高配当ETF【HDV】を検証したら、自分に合った投資法のヒントが判明した!

ブラックロック社のiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF【HDV】は、個人投資家に人気の高配当ETFです。組み込まれているのは、全部で約80銘柄。2020年1月8日の分配利回りは3.3%、経費率は0.08%と低くてオトクです。そんな【HDV】を徹底検証しましょう。

 

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【HDV】の過去の配当、年間増配率は?

【HDV】の配当金と増配率のグラフです。増配率は年によってバラバラです。2016年にはマイナスになっています。次回の配当落ちは3月20日前後の予定です。

 

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【HDV】の今後の配当予想は?

現在と1、3、5年前の配当金額を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。【HDV】株を2020年1月10日の終値97.29ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想(左軸)、折れ線グラフがYOC予想(右軸)です。

増配率は過去1年が3.7%、過去3年が5.9%、過去5年が5.5%でした。現在の配当利回りは3.3%です。もっとも増配率が低かった過去1年のペースで増配すると10年後のYOCは4.7%に、もっとも増配率が高かった過去3年のペースの増配だと10年後のYOCは5.9%になります。まずまず安定した配当リターンです。

現在の配当利回りが3.3%ですので、【VYM】よりも上です。ただ、増配率は【VYM】よりも劣っているため、将来YOCも分が悪いようです。ちなみに【VYM】は配当利回り3.05%、増配率7.3~8.8%、10年後YOC予想6.1~7.1%です。【VYM】の将来YOCを予想したページはこちら

 

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【HDV】をいつ買ったら正解だったか?

過去5年の配当利回りの平均は3.45%です。配当利回りは3.1~4.1%に収まっています。株価は少し上がりましたが、増配率もまずまずだったため、配当利回りの変化はそれほどありませんでした。

黄色の線はYOC(Yield on Cost)です。過去にこの銘柄を買った場合、現時点での購入単価当たりの利回りが何%になっているかを示しています。配当利回り(赤い線)と連動した動きになります。YOCを上げるコツは(1)増配率の高い銘柄を買う、(2)連続増配年数の長い銘柄を買う、(3)株価が低迷しているときに買う。いずれの場合もなるべく早くに買った方が、YOCは上がっていきます。YOCが最も高いのが2015年の9月頃に買った場合で、現在が約4.6%になっています。

 

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【HDV】の組込銘柄をセクター別に分ける

ここからは【HDV】に組み込まれている銘柄について検証します。下の円グラフはHDVの組込銘柄をセクター別に分けたものです。エネルギーが23.8%で最多、通信サービスが17.3%と続き、ヘルスケア、金融、生活必需品も多いですね。1%以上を占めていれば、ティッカーが表示されています。メジャーな高配当銘柄がズラリ顔を揃えていますね。

エクソン・モービル【XOM】とシェブロン【CVX】を合わせた割合が約16%、AT&T【T】とベライゾン【VZ】も約17%あるので、特定のセクターの銘柄に少し偏っている気がしますね。

 

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【HDV】を組込比率の高い銘柄順に並べる

次にHDVに組み込まれている銘柄を保有比率の高い順に並べましょう。AT&T【T】がトップで10.1%。エクソン・モービル【XOM】が9.8%で2番手、以下ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】が6.8%、ベライゾン【VZ】、シェブロン【CVX】、ウェルズ・ファーゴ【WFC】、ファイザー【PFE】と続きます。

 

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組込比率上位銘柄の時価総額はどのくらいか?

ここからは組込比率1%以上の銘柄について調べましょう。全80銘柄中22銘柄あり、全体の81.8%を占めています。下のグラフは、組込比率の高い順の時価総額です。上位に組み込まれるほど、時価総額が大きいですね。

ちなみに22銘柄の平均は1540億ドルです。自社のブラックロック【BLK】が21番目にあるのは自信の表れでしょうか。

 

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組込銘柄上位の配当利回り、過去5年増配率の傾向は?

組込比率1%以上の22銘柄の配当利回り、過去5年増配率をまとめたグラフです。組込比率1%以上22銘柄の平均は配当利回りが3.7%、5年増配率は7.9%です。いずれも高水準ですね。配当利回りが3%以下の銘柄は増配率が高い傾向にあり、配当利回りが4%を超える高配当銘柄は増配率があまり高くないようです。

 

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組込銘柄上位の配当利回り、5年後予想YOCは?

組込比率1%以上の22銘柄の配当利回りと5年予想YOCを比較したグラフです。5年後予想YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。いま当該銘柄を買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。過去5年増配率をもとに導きました。

配当利回りが3%以下の銘柄は増配率が高い傾向にあり、5年後予想YOCが伸びそうです配当利回りが4%を超える高配当銘柄は、5年増配率があまり高くないため、5年後予想YOCは現在の配当利回りとあまり変わらないようです。そのため、上位組み込み銘柄の5年後予想YOCは4~6.5%にほぼ収まりそうです。

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組込銘柄上位の配当利回り、連続増配年数は?

組込比率1%以上の22銘柄の配当利回りと連続増配年数を比較したグラフです。組込比率1%以上22銘柄の連続増配年数の平均は21年です。連続増配年数の長い銘柄は人気があるためたくさん買われて、配当利回りが下がる傾向にあるようです。

 

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まとめ

時価総額が高く、配当利回り、5年増配率、増配年数も高水準の銘柄が上位に組み込まれていました。かなり安心できるETFといえそうです。上位に組み込まれている銘柄をそれぞれ調べて、気に入った個別銘柄を買って、「オレ的ポートフォリオHDV」を組んでみるのもいいかもしれません。

HDVに組み込まれている銘柄で、私が所有しているのは上のグラフの9銘柄です。保有割合もこんな感じです。エクソン・モービル【XOM】やAT&T【T】を多く所有しています。安くなったら買おうかなと検討しているのは7銘柄ほどあります。私のポートフォリオに興味がある方はコチラをご覧ください。

 

 

 

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