを公開しました。

そのときに公開した、日本株高配当ETFの1月末の純資産総額と、6月26日の純資産総額を比較します。

1月末の時点では、野村アセットマネジメントの【1577】が730億円ほどで、もっとも規模が大きかったです。現在は、同じ野村アセットマネジメントの【1489】が1001億円で、最大規模となりました。1000億円の大台に乗りました。1位と2位が逆転したわけですね。

ちなみに、グローバルX社の【2564】も最近の売れ行きが好調です。

大和のiFree高配当40【1651】、日興の上場高配当【1698】、野村の株主還元【2529】も売れ行きはまずまずです。

今回紹介するブラックロック社のiシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF1478】の純資産総額は520億円から530億円なので、あまり変化していません。純資産総額は3、4番手争いです。
コンテンツの後半では、この中から5つのETFのデータ比較を行います。今回は分配金利回りの低いETFを中心に比べます。

なお、【1489】【1698】【1577】【2564】はすでに個別ページを作成しましたので、もしよかったらご覧ください。

 

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1478(iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF)の基本情報

まずは1478の基本情報です。

正式名称は「iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF」です。略称は「iSMSCI高配当」

ベンチマークの「MSCIジャパン高配当利回り指数」は、配当利回りの高さに加え、配当の継続性、配当性向、企業の財務体質にも注目して算出される指数。

設定されたのは2015年10月。約8年弱が経過しており、それなりの実績があります。

経費率は0.209%。国内高配当ETFの中で最も低いですね。

過去1年分配金と現在の株価で算出した2023年6月27日の「分配金利回りは2.76%」。高配当ETFの中では少し低いです。

分配金は2、8月の年2回

決算日(権利確定日)は9日。その2営業日前に保有していれば分配金が貰えます。平日の場合は7日ですね。休日などが入る場合は、前にずれます。分配金の支払いは決算日の40日後ぐらい。2023年2月分は3月20日でした。

2023年6月26日の終値は2897円。1株から購入可能なので、3000円あれば購入可能です。

 

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ベンチマークの「MSCIジャパン高配当利回り指数とは 」とは

それでは1478の銘柄選定について、見ていきましょう。このETFは「MSCI JAPAN 高配当利回り指数」との連動を目指します。

親指数は「MSCI JAPAN 指数」です。これは日本に上場する大・中型株を対象にしたインデックスです。2023年5月末の時点で237銘柄が採用されており、日本株市場の約85%をカバーしています。この指数に採用されている銘柄から選びます。

構成銘柄の選択方法は、配当利回りの質に関するスクリーニングをします。

(1)配当性向が正。無配や収益マイナスを除外
(2)配当性向のトップ5%を除外
(3)5年間で配当金が減少している銘柄を除外
(4)ROEや負債・自己資本比率、直近5年の収益変動性から算出するクォリティ・スコアがマイナスの銘柄を除外
(5)1年間の株価パフォーマンスがマイナスである銘柄群の下位5%を除外

残った銘柄から、元指数であるMSCIジャパン指数の配当利回りの130%を超える利回りの銘柄を選択します。ここで配当利回り1.3倍というスクリーニングをするわけですね。

 

【1478】の銘柄のコンセプトと銘柄入れ替えルール

1478のコンセプトと銘柄入れ替えについてです。

ベンチマークの「MSCIジャパン高配当利回り指数」は配当利回りの高さだけではなく、配当性向、配当の継続性、ROE、自己資本比率、収益の変動性など企業の財務体質まで勘案して、銘柄を選択しています。

「MSCIジャパン高配当利回り指数」は、年2回、5月末と11月末に銘柄の入れ替えを行います。

ウェイト付け方法は、時価総額加重平均です。規模の大きな銘柄の比率が高くなります。ただし、最大ウエイトは5%で、1つの銘柄の比率が高くなりすぎないようにします。

構成銘柄数は、30から100銘柄程度。リートは含みません

米国のETFで例えるなら、同じブラックロック社の【HDV】と少し似ています。

 

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1478はどんな銘柄で構成されているのか?

それでは1478の組入銘柄について、見ていきましょう。

1478の組入方式は時価総額加重です。1銘柄の最大ウエイトは5%で、5月末の銘柄入れ替え時に上位10銘柄は5%上限に近かったので、上位銘柄は時価総額順とはやや異なる結果になっています。

5月末に銘柄入れ替えから1カ月で株価が上がった商社の三井物産、伊藤忠の比率が5.7%や5.4%まで増えており、首位と2位です。

上位10銘柄で51%、20銘柄で79.9%を占めており、結構集中投資です。全38銘柄と少ないので、必然的に上位銘柄の比率が高くなります。

情報・通信業が10~12位に並んでいます。ソフトバンク、日本電信電話、KDDIの携帯の三大キャリアですね。

上位20銘柄には、卸売業、輸送用機器、保険業、食料品、建設業、化学が2銘柄ずつランクインしています。

全38銘柄についても見ていきましょう。右から3列目の業種は東証33業種です。業種ごとに色をつけています。かなりカラフルですね。業種による偏りは少なく、満遍なく入っていると言えます。

