金融株の配当目当ならウェルズ・ファーゴ【WFC】か?

スポンサーリンク

金融セクターは銀行、保険、証券会社のほかに、取引所、データ提供会社、資産運用会社、消費者金融などによって構成されています。日本で暮らす日本人にとっては、なじみの薄い企業もあります。さて、そんな金融セクターの代表銘柄といえば、ウェルズ・ファーゴ【WFC】が挙げられます。同セクターの他銘柄と比べた場合、どのようなものでしょうか? そこで、配当金と増配率をテーマに、金融セクターの企業を比較してみましょう。

スポンサーリンク

時価総額400億ドル以上の企業の配当利回りは?

以下がおもな時価総額400億ドル以上の巨大企業です。もっとも時価総額が多いのはバークシャー・ハサウェイ【BRK.B】ですが、無配です。

銘柄 ティッカー 配当利回り 時価総額(100万ド
バークシャー・ハサウェイ BRK.B なし 518110
JPモルガン・チェース JPM 2.98% 374200
バンク・オブ・アメリカ BAC 2.37% 279510
ウェルズ・ファーゴ WFC 4.08% 226640
シティグループ C 2.92% 158990
アメリカン・エキスプレス AXP 1.47% 98660
USバンコープ USB 2.96% 87570
CMEグループ CME 1.48% 77340
ゴールドマン・サックス GS 2.38% 74870
チャブ CB 3.00% 73130
モルガン・スタンレー MS 3.08% 70440
ブラックロック BLK 2.93% 68940
S&Pグローバル SPGI 0.92% 63050
PNCファイナンシャルサービシズ PNC 3.16% 62380
ブルックフィルド・アセットマネジメント BAM 1.19% 53730
チャールズ・シュワブ SCHW 1.66% 53463
インターコンチネンタル取引所 ICE 1.19% 52770
マーシュ・アンド・マクレナン MMC 1.83% 50770
アメリカン・インターナショナル・グループ AIG 2.40% 47453
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン BK 2.68% 43960
ムーディーズ MCO 0.93% 40330

 

スポンサーリンク

金融セクターの増配率と連続増配年数を比較

下のグラフは過去1、3、5の増配率と連続増配当年数です。全部で20社あります。なお、増配率がマイナスの部分は表示していません。

金融セクターは2012年のリーマンショックの頃に減配した企業が多いため、連続増配年数が10年を超える銘柄は少ないです。目立っているのは46年のS&Pグローバル【SPGI】、26年のチャブ【CB】ぐらいです。

 

スポンサーリンク

いま金融銘柄を買ったら、5年後YOCはどうなるか?

下の図は過去1、3、5の増配率をもとにした5年後の予想YOCと現在の配当利回りです。つまり今株を買うと、5年後に元本配当利回り(YOC)が何%になるかの予測です。

バンク・オブ・アメリカ【BAC】は米国を代表する銀行です。増配率、5年後YOC、10年後YOCいずれも高い数値です。2013年までほぼ無配で、最近5年ほどの増配率は高いです。元々ほぼ0からのスタートのため、増配率の数値が高くなりました。今後はもう少し、ゆるやかな増配率になりそうです。

シティグループ【C】も米国を代表する銀行です。こちらも2014年までほぼ無配で、2015年から一気に増配しました。バンク・オブ・アメリカ【BAC】と同じケースです。将来YOCは過去1年の増配率を元にしたデータに近くなりそうです。

 

スポンサーリンク

金融セクターの10年後YOCは?

次に過去1、3、5の増配率をもとにした10年後の予想YOCと現在の配当利回りです。今株を買うと、10年後に元本配当利回り(YOC)が何%になるかの予測です。

JPモルガン・チェース【JPM】は世界最大規模の金融グループです。ここ1年の増配率が凄まじいですが、将来YOCは過去3or5年の増配率を元にしたデータに近づきそうです。

モルガン・スタンレー【MS】は富裕層や機関をターゲットにした金融機関です。2014年以降、着実に増配を繰り返していますが、景気に陰りが見え始めています。

チャールズ・シュワブ【SCHW】は取引手数料を0にしたことで全米を震撼させた証券会社です。配当利回りは1.6%と高くないですが、ここ1、2年の増配率は群を抜いています。

ウェルズ・ファーゴ【WFC】は配当利回りが4%前後で、金融セクターの時価総額の多い企業の中ではトップクラスです。景気の見通しは他の金融機関同様に今一つのようです。

近い将来、世界的に景気の悪化が懸念されており、上記した米国の金融機関は株価と配当が下落する可能性がありそうです。そんな中、堅実なのはiシェアーズのETFでおなじみのブラック・ロック【BLK】。配当利回りは低いですが、S&Pグローバル【SPGI】やムーディーズ【MCO】など情報提供会社が無難かもしれません。

 

 

 

 

 

 

スポンサーリンク
ウィブル証券
BDC銘柄を特定口座で購入できるウィブル証券
スポンサーリンク

マネックス証券ではQYLD、XYLDなどの買付手数料無料キャンペーンを実施中!【PR】

マネックス証券では、米国ETFの買付手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを実施中です。

対象のETFは21。カバードコールETFの【QYLD】【XYLD】、人気高配当ETF【PFFD】【SDIV】【QDIV】【HDV】【SPYD】、定番ETF【VTI】【VOO】【VT】などバラエティに富んだラインナップ。

対象銘柄の詳細はこちら

まだの人は、この機会にマネックス証券で口座開設をしよう。

マネックス証券
スポンサーリンク
【PR】米国株の口座開設はこちら  SBI証券  楽天証券  マネックス証券  松井証券  ウィブル証券
BDCやCFD取引が気になる人は  IG証券の全口座(全般共通)  サクソバンク証券
CFD取引なら  DMM CFD  GMOクリック証券CFD

こちらのランキングに参加しております。応援クリックお願いします
 にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

個人投資家のブログをまとめたサイトです。素晴らしい記事がたくさんあります。

高配当&増配セクター内銘柄比較
スポンサーリンク
たかにんをフォローする