バンガード トータルストックマーケットETF【VTI】の組込銘柄の上位26銘柄を検証する

スポンサーリンク

約1週間前にバンガード社のバンガード トータルストックマーケットETF【VTI】について、過去の増配率、今後の配当予想、過去の配当利回りからの買い時、組込割合の上位銘柄の一覧などを紹介しました。その時の記事はコチラです。今回は、バンガード トータルストックマーケットETF【VTI】の組込割合0.6%以上の上位26銘柄にスポットを当て、その傾向を探ります。2020年1月27日の株価は165.1ドル付近、配当利回りは1.72%、経費率は0.03%と低くてオトクです。

 

 

スポンサーリンク

【VTI】の組込比率の高い銘柄順に並べる

まずは前回のおさらいです。VTIに組み込まれている銘柄を組込比率の高い順に並べました。GAFAMが上位を占めています。組込比率0.4%以上はティッカーで表記しています。全部で47銘柄、全体の41.4%に相当します。ちなみに【VTI】に組み込まれているのは1576銘柄ほどです。

 

スポンサーリンク

【VTI】の上位組込銘柄を一覧にする

先ほどの円グラフでは、細かすぎてわかりづらいかもしれませんね。そこで、組込比率0.6%以上の26銘柄を表にしてみました。アップル【AAPL】とマイクロソフト【MSFT】が組込比率3.89%で並んでいます。アルファベット【GOOG】【GOOGL】が2.6%、アマゾン【AMZN】が2.4%。この4銘柄の比率が高いですね。

 

スポンサーリンク

【VTI】の時価総額はどのくらいか?

下の棒グラフは、【VTI】上位26銘柄(組込比率0.6%以上)の組込込比率の高い順の銘柄ごとの時価総額です。上位に組み込まれるほど、時価総額が大きいですね。すべての銘柄が時価総額2000億ドルを超えています。ちなみに日本企業で時価総額2000億ドル以上の銘柄は、トヨタ自動車(時価総額約2500億ドル)だけです。

 

スポンサーリンク

【VTI】の配当利回り、過去5年増配率の傾向は?

組込比率0.6%以上26銘柄の配当利回り、過去5年増配率をまとめたグラフです。26銘柄の平均は配当利回りが2.0%、5年増配率は9.7%です。過去5年増配率がグラフ内に収まらない銘柄は数値を書いておきました。

アメリカを代表する世界トップ企業、アマゾン【AMZN】、アルファベット【GOOG】【GOOGL】、フェイスブック【FB】は無配です。

バンク・オブ・アメリカ【BAC】JPモルガン・チェース【JPM】などの金融株はリーマンショック以降に大幅な減配をして配当がほぼ0になり、最近増配し始めたため増配率が高くなる傾向にあります。基本的に金融株の増配率が高いのは、あまり鵜呑みにしない方がいいです。

 

スポンサーリンク

【VTI】の配当利回り、5年後予想YOCは?

組込比率0.6%以上26銘柄の配当利回りと5年後予想YOCを比較したグラフです。5年後予想YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。いま当該銘柄を買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。過去5年増配率をもとに予想しました。

ホーム・デポ【HD】は配当利回りが2.5%と平均的ですが、近年の増配率が高いため、5年後予想YOCは7.2%と高い予測になっています。エクソン・モービル【XOM】AT&T【T】などの高配当銘柄も将来YOCはまずまずです。配当利回りがそれほど高くなくて将来YOCが期待できそうなのは、シスコ・システムズ【CSCO】ですね。

 

スポンサーリンク

【VTI】の配当利回り、連続増配年数は?

組込比率0.6%以上26銘柄の配当利回りと連続増配年数を比較したグラフです。26銘柄の連続増配年数の平均は17年です。プロクター・アンド・ギャンブル【PG】、ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】、コカ・コーラ【KO】は連続増配年数60年近くと圧倒的です。連続増配年数が長くて配当利回りも高いのはエクソン・モービル【XOM】AT&T【T】ですね。

 

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたか? 【VTI】の上位銘柄は時価総額は大きいという点では共通していました。配当金については無配、高配当などさまざまでした。配当利回りが低い企業は、配当金の支払いが少ないというより、人気銘柄で株価が高いために、配当利回りが低くなっているケースが多いですね。

上位に組み込まれている銘柄をそれぞれ調べて、気に入った個別銘柄を買って、「オレ的ポートフォリオVTI」を組んでみるのも面白いかもしれません。

VTIの組込比率0.6%以上の銘柄で、私が所有しているのは上の円グラフの6銘柄です。通信サービス、ヘルスケア、エネルギーが2銘柄ずつ。ちなみに私のポートフォリオに興味がある方はコチラをご覧ください。

 

 

 

 

 

スポンサーリンク
ウィブル証券
BDC銘柄を特定口座で購入できるウィブル証券
スポンサーリンク

マネックス証券ではQYLD、XYLDなどの買付手数料無料キャンペーンを実施中!【PR】

マネックス証券では、米国ETFの買付手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを実施中です。

対象のETFは21。カバードコールETFの【QYLD】【XYLD】、人気高配当ETF【PFFD】【SDIV】【QDIV】【HDV】【SPYD】、定番ETF【VTI】【VOO】【VT】などバラエティに富んだラインナップ。

対象銘柄の詳細はこちら

まだの人は、この機会にマネックス証券で口座開設をしよう。

マネックス証券
スポンサーリンク
【PR】米国株の口座開設はこちら  SBI証券  楽天証券  マネックス証券  松井証券  ウィブル証券
BDCやCFD取引が気になる人は  IG証券の全口座(全般共通)  サクソバンク証券
CFD取引なら  DMM CFD  GMOクリック証券CFD

こちらのランキングに参加しております。応援クリックお願いします
 にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

個人投資家のブログをまとめたサイトです。素晴らしい記事がたくさんあります。

VTI
スポンサーリンク
たかにんをフォローする