2021年7月現在のアセット・アロケーションやポートフォリオの紹介と、保有銘柄の傾向と説明、将来の見通しです。
この1カ月で購入した米国株は?
この1カ月で新規に購入したのは、BDC銘柄のエイリス・キャピタル【ARCC】、オウル・ロック・キャピタル【ORCC】、メイン・ストリート・キャピタル【MAIN】、ハーキュリーズ・キャピタル【HTGC】、ニューテク・ビジネス・サービシズ【NEWT】。そしてETFの不動産セレクト・セクターSPDRファンド【XLRE】です。
BDC銘柄は割高っぽかったですが、少しだけ打診買いしてみました。10数年前に開設して眠らせておいた楽天証券の口座を使いました。
買い増したのは、バンガード トータル Intl ストック(除く米国) ETF【VXUS】、バンガード 米国高配当株式ETF【VYM】、iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF【HDV】、SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF【SPYD】、アンプリファイ ハイインカムETF【YYY】です。
6月の権利落ちの前に仕込みました。
アセット・アロケーションは?
アセット・アロケーションです。1カ月前との比較では米日欧以外の株が少し増えました。
債券ETFを含めたポートフォリオは?
先ほどのアセット・アロケーションをセクター別ポートフォリオに変換しました。今月からBDCが新たに登場です。
株式のセクター比率は?
株式ETFの中身をGICSに基づいてセクター分類し、個別銘柄と合わせてセクター分けをしました。金融が最多の14.8%で、資本財が14.3%、ヘルスケアが12.8%、一般消費財が11.7%、情報技術が11.2%、生活必需品が11.2%と続いています。上位6セクターが11~15%の中に入っており、拮抗しています。BDCを金融に入れたので、金融がトップになりました。
ETFと個別銘柄のポートフォリオは?
ETFと個別銘柄のポートフォリオです。今月から日本株も含めたものにしました。米国株扱いの銘柄は、ETFが14銘柄、BDCが5銘柄、個別株が21銘柄です。【PFFD】と【YYY】はETF(債券)に入れています。ETFは【VYM】を除いて、最終的に1銘柄あたり全体の5%以内に抑えたいところです。
※「日本株」や「ETF」の比率が他のグラフと微妙に異なっているのは、【VXUS】の中に日本株があったり、日本のETFがこの円では「ETF」に含まれておらず、「日本株」に入っているためです
ETFを個別銘柄に分解すると?
ETFの中身を分解し、個別銘柄を組込比率順に並べました。BDCは個別銘柄と同じ扱いにしました。米国債券と日本株はまとめています。トップのアッヴィ【ABBV】は2.6%です。個別銘柄の比率が3%を超えないように分散するつもりです。
個別で買っていない銘柄で比率が0.8%を超えるのはマイクロソフト【MSFT】が1.0%、アップル【AAPL】が0.9%です。組込比率0.8%以上は全部で20銘柄です。
マイ・ポートフォリオの推移
この5カ月でマイ・ポートフォリオはどう変化したのでしょうか? 表にまとめました。やがて上位がBDCだらけになりそうな悪寒がします。
※YOCは、購入額あたりの利回りです。配当利回りは現在の利回りです
ETF・BDC銘柄の危険度ランク分け
ETFとBDC銘柄を、利回りごとに「安全」「大丈夫」「普通」「危険」の4つに分類しました。円グラフの12時の方向から時計回りに利回りが上がっていきます。対象はETFとBDCだけなので、全体の比率ではありません。
一番最後の銘柄の比率が高いのが気になりますね。利回りの高い銘柄を買いたくなるところですが、この4種類の比率のバランスを崩さないように気をつけたいです。
ETFの運用会社は?
ETFの運用会社の比率も調べました。先月からの比較ではブラックロック、ステートストリート、アンプリファイ社の割合が増えました。
今後の予定
シニアローンの【SRLN】か、新興国債券ETF【HYEM】【EMLC】などが少し気になっています。あとは、今月買い始めたBDC銘柄を買い増そうかなと考えています。