ブラックロック社の高配当ETFの9月分配金が決まりました。
【HDV】の今回の分配金は1株あたり1.2312ドルで、対前年同期61%増。そして、【DVY】の分配金は1.3458ドルで、対前年同期30%増。どちらも好調でした。
なぜ増配だったのかについて考えます。さらに【HDV】と【DVY】の分配金情報はもちろん、さまざまなデータを、代表的な高配当ETF【VYM】と比較していきます。基本情報、セクター、組込上位銘柄、重複率、利回り、過去YOC、増配率、トータルリターン、将来YOC予想などをご紹介。
HDVの期別分配金と過去1年分配金
今回ご紹介するETFは、どちらも分配金が四半期に一度支払われます。それでは、2017年以降の期別分配金と過去1年分配金を確認しましょう。背景が赤色のところはマイナスです。
まずは【HDV】の期別分配金と過去1年分配金を確認しましょう。一番右列の「過去1年分配金の対前年同期増減率」は、プラスだったり、マイナスだったりです。やや不安定と言えます。
HDVの期別分配金を棒グラフでチェック!
期ごとの分配金を1年ごとに重ねて棒グラフにしました。こうしてみると、右肩上がりです。2022年の3月と6月は前年同期よりも少なかったですが、今回の9月は大幅に増えました。年間トータルでも、昨年の2021年を上回るペースです。
過去10年増配率は6.3%です。まずまずです。
前回2022年6月の【HDV】銘柄入れ替えについて
さて、なぜ今回のHDVが大幅な増配になったのかを考えてみましょう。
【HDV】は年4回、3、6、9、12月に銘柄入れ替えをします。直近は9月16日頃に入れ替えが行われました。分配金が決定したのは23日なので、今回の分配金には関係ない可能性が高そうです。
前回の銘柄入れ替えの影響がありそうです。下の表は前回2022年6月の新加入9銘柄。右下の赤い数字に注目してください。
新加入銘柄の組込比率を加味した利回り、いわゆる加重平均利回りは5.79%です。かなり高いです。新加入銘柄の全体に占める割合は9.1%でした。
前回除外された銘柄は?
こちらは前回除外された9銘柄。
こちらも右下の赤字に注目してください。加重平均利回りは3.31%です。除外銘柄の全体に占める割合は12.02%でした。新加入と除外の単純比較だと、利回りは約2.5%もプラスになります。
前回6月の銘柄入れ替えで、利回りの低い銘柄を除外して、利回りの高い銘柄を新加入させたのが、今回9月の分配金大幅増の理由の一つと言えそうです。それと、今年の6月の分配金は前年同期と比べて少なすぎました。おそらく各銘柄の分配金のタイミングによるものだと思います。その分が今回の9月分配金に回されたとも考えられます。
DVYの期別分配金と過去1年分配金
さて、9月分配金に戻りましょう。今度は【DVY】の期別分配金を見てみましょう。こちらは一番右列の「過去1年分配金の対前年同期増減率」は、さきほどの【HDV】よりも順調です。
DVYの期別分配金を棒グラフでチェック!
期ごとの分配金の棒グラフを見てみましょう。【HDV】よりも分配金は伸びているようにも見えます。2020年はやや足踏みをしましたが、長期だと鮮やかに伸びています。
先ほどの【HDV】同様、3月と6月の分配金はイマイチでしたが、今回の9月は大幅に増えました。年間トータルでは、過去最高のペースです。
過去10年増配率は6.9%。先ほどの【HDV】より少しいいですね。
VYMの期別分配金と過去1年分配金
【VYM】も見てみましょう。1週間ほど前に分配金は発表されています。今回は【HDV】【DVY】と比較するために登場します。
一番右列の「過去1年分配金の対前年同期増減率」が、ほぼプラスです。かなり、順調に増配していることを意味しています。
VYMの期別分配金を棒グラフでチェック!
