マネックス証券が「米国株定期買付応援キャンペーン」を開始。米国の主要19ETFの買付手数料が実質無料に!

マネックス証券では2021年6月6日より、米国株取引で定期買付サービス(配当金再投資・毎月買付)の取扱いを開始しました。

このサービスを利用した契約数が順調に増えており、今回は定期買付サービスで人気の米国ETFの10銘柄の買付手数料(税抜)を全額キャッシュバックする「米国ETF10銘柄対象 米国株定期買付応援キャンペーン」を始めました。

対象銘柄は2021年6月6日~6月29日の期間で、定期買付サービス(毎月買付・配当金再投資)の設定が多かった米国ETF上位10銘柄です。ただし、以前から行っている「USAプログラム(米国買付応援プログラム)」対象銘柄は上位10銘柄の集計から除外してます。

 

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基本情報を確認しよう

今回のキャンペーンの期間は、2021年7月16日~2021年9月30日。買い取引を行った際の手数料(税抜)が後日、キャッシュバックされます。

今回は「米国株定期買付応援キャンペーン」ですが、定期買付サービスではなく、通常の購入でもキャンペーンの対象となります。ただし、購入手数料のかからないNISA口座は対象外です。

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どんな銘柄が対象なのか?

それでは今回のキャンペーン対象となる10のETFについて説明します。

【SPYD】……高配当ETF。S&P500の中から利回りの高い80銘柄を均等に投資。年2回、1月と7月に銘柄の入れ替えを行うため、その際に大幅に採用銘柄が変化します。詳細はこちら

【VYM】……高配当ETF。配当利回りが平均を上回る銘柄を、時価総額加重平均で組み込みます。大型銘柄の比率が高いですが、組込銘柄数が約400と分散されています。詳細はこちら

【HDV】……財務が健全な高配当銘柄を時価総額加重平均で組み込みます。約80銘柄。年4回の銘柄入れ替えがあり、減配リスクのある銘柄を除外しています。株価の下落時はなかなか強いですが、上昇時の伸びは今ひとつです。詳細はこちら

【PFF】……米ドル建ての優先株式やハイブリッド証券が対象。議決権などがない代わりに、利回りが高くなっています。株価の変動はあまりありません。毎月分配型です。

【QYLD】……ナスダック100銘柄をカバード・コールというオプション取引で超高配当を実現。トータルリターンは【QQQ】を下回っています。毎月分配型です。詳細はこちら

【QQQ】……ナスダック市場に上場している時価総額上位100社を時価総額加重平均で組み込みます。金融銘柄は対象外です。GAFAM比率が高いのが特徴。詳細はこちら

【VIG】……過去10年間連続増配の銘柄を時価総額加重平均で組み込みます。暴落時の耐性に定評があります。詳細はこちら

【BND】……米国の投資適格債券市場全体に幅広く投資します。値動きがほとんどなく、安定しており、現金代わりに保有するケースもあります。毎月分配型です。詳細はこちら

【AGG】……米国の投資適格債券市場全体に幅広く投資します。値動きがほとんどなく、安定しています。【BND】とほぼ同じです。毎月分配型です。

【VWO】……ブラジル、ロシア、インド、台湾、中国、南アフリカなど、世界の新興国市場に幅広く投資が可能。時価総額加重平均型です。組込銘柄は約5000銘柄と膨大です。

表でまとめると

10ETFをまとめます。表の上段の5つは高利回りETFです。【SPYD】【VYM】【HDV】【PFF】【QYLD】

下段の5つは値上がり益が狙えて比較的安全な人気ETFです。【QQQ】【VIG】【BND】【AGG】【VWO】

※マネックス証券に記載されている並び順はSPYD、VYM、QQQ、VIG、HDV、PFF、BND、VWO、AGG、QYLDです。たぶんこれが売れ行き順だと思います。便宜上、並び替えました

 

ちなみに、マネックス証券ではUSAプログラム(米国ETF買付応援プログラム)というキャンペーンも行っています。こちらは期間は無限(今のところ)で、買い付け手数料がキャッシュバックされます。対象のETFはVT、VOO、VTI、IVV、SPY、EPI、DHS、DLN、DGRWの9つ。今回の「米国株定期買付応援キャンペーン」と合わせると、19銘柄の買付手数料が実質無料となります。

 

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10個のETFを比較しよう!

キャンペーンの対象となる10ETFのデータを比較しましょう。グループは大きく2つに分けることができますね。前半の5つが高利回りでインカムが目的、後半の5つはキャピタルを狙います。【VWO】はやや微妙な立ち位置ですが。

利回りはどうか?

最初の5つが高利回りETFなので、利回りの比較では、はっきりと差が出ました。【QYLD】はスゴイですね。利回りは過去1年分配金を2021年7月16日の終値で除して求めました。

経費率に違いはあるのか?

次に経費率を比較しましょう。経費率というのは年間にかかる経費で、株価に織り込まれています。棒グラフが小さいほど、経費率が低くて優秀というわけです。10銘柄中7つが経費率0.1%以下です。人気ETFは経費率が低い傾向にあるといえます。

若干高いのはナスダック100のカバードコール【QYLD】が0.6%、優先株【PFF】が0.46%です。通常の高配当銘柄とは異なり、少し特殊な投資方法やアセットのため、仕方ないとも言えます。

どのくらい売れているのか?

