高配当ETF【VYM】を分析したら、安心できる理由が判明した!

バンガード社のバンガード 米国高配当株式ETF【VYM】は、個人投資家に人気の高配当ETFです。組み込まれているのは、全部で約400銘柄。2020年1月10日の分配利回りは3.05%、経費率は0.06%と低くてオトクです。そんな【VYM】を徹底検証しましょう。

 

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【VYM】の過去の配当、年間増配率は?

【VYM】の配当金と増配率のグラフです。増配率は年によってバラバラです。最近は5~10%に収まることが多いです。次回の配当落ちは3月25日前後の予定です。

 

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【VYM】の今後の配当予想は?

現在と1、3、5年前の配当金額を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。【VYM】株を2020年1月10日の終値93.23ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想(左軸)、折れ線グラフがYOC予想(右軸)です。

増配率は過去1年が7.3%、過去3年が8.8%、過去5年が8.3%でした。現在の配当利回りは3.05%です。もっとも増配率が低かった過去1年のペースで増配すると10年後のYOCは6.1%に、もっとも増配率が高かった過去3年のペースの増配だと10年後のYOCは7.1%になります。

【VYM】は高配当ETFですが、配当利回りは3.05%なので少し物足りないかもしれません。ただし、高配当株の集合体で増配率が6~7%もあるのは素晴らしいです。将来を見据えて、なるべく早く仕込んでおきたいところですね。

 

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【VYM】をいつ買ったら正解だったか?

過去5年の配当利回りの平均は3.02%です。配当利回りは2.7~3.5%に収まっています。株価は上昇傾向ですが、増配率も高かったため、配当利回りの変化はあまりありませんでした。

黄色の線はYOC(Yield on Cost)です。過去にこの銘柄を買った場合、現時点での購入単価当たりの利回りが何%になっているかを示しています。配当利回り(赤い線)と連動した動きになり、増配率が高いほど、そのときの配当利回りよりも高くなります。また、株価が低い時に買ったほうが、配当利回りやYOCは高くなります。YOCが最も高いのが2015年の9月頃に買った場合で、現在約4.5%になっています。

 

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【VYM】の組込銘柄をセクター別に分ける

ここからは【VYM】に組み込まれている銘柄について検証します。下の円グラフはVYMの組込銘柄をセクター別に分けたものです。金融が18%で最多、ヘルスケアが15%と続き、生活必需品、情報技術、公益事業も多いですね。1%以上を占めている固有銘柄は、ティッカーが表示されています。1%以下はセクターごとにまとめました。

 

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【VYM】の組込比率の高い銘柄順に並べる

次にVYMに組み込まれている銘柄を組込比率の高い順に並べましょう。JPモルガン・チェース【JPM】がトップで4%。ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】が2番手で3.6%、以下プロクター・アンド・ギャンブル【PG】、エクソン・モービル【XOM】、AT&T【T】、インテル【INTC】、ベライゾン【VZ】、メルク【MRK】と続きます。組込比率1%以下の銘柄(全体の47.6%)は、下の円グラフの背景が白い部分にまとめました。

 

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組込比率上位銘柄の時価総額はどのくらいか?

ここからは組込比率1%以上の銘柄について調べましょう。約400銘柄中28銘柄あり、全体の52.4%を占めています。下の棒グラフは、組込比率の高い順の銘柄ごとの時価総額です。上位に組み込まれるほど、時価総額が大きいですね。驚くべきことに、組込比率1%以上のすべての銘柄が時価総額1000億ドルを超えています。

ちなみに日本企業で時価総額1000億ドル(約11兆円)を確実に超えているのは、トヨタ自動車(約2500億ドル)のみで、時価総額1000億ドル前後はNTT、NTTドコモ、ソフトバンクグループ、ソニーなど4社前後しかありません。つまり、【VYM】は世界的な超巨大企業が半数以上を占めているので安心ですね。

 

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組込銘柄上位の配当利回り、過去5年増配率の傾向は?

組込比率1%以上の28銘柄の配当利回り、過去5年増配率をまとめたグラフです。組込比率1%以上の28銘柄の平均は配当利回りが3.2%、5年増配率は13.7%です。過去5年増配率がグラフ内に収まらない銘柄は数値を書いておきました。シティグループ【C】の過去5年増配率は116%と飛び抜けていますが、増配を始めたのが最近のため、数字が大きくなっています。ほかではブロードコム【AVGO】が56%、アッヴィ【ABBV】テキサス・インスルツメンツ【TXN】21%と高い増配率を誇っています。

 

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組込銘柄上位の配当利回り、5年後予想YOCは?

組込比率1%以上の28銘柄の配当利回りと5年後予想YOCを比較したグラフです。5年後予想YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。いま当該銘柄を買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。過去5年増配率をもとに予想しました。

配当利回りが2.5%以下の銘柄は、5年後予想YOCはあまり上がらないようです。配当利回りが2.6%以上の銘柄の5年後予想YOCはバラバラです。

 

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組込銘柄上位の配当利回り、連続増配年数は?

組込比率1%以上の28銘柄の配当利回りと連続増配年数を比較したグラフです。組込比率1%以上の28銘柄の平均は23年です。連続増配年数の長い銘柄は、配当利回りがあまり高くないようです。増配銘柄は人気のため、買われる傾向にあるということですね。連続増配年数が長く、配当利回りも高いのは、エクソン・モービル【XOM】とAT&T【T】ですね。

 

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まとめ

【VYM】の一番の特徴は、上位組込銘柄がすべて時価総額の大きい超巨大企業ということです。安全第一で高配当銘柄を選んでいる印象を受けます。そのため【HDV】や【SPYD】と比べると配当利回りでは劣ります。ただし過去の増配率が高いので、将来の配当利回りの伸びを期待して早めに買っておくのもいいかもしれません。

また、上位に組み込まれている銘柄をそれぞれ調べて、気に入った個別銘柄を買って、「オレ的ポートフォリオVYM」を組んでみるのも面白いかもしれません。

VYMの組込比率1%以上の銘柄で、私が所有しているのは上のグラフの11銘柄です。保有割合もこんな感じです。フィリップ・モリス【PM】やエクソン・モービル【XOM】を多く所有しています。私のポートフォリオに興味がある方はコチラをご覧ください。

 

 

 

 

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