期ごとの分配金を1年ごとに重ねて棒グラフにしました。鮮やかに伸びているのが分かります。過去10年増配率は8.1%と素晴らしいです。
基本データを確認しよう
それでは、基本データについて見ていきましょう。表にまとめました。赤字は他のETFより優れており、オレンジ色はまずまずです。
【HDV】は財務が健全かつ持続的に平均以上の配当を支払うことのできる銘柄が対象。
【DVY】は過去5年間の配当成長率、適度な配当性向、過去5年間の配当の支払い実績などの条件に合った銘柄が対象。どちらもブラックロック社のETFで、似ています。【HDV】は組込上位に大型株が多く、【DVY】はややマイナー銘柄が多めです。
【VYM】は平均以上の配当利回りが予想される銘柄が対象。ベーシックな高配当ETFです。
設定されたのは【DVY】が一番早く2003年、【VYM】が経費率を低くして2006年に誕生、【HDV】が似たような低経費率で2011年に登場しました。
組込銘柄数は【VYM】が440ほどと最多で、【DVY】は約100銘柄、【HDV】は75銘柄と少なめです。
運用総額は【VYM】が約6.3兆円と多く、【DVY】が約3兆円、【HDV】は1.7兆円とまずまずです。
現在の利回りは【HDV】が約3.8%でもっとも高く、【DVY】が3.5%、【VYM】が3.3%です。
なお、今回のコンテンツでは、グラフや表がたくさん登場します。基本的にデータ内は【HDV】が青色、【DVY】が赤色、データの比較対象として登場する【VYM】はオレンジor黄色に統一します。
セクターの比率を確認しよう
セクター比率をチェックしましょう。いずれもGICSによる分類です。パッと見た感じ、3つのETFはバラバラです。
【HDV】はエネルギーが一番多く、ヘルスケアが二番目、この2セクターで約半分を占めています。
【DVY】は公益事業がトップで、金融が2位、こちらも2セクターで約半分を占めています。
【VYM】は金融がトップ、ヘルスケアが2位、生活必需品が3番手。3セクターで約半分ですね。
セクターの分散という意味では【VYM】がバランスがいいですね。ただし、金融セクターは高配当ETFの上位に組み込まれることが多いので、それが気になる人もいるかもしれません。
HDV、DVY、VYMの上位20銘柄をチェックしよう
3つのETFの組込上位20銘柄はどのようなものでしょうか?
まずは【HDV】です。エネルギーとヘルスケアが目立ちますね。上位10銘柄で全体の約53%、20銘柄で約77%なので、上位銘柄の影響が大きく出るETFと言えます。
【HDV】は配当金の総支払額によって加重平均しています。並び順は時価総額と配当利回りを掛けた数値のほぼ大きい順になります。表の右から2列目です
【DVY】の組込上位はややマイナー銘柄多し
次は【DVY】です。こちらは生活必需品セクターがやや多いですが、バランスが取れています。こちらは上位10銘柄で全体の約19%、20銘柄で約33%なので、【HDV】よりも上位の比率は低いです。
組込の基準は配当加重平均のようですが、どちらかというと、利回りを重視した加重のようです。表の右から3列目です。
【VYM】の上位銘柄は気にする必要はない!?
【VYM】です。上位組込銘柄のセクターは分散されており、背景の色がカラフルです。上位10銘柄で全体の23%、上位20銘柄で37%なので、なかなか分散されてます。
時価総額加重平均なので、時価総額の大きい順に並んでいます。表の右から3列目です。有名な企業が上位を占めます。
HDV、DVY、VYMの銘柄は重なっているのか?
ファンドオーバーラップ(etfrc.com)を使って、3つのETFに組み込まれた銘柄の重複比率を調べました。高配当ETFなど他の主要ETFとも比較します。
【HDV】は【VYM】と36%重複していますが、それ以外のETFとは3割を超えているものはありません。【DVY】【SPYD】【VTV】とは20%台とほどほどです。
【DVY】は【SPYD】と45%も重複しています。この両ETFは公益事業と金融セクターが多いことが共通しています。また、【DVY】は比較的利回りの高い順に銘柄を組み込んであり、【SPYD】はS&P500の利回りの高い80銘柄なので、中身が似ていることが推測できますね。
【VYM】は【VTV】と7割、【VIG】と5割、そして【VTI】や【VOO】と3割以上重複しています。いずれもバンガード社の時価総額加重平均型ETFなので、メジャーな大型株が上位にいることが考えられます。
【VOO】や【VTI】などのインデックスを保有している人にとって、【HDV】や【DVY】はかなり毛色が異なるので、サテライトとして持つといいかもしれません。
株価推移を確認
3つのETFの過去10年の株価推移です。
10年間で株価は【DVY】と【VYM】が2.10倍、【HDV】が1.67倍になりました。【HDV】がやや出遅れています。2020年3月のコロナ・ショック後は【VYM】の上昇が素晴らしかったですが、徐々に【DVY】が追いついてきました。
過去のトータルリターンを比較する
過去10年のトータルリターン推移です。2012年9月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合、2022年8月には【DVY】が2万9500ドル、【VYM】が2万8600ドル、【HDV】が2万3800ドルになっていました。株価推移と比べると、利回りの高い分、【DVY】が【VYM】に差をつけました。
過去のトータルリターン
過去1、3、5、10年のトータルリターンを比較します。過去3、5、10年いずれも【DVY】がもっとも成績が良く、【VYM】をアウトパフォームしています。【HDV】は過去1年リターンは素晴らしいですが、それ以外では少し遅れを取っています。
ETFの安定度などを比べよう
ETFの安定度などを比べましょう。最大ドローダウンは、計測期間における最大下落率です。マイナスの数値が小さいほど最大下落率が低いです。
シャープレシオとは、同じリスクを取った場合のリターンです。ソルティノレシオはシャープレシオの改良版で、相場が軟調の際の成績を示しています。ボラティリティは価格変動リスクです。数値が大きいほど値動きが激しいです。
最大下落率は【DVY】が少し劣っており、【HDV】はシャープレシオ、ソルティノレシオが今ひとつ。【VYM】がすべての値で好成績、安定しています。
10年前に1万ドル購入した場合の年間分配金額の推移
過去10年間の分配金額の推移はどうだったでしょうか。2012年9月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合の年間でもらえる分配金の推移です。税金は考慮しません。
10年間の分配金の合計は【DVY】が6200ドル、【VYM】と【HDV】は5800ドルでした。それほど差はありませんが、利回りと増配率のバランスの良い【DVY】が一番多いです。
これまでの利回りは?
