バスケットボールシューズをはじめ、スポーツ用品の世界No.1企業ナイキ【NKE】が2019年11月14日に増配を発表しました。
これまで四半期ごとの配当が0.22ドルだったのが、0.245ドルに上がります。年間配当は0.88ドルから0.98ドルになる予定です。増配率、年間増配率ともに11.4%です。2019年11月15日の株価は93.3ドル付近まで上がり、配当利回りは1.1%です。ナイキ【NKE】はダウ工業株30種に採用されていますが、2019年11月現在、配当利回りはビザ【V】に次いで2番目に低いです。
なお、ナイキ【NKE】の連続増配年数は18年です。
ナイキ【NKE】の過去の配当、年間増配率
次の配当落ちは11月29日です。表内の青字は予想です。
ナイキ【NKE】の今後の配当予想は?
現在と1、3、5年前の配当金額を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。ナイキ【NKE】株を2019年11月15日現在の93.3ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。増配率は過去1年が11.4%、過去3年が10.8%、過去5年が11.8%と毎年10%を超えています。現在の配当利回りは1.1%です。このペースで増配すると、10年後のYOCは2.9~3.2%になります。増配率は高いですが、元々の配当利回りが1%なので、なかなかYOCは上がりませんね。キャピタルゲインに期待したいところです。
ナイキが所属する一般消費財の時価総額上位銘柄を、配当利回りと増配率、将来予想YOCで比較して検証しました
一般消費財はマクドナルド【MCD】が一番か?
一般消費財セクターに含まれるのは、インターネット販売、レストラン、住宅、衣料、ホテル、自動車、アパレル、レジャーなどです。ここ100年以内に誕生したものが多く、富裕層向けのものもあります。なくても生活...
シスコ【SYY】も増配を発表しました
シスコ【SYY】が15%の大幅な増配を発表!
業務用食材販売のシスコ【SYY】が2019年11月14日に大幅な増配を決定しました。これまで四半期ごとの配当が0.39ドルだったのが、0.45ドルに上がります。年間配当は1.56ドルから1.8に上がる...
一般消費財セクターの有名株、マクドナルドについての検証記事です
決算がダメで不適切なCEOが辞めたマクドナルド【MCD】は今が狙い目か?
マクドナルド【MCD】は世界最大手のファストフードです。外食産業やチェーンストアとしても世界2位の規模を誇ります。連続増配年数は44年で、キャピタル、インカムともに期待ができると投資家には人気の銘柄で...