バンガードのVOO、VTI、VTを比較したら、衝撃的な事実が明らかになった!

日本の証券会社で売れている米国ETFといえば、バンガード社の【VOO】、【VTI】、【VT】があります。これらをバンガードETF主要3兄弟と(勝手に)名付け、その違いや特徴について考えていきましょう。

 

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日本人が好きなバンガード3大ETFの特徴

【VOO】の正式名称は、バンガード S&P 500 ETFです。【VTI】はバンガード トータルストックマーケットETF、【VT】はバンガード トータル ワールド ストックETFです。ただし、正式名称を使っている人はあまりいません。ティッカーのほうが通じます。日本のETFも同じですね。TOPIX連動型上場投資信託よりも、コードの「1306」を使用する人が多いです。

さてこの3銘柄。経費率はいずれも0.1%を切っており、低水準です。とくにアメリカ国内の【VOO】と【VTI】は0.03%と、ほぼ0に近いです。分配利回りは【VOO】がほかの2つに比べてやや低いです。

銘柄 ティッカー 経費率 分配利回り
バンガード S&P 500 ETF VOO 0.03% 1.94%
バンガード トータルストックマーケットETF VTI 0.03% 2.23%
バンガード トータル ワールド ストックETF VT 0.09% 2.22%

 

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バンガード社ETFの世界での売れ行きは?

【VOO】はS&P500に連動しています。【VTI】は米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバー。【VT】は先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8000銘柄で構成されています。

時価総額は【VT】だけ一桁少ないです。これはアメリカ人が買っていないからです。【VT】の中身は米国株が約5割を占めています。アメリカ人が世界に投資しようと考えた場合は、米国を除く先進国株をターゲットにしたETF【VEA】などを買うからです。日本人が世界に分散投資する場合、日本を除く先進国の投資信託(MSCIコクサイ)を好むようなものです。

ティッカー ベンチマーク 運用開始 時価総額(100万$)
VOO S&P 500指数 2010年 118969
VTI CRSP USトータル・マーケット・インデックス 2001年 175281
VT FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス 2008年 11720

 

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セクター別の比率などはどうなっているのか?

VOO、VTI、VTの、セクター別の割合や特徴、上位組入れ銘柄などを見ていきましょう。

VOOの特徴

情報技術が圧倒的です。ヘルスケア、金融、通信サービスと続いています。

 

【VOO】の上位10銘柄は、アメリカが世界に誇る企業が並んでいます。ちなみにバークシャー・ハサウェイ【BRK.B】はウォーレン・バフェット氏の投資会社、アルファベットA【GOOGL】とアルファベットC【GOOG】は、グーグルの持ち株会社です。

 

VTIの特徴

こちらも情報技術がトップ。金融、生活必需品、資本財、ヘルスケアと続きます。【VOO】と似ていますね。

 

【VTI】の上位10銘柄は【VOO】と同じです。しかも1~6位は順位も同じです。これは【VOO】がS&P500をベンチマークにしており、【VTI】はS&P500を含むアメリカ株すべてが対象のため、アメリカを代表するS&P500のトップ企業が【VTI】の上位銘柄になるからです。

 

VTの特徴

もっとも割合が多いのが金融で、【VOO】や【VTI】と異なりますね。情報技術の割合が上記2銘柄から5ポイントほど下回っています。【VT】はアメリカ株の割合が約5割ですので、アメリカが最も得意にしている情報技術が減っているわけです。

 

【VT】の上位銘柄も【VOO】や【VTI】とほぼ同じです。唯一異なるのは、バークシャー・ハサウェイ【BRK.B】が外れ、スイスの企業ネスレ【NESN】が入ったことです。

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VOO、VTI、VTの上位30銘柄はそっくりだった!

【VOO】、【VTI】、【VT】の上位30銘柄の比較です。【VOO】と【VTI】は、そっくりです。順位が若干異なるぐらいです。【VOO】は全銘柄数が少ないため、上位銘柄が占める割合は若干高いです。【VT】はアメリカ以外の企業が少し入りますが、アメリカ企業の順位は【VOO】や【VTI】とほぼ同じ、というか3つのETFの米国株上位30銘柄は若干順位が異なるだけで同じ企業でした。

ちなみに背景に色を付けていないのが、アメリカ以外の企業です。スイスの食品会社ネスレ【NESN】、中国のゲーム会社テンセント【700】、中国のamazon的会社アリババ【BABA】、スイスの製薬会社ノヴァルティス【NOVN】がランクインしています。【VT】での日本企業の最高位は、トヨタ自動車が36番目でした。

上位30銘柄のセクター別に分類

上位30銘柄をセクター別に分けたものです。通信サービスが最多の7、情報技術が6、ヘルスケアと金融が4と続きます。この中で配当利回りが4%を超えているのは、通信サービスの【T】、【VZ】、ヘルスケアの【PFE】、金融の【WFC】、エネルギーの【XOM】、【CVX】などです。

 

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トータルリターンを比較する

もっとも後発の【VOO】が設定された2010年9月7日以降のトータルリターンです。【VOO】と【VTI】は、ほとんど同じ動きをしています。

 

過去9年のトータルリターンを比較します。過去1年はあまり変化はありませんが、それ以前の過去2年から過去9年は、いずれの年でも【VT】のリターンが劣後しています。過去9年のトータルリターンは【VOO】が214%、【VTI】が210%、【VT】が110%でした。

 

1年ごとのリターンでも【VT】の成績は【VOO】や【VTI】よりも劣っています。【VT】のリターンが他の2銘柄よりも確実によかったのは2017年のみ。残りの年は苦戦しています。

 

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結論

3銘柄ともに、上位30銘柄はほとんど同じです。ここ10年ほどは米国株が好調だったため、外国株を含んでいる【VT】のリターンは今一つでした。今まで通りに米国株が好調だと予測するなら【VOO】【VT】。米国株が伸び悩んで、その他の国が巻き返すと考えるのでしたら【VT】を買ってみるのもいいかもしれません。

 

 

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