3つのETFの利回りの傾向を調べてみましょう。過去10年です。利回りは過去1年分配金から算出しました。
【HDV】が高い時期が多く、【DVY】、【VYM】の順番です。
過去10年の平均利回りは【HDV】が3.46%、【DVY】が3.29%、【VYM】が3.01%です。
右端の数値は現在の利回りです。最近は平均よりも利回りが高くなっています。とくに【HDV】と【DVY】は今回の分配金が多かったので、利回りが一気に上がりました。
過去に買った場合の利回り(YOC)は?
過去にETFを買った場合、取得価格あたりの利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から10年前までのYOCを見ていきましょう。過去の購入したタイミングよる現在のYOCです。
この線が左肩上がりの場合は、株価が好調に伸びています。そして増配傾向の可能性も強いです。現在の利回りが右端です。
5年前に購入していた場合の現在のYOCは【HDV】が4.2%、【DVY】が4.2%、【VYM】が3.9%です。【HDV】と【DVY】がほぼ互角です。
10年前に購入していた場合だと、現在のYOCは【DVY】が6.8%と最も高く、【VYM】が6.4%、【HDV】は6.0%です。
いずれのETFもなるべく早い時期に買っておいた方がいいという結果になりましたが、【HDV】は少し苦戦しています。
過去10年の分配金額と増配率を確認しよう
これまでの年間増配率を比較します。2022年9月の分配金を基準として、過去1年間を遡って年間分配金とします。背景が赤色のところはマイナスです。
表の上部は1年後との分配金と増減率。【HDV】はマイナスが少しあります。ただ、わずかな数値です。
表の下部は過去1、3、5、7、10年の増配率です。いずれもプラスで、高いレベルで安定しています。
1年ごとの増配率を比較する
表の上部、1年ごとの増配率の変化をグラフにしました。
赤い線の【DVY】はすべての年でプラスで、5%以上がほとんどです。
オレンジ色の【VYM】もすべての年でプラスと安定しています。【HDV】は少し不安定ですが、トータルで見るときっちり増配傾向です。
過去1~5年、7年、10年の増配率を比較する
表の下部、過去1、3、5、7、10年の増配率をグラフにしました。
どのETFも手堅く増配しています。とくに【VYM】の成績が良く、【DVY】は過去1年を除くと【VYM】と互角です。
現在の利回りと増配率を使って将来YOCを予想する
最後に現在の利回りと、過去の増配率を使って、今後20年間の将来YOCを予測します。
現在の過去1年分配金額と3、5、7、10年前の同時期の過去1年分配金額を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来YOCを予想します。
つまり、それぞれのETFを2022年9月23日の終値で買った場合、過去の増配率の通りに今後も推移したら、YOCがどのくらいになるかという予測です。ちなみに、YOC(Yield on Cost)とは、取得価格あたりの利回りのことです。
検証するパターンは2つです。1つめは「分配金を再投資しない、税金を考えない」。もうひとつは「分配金を再投資する。税引後」で計算します。
この2つは結構データが似てきます。「分配金を再投資しない&税金を考えない」は額面上の数値と言ったところですね。「分配金を再投資する&税引後」は現実的な数値です。スタート時は「分配金を再投資しない&税金を考えない」が成績がよいですが、「分配金を再投資する&税引後」が徐々に迫ってきます。
現在の利回りは【HDV】が3.81%、【DVY】が3.48%、【VYM】が3.29%です。
過去3年の増配率を使った将来のYOC(利回り)予想
まずは過去3年の増配率で検証します。青が【HDV】、赤が【DVY】、黄色が【VYM】です。「分配金を再投資しない、税金を考えない」が実線、「分配金を再投資する&税引後」が点線で現わしています。
再投資する分配金額は、現在と3年前などの株価を比較して年平均成長率(CAGR)を計算し、それを使って調整します。分配金は28%の税金を引いた72%で計算します。
過去3年増配率は【VYM】【HDV】が4.9%、【DVY】が4.4%、【VYM】が4.7%でした。
もっとも成績が良かったのは【HDV】の再投資するケースです。10年後YOCは6.2%、20年後YOCは17.0%。
次点は【DVY】の再投資するケースです。10年後YOCは5.1%、20年後YOCは12.3%。【VYM】の再投資するケースも似たような数値でした。
