ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】の増配額をポンドとドルで考える

世界的タバコメーカーのブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】から2019年11月20日に配当の支払いがありました。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】はADR銘柄で、配当を英国のポンドで支払った後に、ドルに替えるため、毎回微妙に金額が異なります。どのくらいの増配なのか気になるところですよね。そこで、ポンド建てとドル建ての両面から、過去の配当金をまとめて、増配率を計算しました。

なお、今回の配当は増配ではありません。昨年と同様なら、次の次の支払い(半年後)が増配になる予定です。2020年の2月28日頃に増配かどうかアナウンスされて、3月25日頃が配当落ちで、5月13日頃の支払いになると思います。ちなみに2019年11月19日の株価は37.2ドル、配当利回りは7.0%です。

 

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ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】の過去の配当、年間増配率

配当の支払いは2017年までは年2回でした。年4回になったのは2018年からです。2017年2月に1対2の株式分割が行われています。それ以前の配当は半分にして調整しました。ドル建ての増配は為替の影響で分かりづらいのですが、ポンド建ての年間配当を見ると、毎年増配されており、連続増配年数は19年です。

 

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】のポンド建ての年間配当と年間増配率

ポンド建てで年間配当と年間増配率をグラフにしました。きれいな右肩上がりです。

 

ポンド建てとドル建ての配当金を比較したグラフです。為替の影響でドル建てはデコボコですね。ちなみに、2019年の配当のポンド建て(201.05ポンド)は、ドル建て(2.61ドル)と比べると約77倍差があります。2019年11月20日現在、英国に上場している株価が約2860ポンド、米国のADR銘柄が約37ドルで、この差の約77倍と同じになります。

 

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ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】の今後の配当予想は?

ポンド建ての年間配当金額を現在と1、3、5年前で比較して増配率を計算し、ドル建てで将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】株を2019年11月19日の株価37.2ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。ポンド建ての増配率は過去1年が5.8%、過去3年が8.8%、過去5年が6.8%でした。現在の配当利回りは7.0%です。もっとも増配率が低かった過去1年のペースで増配すると10年後のYOCは12.3%に、増配率が高かった過去3年のペースの増配だと10年後のYOCは16.3%になります。

 

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ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】の株価は?


(ヤフーファイナンスより)

株価は2017年6月に73ドルが頂点で、その後はか下落して2018年12月には30ドルになりました。現在は少し回復して37ドルです。2018年以降、たばこ株は軒並み低調です。

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ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】の業績は?

売り上げは2017以降、伸びています。レイノルズを買収したためです。競合他社との営業利益率比較は、まずまずです。営業キャッシュフローマージンも30%前後で悪くないです。グラフの右端の「TTM」とは「Trailing twelve months」の頭文字を取ったもので、直前の12カ月(過去1年)という意味です。

 

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ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】の外国源泉徴収税率は?


通常のアメリカ株は、配当金の支払いから外国源泉税が10%引かれ、その後、日本で20.315%源泉徴収されます。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】はADR銘柄のため、外国源泉徴収税がかかりません。ただし、「外国手数料」がわずかにかかります。上の配当金支払い通知書では「外国手数料」が0.20ドルとなっています。配当金の総額26.09ドルに対して0.2ドル引かれております。つまり、外国手数料は0.766%かかるわけです。

 

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ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】の買い時は?


株価が現在の水準まで落ちた2018年の終盤以降は、配当利回りが高いですね。過去の傾向からなら、現在の配当利回り7%の今は「買い」です。

 

 

 

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