全銘柄の加重平均利回りは3.39%ですが、分配金の利回りは2.76%と少し乖離しています。

 

【1478】とTOPIXの関係

それではTOPIX(東証株価指数)との違いについて見ていきましょう。TOPIXは東証に上場している日本株をほぼ時価総額加重平均で組み入れているため、企業の規模の大きな順ですね。

この表はTOPIXの上位50銘柄です。表の右側にTOPIXの組入順位と比率、【1478】の組入順位と比率です。TOPIXは5月末、1478は6月26日のデータです。

TOPIX上位50銘柄中、12銘柄が【1478】に入っています。どちらも時価総額加重平均のため、1478の12銘柄は組入れ上位12銘柄です。

 

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1478の業種組入比率をチェックしよう

【1478】の組入銘柄の業種比率を円グラフにしたものです。

トップが情報・通信業で15.2%輸送用機器が14.4%。卸売業が13.3%、建設業が10.1%。この4業種で52.8%で半分強を占めています。以下、保険業、食料品、化学、電気機器、機械と続いています。

情報・通信業、建設業、食料品などが上位におり、高配当ETFの中では上位に景気敏感セクターが少ないといえそうです。

 

業種ごとの組入銘柄をチェックしよう

全38銘柄を業種別の多い順に並べて見ていきましょう。東証33業種中17業種があります。全銘柄が38銘柄と少ないですが、比較的業種は分散されています。

トップの情報・通信業には比率4%台でソフトバンク、日本電信電話、KDDIが入っており、2位の輸送用機器は比率5%台でトヨタ自動車、本田技研、3位の卸売業も比率5%台で三井物産と伊藤忠。つまり、携帯電話、自動車、商社の日本を代表する企業が複数入っており、比率も高いです。これが【1478】の特徴と言えます。

 

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1478の分配金を確認しよう

ここからは分配金について見ていきましょう。

まずは【1478】のこれまでの分配金です。年2回支払われます。分配金額は直近の2024年2月が44円です。グラフにしてみていきましょう。

 

【1478】の分配金の推移は?

分配金の推移です。

2020年と2021年は年間57円とやや低迷していましたが、2022年の8月は49円と一気に増え、年間76円になりました。2023年は年間69円とやや低調。直近2024年の2月は44円と好調です。

 

【1478】の分配金と株価の関係

過去1年分配金と株価の比較です。

2022年の8月に分配金が一気に増えました。直近の株価はかなり上昇しています。

 

【1478】を過去に買った場合は?

株価、利回り、YOCです。赤い線が利回りで、分配金利回りのことです。過去1年分配金を株価で除して計算しました。

青い線の株価は、最近急上昇しています。

赤い線の利回りは、やや不安定です。3.5%を超えることも、2.5%以下もあります。平均分配金利回りは2.8%なので、現在の利回りは少し低いです。

黄色の線が、YOCです。Yield on Costのことで、過去にこの銘柄を買った場合、現在における取得価額に対する利回りのことです。この黄色の線が左肩上がりの場合は、株価好調&増配傾向にあるといえます。

2016年6月や2020年7月頃に購入していれば、現在YOCは5.1%ほどになっていました。長期で見ると、分配金は増えていますね。

 

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日本株高配当ETFの基本データを比較

ここからは後半戦。【1478】とライバルの日本株高配当ETF、計5つを比較します。【1478】は高配当ETFの中でも分配金利回りが低いので、似たような利回りの3つのETFと、利回りの高い【1489】の計5つで比較します。

ブラックロック社の【1478】、野村アセットマネジメントの【1489】【2529】、大和アセットマネジメントの【1651】、アセットマネジメントONEの【1494】を比べます。

ETFの背景色は運用会社のコーポレートカラーにします。ブラックロックが黒色、野村があずき色、大和は紫色、ONEは青色という感じです。ただし野村は2つあるので、【2529】は黄色にします。今後のグラフ内で使用するカラーをこれで統一します。

表内の数値が赤色は、他のETFよりも秀でているという意味です。オレンジ色は赤色に次ぐ2番手グループという意味です。

設定年は【1478】が2015年ともっとも古いです。

経費率は【1478】【1651】が0.209%と一番低いですね。

純資産総額は【1489】がトップで、【1478】が2番手です。

分配金の支払いは基本的に年4回ですが、【1478】【1494】は年2回です。

現在の利回りは【1489】が約4.4%と高く、【2529】が3.1%、【1494】が3.0%、【1478】が2.8%、【1651】が2.1%。

最初に説明しましたが、【1489】以外は分配金利回りの低めの高配当ETFです。財務の健全性や増配などに重きを置いています。時価総額加重平均の場合、利回りは低めとなります。