運用総額はどうでしょうか? 最も売れているのがナスダック市場の上位約100銘柄を時価総額加重平均で組み込んだ【QQQ】で19.7兆円です。世界のETFの中でもSPY、IVV、VTI、VOOに次ぐ5番目に売れています。

左側の高配当5銘柄はあまり売れていません。なかでも売れているのが【VYM】で4.1兆円ほどです。

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トータルリターンを比較する

今度はトータルリターンを比較します。分配金再投資も含めたリターンです。まずは、過去1年と3年の短期のデータです。PORTFOLIO VISUALIZERを使用しました。

過去1年リターンは、2020年3月のコロナ・ショックのときにダメージの大きかった銘柄が良くなる傾向です。なので【SPYD】が50.5%と素晴らしい数値を出しましたが、そのまま鵜呑みにするのは剣呑です。

過去3年は短期間のデータとして、ある程度信頼できます。【QQQ】が28.2%と高リターンです。【VIG】が17.2%、【VWO】が11.7%、【VYM】が11.6%と続いています。

長期のリターンはどうか?

過去5年と10年のリターンはどうでしょうか? ここでも【QQQ】が圧倒的です。過去5年で27.9%、過去10年は21.3%と高水準です。【VIG】が2番目なのも同じですね。【VYM】も長期でも安定しています。

【VWO】は過去5年は11.9%といいですが、過去10年は今ひとつです。過去5年なら【QYLD】が11.2%となかなかです。

※【QYLD】は設定されてから日が浅いため、過去10年のデータは過去7年のものを使用しています。【SPYD】は設定されてから6年弱なので、過去10年データはありません

 

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過去の分配金はどのくらいか?

5年前の2016年7月に1万ドル投資し、分配金を再投資した場合の年間でもらえる分配金の推移です。税金は考慮しません。PORTFOLIO VISUALIZERを使用しました。

まずは高配当の5つです。分配金の合計は【QYLD】が6700ドル、【PFF】が2800ドル、【SPYD】が2700ドル、【HDV】が2100ドル、【VYM】が2000ドルでした。【QYLD】が圧倒的です。年平均だと1300ドルぐらいで、YOC約13%ですね。

高配当系以外のETFの分配金はどうか?

続いてインカムが目的ではないゾーンのETFの比較です。

分配金の合計は【VWO】が1600ドル、【BND】と【VIG】が1300ドル、【AGG】が1200ドル、【QQQ】が600ドルでした。

 

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過去3年増配率を使って今後の分配金を予想する

過去3年増配率を使って将来の分配金とYOCを予想します。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの利回りのことです。それぞれのETFを2021年7月16日の終値で買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。対象は高配当5銘柄【SPYD】【VYM】【HDV】【PFF【QYLD】にします。

購入金額は1万ドルにします。そうすると、年間分配金額から利回り(YOC)が一瞬で計算できます。たとえば、年間分配金額が300ドルなら利回り(YOC)は3.0%、年間分配金777ドルなら利回り(YOC)は7.77%になります。

過去3年増配率は【SPYD】が1.9%、【VYM】が5.6%、【HDV】が3.8%、【PFF】がマイナス5.8%、【QYLD】が2.5%でした。

この増配率を当てはめて計算すると、【QYLD】がとんでもなく高い数値になり、【PFF】がとても低くなるのが明らかです。この両銘柄は今後の分配金は増減があまりなさそうなので、増配率0.0%で計算します。

分配金を再投資しない場合

まずは分配金を再投資しないケースを見てみましょう。

もっとも成績が良かった【QYLD】の5年目の分配金額は1185ドル、10年目の分配金額は1185ドル。次点は【SPYD】で5年目の分配金額は523ドル、10年目の分配金額は575ドル。3番目が【HDV】で5年目の分配金額は416ドル、10年目の分配金額は501ドルでした。

 

 

分配金を再投資する場合

つぎに分配金を年1回再投資するケースを見てみましょう。税金は考慮しません。再投資する場合の分配金額は、現在と3年前の株価を比較して年平均騰落率を計算し、それを使って調整します。

もっとも成績が良かった【QYLD】の5年目の分配金額は1878ドル、10年目の分配金額は3341ドル。次点は【SPYD】で5年目の分配金額は634ドル、10年目の分配金額は905ドル。3番目が【HDV】で5年目の分配金額は480ドル、10年目の分配金額は712ドルでした。

 

分配金を再投資する場合(税引き後)

最後に分配金を再投資するケースで、税金を引いた額で計算してみましょう。分配金は28%の税金を引いた72%で計算します。

もっとも成績が良かった【QYLD】の5年目の分配金額は1195ドル、10年目の分配金額は1821ドル。次点は【SPYD】で5年目の分配金額は433ドル、10年目の分配金額は575ドル。3番目が【HDV】で5年目の分配金額は332ドル、10年目の分配金額は465ドルでした。

増配率を調整して0にしても、【QYLD】が圧倒的でした。

 

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まとめ

マネックス証券マネックス証券では今回の「米国株定期買付応援キャンペーン」SPYD、VYM、QQQ、VIG、HDV、PFF、BND、VWO、AGG、QYLDの買い付け手数料が実質無料になりました。2021年9月30日までと期間限定です。永久に続けばいいのにと思いますね。

いずれの銘柄も優秀ですね。人気なのがわかります。

そして、実施中のUSAプログラム(米国ETF買付応援プログラム)というキャンペーンでは、VT、VOO、VTI、IVV、SPY、EPI、DHS、DLN、DGRWが対象です。これらを合わせると、19銘柄の買い付け手数料が実質無料となります。

主要10ETFの買い付け手数料が無料になる「米国株定期買付応援キャンペーン」の公式サイトはこちら

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