高配当ETF【SPYD】のデータをさまざまな角度からまとめてみた!

ステート・ストリート社のSPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF【SPYD】は、S&P500の配当利回りの高い80銘柄を均等に組み込んだETFです。このETFについて、最近の構成銘柄の変化、組込銘柄の傾向、株価の動き、配当利回りの変化、他のETFとの類似性などを調べてみます。

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【SPYD】のセクター別のファンド構成比は?

【SPYD】に組み込まれている銘柄のセクター別の組込比率です。GICS(Global Industry Classification Standard)で分類されています。金融の割合が最も多く、不動産、公益事業、エネルギーと続いています。金融と不動産の割合が多く、資本財がないのが特徴ですね。

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【SPYD】にはどんな銘柄が組み込まれているのか?

【SPYD】の組込銘柄数は79銘柄です。円グラフにしました。【SPYD】は1月と7月にS&P500の配当利回りの高い80銘柄を1.25%ずつ均等に組み込みます。組込割合の高い銘柄はその時と比較して株価が上がった銘柄です。全体的にあまり差はでません。

※上位30銘柄とメジャーな銘柄はティッカー・コードを追加しました

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【SPYD】の上位組込銘柄はどんな会社か?

【SPYD】の組込比率上位20銘柄です。データの中身は2020年11月初旬のものです。上位組込銘柄は、7月の銘柄入れ替え時と比較して株価が上がったため配当利回りが下がった場合がありますので、次回2021年1月の銘柄入れ替えで除外される可能性もありそうです。現時点のS&P500の配当利回りの上位80番目は4%ぐらいです。配当利回りが4%を切っていると除外対象ですね。

 

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過去の組込比率上位20銘柄の比較

上位順位20銘柄の推移です。【SPYD】は毎年1月と7月に組み換えがあります。下の表では1月と7月の下旬に銘柄の入れ替えがありましたので、太い線を引いておきます。組み換え直後は比率が均等なので、順位にあまり意味はありません。最近は生活必需品とヘルスケア・セクターが上位から姿を消し、金融が増えていますね。

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【SPYD】上位24銘柄は主要7ETFには組み込まれているのか?

【SPYD】の組込比率1%以上の24銘柄は、他のETFには組み込まれているのでしょうか? その一覧が下の表です。左から高配当【SPYD】【HDV】【VYM】【DVY】、連続増配【VIG】、S&P500【VOO】、米国全体【VTI】、ダウ30平均【DIA】、ナスダック100【QQQ】です。表内の数字は組込順位一番上の行をクリックすると、その項目の順番に並び直します。同じ箇所を続けてクリックすると数値の大小が逆になります。試してください。

※「Tik」はティッカー・コード、「配利」は配当利回りです。配当利回りは2020年11月頭の株価から算出しました。【SPYD】は7月の時点で均等に組込、【DIA】は株価の高い順が組込順位なので、この2つの組込順位はそれほど重要ではありません。

Tik 配利 SPYD VYM HDV DVY VIG VOO VTI DIA QQQ
IVZ 4.5 1 208 79 488 724
IP 4.7 2 117 2 305 344
VIAC 3.3 3 120 5 308 357
RF 4.7 4 142 15 385 456
AVGO 3.7 5 19 39 40 17
PSA 3.5 6 163 179
CMA 6.0 7 193 67 473 720
FITB 4.7 8 121 8 318 359
XRX 5.2 9 231 499 940
TFC 4.2 10 52 13 122 125
LEG 3.8 11 192 73 471 707
VTR 4.5 12 311 347
DOW 5.8 13 65 157 165 27
NWL 4.9 14 178 65 456 630
EXC 3.8 15 66 27 158 166 49
DUK 4.2 16 43 16 97 95
CFG 5.7 17 145 18 391 464
WELL 4.4 18 158 36 254 259
HBAN 5.8 19 412 512
STX 5.0 20 132 21 390 463

【SPYD】の上位銘柄は、【VYM】【VTI】【VOO】に組み込まれていますが、組込順位が低いですね。このあたりが【SPYD】の不安定さを物語っているかもしれません。【HDV】にはあまり組み込まれていません。

ファンドオーバーラップで他のETFとの比較する

ファンドオーバーラップを使って、他のETFとの重複割合を調べてみましょう。以下のようになりました。【SPYD】と【VIG】はまったく重複していません。ナスダック【DIA】、IT系のETF【QQQ】や【VGT】とも重複率が低いですね。

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今年に入ってからの配当利回りは?

2020年に入ってからの【SPYD】の株価と配当利回りを見てみましょう。過去1年の年間配当額から算出しました。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。配当利回りは4.5%前後で推移していましたが、2月半ば以降は株価が下がったため、3月23日には配当利回りが約8.6%まで上昇しました。現在は株価が半分ほど回復しましたが、減配があったので、配当利回りは5.4%です。

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【SPYD】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去に【SPYD】を買った場合、現在の購入単価当たりの配当利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から約4年前までの株価、配当利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、やや大雑把です。

2020年11月6日の終値は28.19ドル、過去1年の配当金額は1.5227ドルなので、現在の配当利回りは約5.4%です。過去4年の平均配当利回りは約4.78%です。コロナ・ショックで下がった株価の回復が今ひとつで、今年は大幅減配があったので、早い時期に買ってもYOCは上がりません。コロナ・ショック時の2020年3月に買っていればYOCは6.2%前後まで上がっています。

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【SPYD】の今後の配当予想は?

現在の過去1年配当金額(1.5227ドル)と1、2、3、4年前の同時期の過去1年配当金額(1.6925ドル、1.8878ドル、1.6082ドル、1.2601ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。【SPYD】株を2020年11月6日の終値28.19ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。


年間増配率は過去1年がマイナス10.0%、過去2年がマイナス10.2%、過去3年がマイナス1.8%、過去4年が4.8%でした。現在の配当利回りは5.4%です。もっとも増配率が低い過去2年のペースで増配が続くと10年後のYOCは1.8%、20年後のYOC0.6%になります。もっとも増配率が高い過去4年の増配と同じだと10年後のYOCは8.7%、20年後のYOCは14.0%になります。将来YOC予想は、順調に増配し続けている場合はある程度傾向が予想できますが、減配があった場合は数値がバラバラになってしまいます。

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まとめ

いかがでしたか? 【SPYD】は直近2回の配当が前年同期比で大幅マイナスとなりました。コロナ・ショック後の株価の戻りも今ひとつです。今後も不透明です。

 

 

 

 

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