 

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業種と上位銘柄を比較する

それでは組入銘柄の業種を比較します。

それでは組入銘柄の業種を比較します。【1478】の上位銘柄は【1489】以外と似ています

【1478】の1位の情報・通信業は【1651】の3位、【2529】の5位です。

【1478】の2位の輸送用機器は【1651】の4位、【1494】の9位です。

【1478】の4位の建設業は【1494】の1位、【2529】の3位です。

ちなみに【1478】の3位の卸売業はどの高配当ETFでも上位にほぼ必ずいます。

 

上位組入銘柄を比較しよう

組入上位10銘柄を比較します。

【1478】と似ているのは【1651】でしょうか。卸売業の三井物産、伊藤忠輸送用機器のトヨタ自動車、本田技研がどちらもトップ10に入っています。

【1494】と【2529】が少し似ていますね。上位業種は建設業、化学、卸売業です。【2529】はそれに加えて電気機器が上位にたくさん入っています。

【1494】は10年以上の連続増配銘柄が中心で、しかも利回り加重なので、マイナー銘柄が目立ちます。【2529】は株主還元を重視しており、多少マイナー銘柄があります。

それに対して【1478】【1489】【1651】は大型銘柄中心ですね。

上位10銘柄の合計比率は【1489】【1494】【2529】が30%台で、それなりに分散されています。【1478】【1651】は50%前後なので、やや集中投資です。

 

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分配金利回り推移を確認しよう

それでは2014年以降の分配金利回りの推移を比較しましょう。利回りは過去1年分配金から算出しました。株価は月に1度、月末のものです。

分配金を支払い始めてから1年後から利回りが出ますので、【1478】以外は、途中からの登場です。

現在の利回りは【1489】が4.3%で一番高く、【1478】は約2.7%です。どのETFも最近1、2カ月で株価が上がったため、利回りは少し下がっています。とくに、【1651】はかなり下がっていますね。

平均利回りも【1489】がもっとも高く3.9%、【1651】が3.1%、【1494】が3.0%、【2529】が2.9%、【1478】は約2.8%です。【1489】以外は3%前後でほぼ互角です。

 

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トータルリターンを比較する

トータルリターンを比較します。トータルリターンとは分配金を再投資した株価リターンのことです。手数料や税金は考えません。2023年6月27日基準のデータです。参考までに、一番右にTOPIX連動型ETF【1306】のデータも入れておきます。

一番左の【1478】と、一番右のトピックス【1306】を比較してみてください。すべての期間で【1478】が上回っています。

1年、3年リターンは【1489】がもっともよく、【1651】が2番手、【1478】は3番手です。5年リターンは【1651】が11.7%、【1489】が11.4%で続き、【1478】は10.4%で3番手です。

【1478】は【1489】と【1651】にはやや劣りますが、【1494】【2529】【1306】よりは成績が良いです。

 

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過去に買った場合の取得価額に対する利回り(YOC)は?

過去にETFを購入していた場合、現在、取得価額に対する利回り(YOC)はどのくらいになっているかというグラフです。いわゆる自分利回りというやつです。

グラフが左肩上がりなら、株価が好調で増配しているという意味です。

一番右端の数値が、2023年6月27日現在の利回りです。それぞれのETFの一番左端の数値が、設定されたときに購入していた場合の現在のYOCです。

たとえば黒色の【1478】の現在の利回りは2.7%ですが、2015年10月に購入していたら現在のYOCは4.2%になっています。

いずれのETFも好調です。あずき色の【1489】は現在の利回りが高く、過去に買った場合のYOCも好調です。

黒色の【1489】は青色の【1494】、オレンジ色の【2529】と重なっている部分が多いです。
この3つのETFはライバル関係という考え方もできます。【1478】は財務健全、【1494】は増配、【2529】は株主還元がコンセプトなので似ていますね。

 

米国高配当ETF【HDV】【VYM】と比較しよう

それでは米国高配当ETFの代表格【VYM】【HDV】と過去YOCを比較してみましょう。黒色が【1478】あずき色が【VYM】青色が【HDV】です。

なかなかいい勝負です。【1478】は同じブラックロック社の【HDV】とは少し利回りや過去YOCに差がついています。それよりも【VYM】と近いですね。

 

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増配率を確認しよう

増配率を見ていきましょう。表の上段は1年ごとの過去1年分配金と、前年からの増配率です。背景がピンク色がマイナスです。

表の下段は現在を起点とした1~5年の増配率。年平均をCAGRで計算します。背景のオレンジ色が濃いほど、増配率が高いという意味です。この部分をグラフにします。

 