過去3年増配率は似たような数値だったので、現在の利回りの高い【HDV】が好成績でした。
過去5年の増配率を使った将来のYOC(利回り)予想
今度は過去5年増配率を使ってYOC予想を検証します。
過去5年増配率は【HDV】が5.1%、【DVY】が6.6%、【VYM】が5.8%でした。
もっとも成績が良かったのは【DVY】の再投資するケースで10年後YOCは6.6%、20年後YOCは22.9%。
次点は【HDV】の再投資するケースで10年後YOCは6.3%、20年後YOCは17.7%。
過去5年増配率を使うと【DVY】が好成績でした。
過去7年の増配率を使った将来のYOC(利回り)予想
過去7年増配率を使ってYOC予想を検証します。
過去7年増配率は【HDV】が3.6%、【DVY】が6.6%、【VYM】が6.2%でした。
もっとも成績が良かったのは【DVY】の再投資するケースで10年後YOCは6.5%、20年後YOCは22.1%。
次点は【VYM】の再投資するケースで10年後YOCは5.8%、20年後YOCは17.8%。
過去7年増配率を使ったケースでも【DVY】が好成績でした。
過去10年の増配率を使った将来のYOC(利回り)予想
最後は過去10年増配率を使ってYOC予想を検証します。
過去10年増配率は【HDV】が6.3%、【DVY】が6.9%、【VYM】が8.1%でした。
もっとも成績が良かった【VYM】の再投資するケースで10年後YOCは7.1%、20年後YOCは30.4%まで伸びます。
次点は【HDV】の再投資するケースで10年後YOCは7.2%、20年後YOCは24.8%。
過去10年の増配率では【VYM】が強さを見せました。
将来YOC予想のまとめ
これまでの過去3、5、7、10年増配率を使ったYOC予想をまとめます。
左側が10年後YOC予想、右側が20年後YOC予想です。「なし」が分配金を再投資しない、税金を考えない、「あり」は分配金を再投資する、税引後です。
10年後YOC予想は「再投資しない、税金を考えない」と「再投資する、税引後」が似たような数値になっています。20年後YOCになると、税金を引かれても再投資をした場合の方が成績がいいですね。複利効果が出てきたと言えます。
YOC予想は現在の利回りと、過去の増配率によるデータです。10年後YOC予想は、現在の利回りの高い【HDV】がリードし、利回りと増配率どちらも安定している【DVY】もまずまずです。
20年後YOC予想になると、増配率によって成績の差がでてきます。20%を超えているのは【DVY】が3パターンありますが、15%を超えているのは【VYM】が4パターンで最多。
全体的に見ると、3つのETFは似たような成績と言えるかもしれません。
HDV、DVY、VYMのデータをランク付け
これまでのデータを「A」~「D」にしてランク付けしました。「A」が最高で、「B」はまあまあ、「C」は普通、「D」は良くないです。ただし、YOC予想は増配率と利回りを組み合わせたものなので、内容が重複している箇所がいくつかあります。
どのETFも高い数値のケースは、やや強引に差をつけました。相対比較が多く、主観も多少は入っているので、参考程度にしてください。
「A」の数は【HDV】が5、【DVY】が11、【VYM】が12です。【DVY】と【VYM】が多いですね。
「C」以下の数は【HDV】が6、【DVY】が1、【VYM】が3でした。【DVY】の安定度が光ります。
ランク付けすると、【DVY】がなかなかいいですね。
まとめ
2022年9月の分配金は【HDV】【DVY】どちらも大幅プラスでした。前年同期と比べて【HDV】は61%増、【DVY】は30%増でした。どちらも今年の3月と6月の分配金があまり多くなかったため、組込銘柄の分配金を支払うタイミングによって、今回増えた可能性があります。
【HDV】は6月の銘柄入れ替えで利回りの高い銘柄を多く組み込んだので、その影響も考えられます。
【HDV】は今回の銘柄入れ替えでも、前回同様に利回り上位銘柄を組み込んだので、次回12月も結構期待できそうです。
今回6月の【HDV】【DVY】の分配金が多かったため、過去1年分配金額は増えました。後半使用したデータは過去1年分配金がキモなので、【VYM】といい勝負になりました。前回6月終了時の段階では、両ETFはかなり苦戦していました。
増配率は【HDV】がわずかに劣りますが、いずれも高水準です。
過去の増配率を使ったYOC予想は、期間によって結果が異なりました。全体的にはほぼ互角でした。