1年増配率をグラフにして比較する

赤い棒グラフが1年増配率です。

この1年は分配金が好調のため、いずれのETFも増配率が高いですね。【1478】は42.9%【1489】は28%です。【1651】だけがマイナスです。

 

3年以上の増配率をグラフにして比較する

2、3、4、5年増配率を見てみましょう。【1651】は5年増配率がなく、【2529】は4年と5年増配率はありません。

すべての期間で【1489】がトップです。もっとも低い数値でも5年増配率の13.7%なので素晴らしいです。

【1478】はいずれの期間も安定しています。【1494】とデータが少し似ており、ライバル関係のようにも見えます。

【2529】は設定から日が浅く、2年と3年増配率しかありませんが、2年増配率32.7%、3年増配率16.3%と高いレベルです。

【1651】は、この中で唯一苦戦しています。ほとんど増配しておらず、分配金は横ばいですね

 

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増配率を使った将来YOCを予想する

それでは、いま日本株高配当ETFを購入したら、将来の利回りYOCがどのくらいになるのかをシミュレーションします。現在の利回りに過去の増配率を当てはめて計算していきます。

増配率は2、3、4、5年の4パターンを使います。「再投資しない。税引き前」という設定にします。

現在の分配金利回りは【1478】が2.76%、【1489】が4.36%、【1651】が2.10%、【1494】が3.02%、【2529】が3.09%です。(2023年6月27日のデータ)

まずは2年増配率です。2年増配率は【1478】が16.4%、【1489】が37.5%、【1651】が-0.5%、【1494】が6.4%、【2529】が32.7%でした。

20年目のYOC予想は、首位は【1489】で1859%、2番手は【2529】で664%、3番手は【1478】で49.8%でした。日本の高配当株はここ1年の分配金がかなり増えたこともあり、とてつもない数値になっています。

このデータはあまり参考にならないかもしれません。

 

3年増配率を使用した将来YOC予想は?

続いて3年増配率です。

3年増配率は【1478】が8.3%、【1489】が19.2%、【1651】が1.2%、【1494】が10.1%、【2529】が16.3%です。

20年目のYOC予想は、首位は【1489】で122%、2番手は【2529】で54.1%、3番手は【1494】で18.8%でした。【1489】と【2529】が再び素晴らしい数値を叩き出しましたが、ポジティブすぎるシナリオのように思えます。

 

4年増配率を使用した将来YOC予想は?

それでは4年増配率です。【2529】はデータがないでの4つのETFです。

4年増配率は【1478】が7.5%、【1489】が14.2%、【1651】が1.0%、【1494】が10.2%でした。

20年目のYOC予想は、首位は【1489】で54%、2番手は【1494】で19.1%、3番手は【1478】で10.8%でした。【1494】と【1478】は現実的な数値かもしれません。

 

5年増配率を使用した将来YOC予想は?

最後は5年増配率です。【1651】と【2529】はデータがないでの3つのETFです。

5年増配率は【1478】が12.2%、【1489】が13.7%、【1494】が13.0%でした。

20年目のYOC予想は、首位は【1489】で50.3%、2番手は【1494】で30.8%、3番手は【1478】で24.6%でした。

全体的に見ると、【1651】を除いて増配率が高すぎる状態です。あまり参考にはならないですね。
この1年で一気に増えた分配金が、今後も継続するという仮定なので、現実的ではないような気がします。

ただ、【1489】と【2529】はいずれのデータも圧倒的でした。【1478】は財務の健全性をかなり重視しているので、相場が軟調になっても分配金は堅調に推移しそうな気がします。

 

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まとめ

【1478】は配当利回りの高さだけではなく、配当性向、配当の継続性、ROE、自己資本比率、収益の変動性など企業の財務体質を重視した高配当ETFです。(まだ発表されていませんが)長期保有の新NISA向きと言えそうです。

設定から8年弱が経過しており、それなりの実績があります。経費率は0.209%。国内高配当ETFの中で最も低いです。分配金は年2回で、利回りは3%を下回っています

情報・通信業、建設業、食料品などが比較的不況に強い業種が含まれています。商社、自動車、携帯キャリアの日本を代表する企業が上位に複数入っており、このETFの屋台骨といえます。

時価総額加重平均を採用しているため、安定した大型企業が上位を占め、株価や増配、トータルリターンは堅実に伸びています。

国内高配当ETFだと財務の健全を重視した【1478】は、増配の【1494】、株主還元の【2529】がライバルと言えそうです。トータルリターン、増配率、分配金利回りなどが拮抗しています。

米国の高配当ETFだと、同じブラックロック社の【HDV】とコンセプトは似ていますが、利回りなどを考えると【VYM】に近いです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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