米国高配当ETF【HDV】が2022年12月の銘柄入れ替えを実施。ファイザー【PFE】、コムキャスト【CMCSA】新加入だが、あまり変化なし!(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)

スポンサーリンク

ブラックロック社のiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF【HDV】は、モーニングスター配当フォーカス指数に連動したETFです。財務の健全性が高く、持続的に平均以上の配当を支払うことのできる、質の高い米国籍企業75銘柄前後で構成されています。

毎年3、6、9、12月の計4回、銘柄入れ替えがあります。直近では、2022年12月16日に銘柄の入れ替えを行いました。14銘柄が除外、14銘柄が追加となりました。前回の2022年9月の入れ替えでは16銘柄が新加入だったので、今回は少し減りました。

 

スポンサーリンク

新たに組み込まれた銘柄は?

新たに追加されたのは14銘柄です。セクター別では公益事業が6銘柄と最多で、エネルギーと金融が2銘柄です。

ファイザー【MDT】は世界的な医薬品メーカー。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発したことでもおなじみです。

コムキャスト【CMCSA】は米国大手のケーブルテレビ事業者。オンデマンド・サービスを含むケーブルテレビ、高速インターネット、IP電話サービスなどを展開しています。

新加入銘柄の組込比率を加味した加重平均平均利回りは4.06%。なかなか高いです。新加入銘柄の全体に占める割合は12.84%でした。

 

スポンサーリンク

除外された銘柄は?

除外されたのも14銘柄です。セクター別の数では金融が5銘柄、一般消費財が3銘柄です。

トゥルイスト・ファイナンシャル【TFC】は金融持ち株会社。2022年3月に除外され、9月に復帰となりましたが、すぐに除外です。

除外された銘柄の組込比率を加味した加重平均平均利回りは4.13%。新加入銘柄の全体に占める割合は7.06%と、少ないですね。

先ほどの新加入銘柄の組込比率を加味した平均利回りは4.06%でした。新加入と除外銘柄による利回り変化は、ほとんどなさそうです。

 

スポンサーリンク

【HDV】全組込銘柄がどのように変化したのか?

下の表は【HDV】全組込銘柄を、組み換え前後の2022年12月15日と2022年12月19日で比較したものです。保有比率の大きい順に並べました。

左側(12月15日)の表の一番左側に背景が灰色で「除」と書かれているのが今回除外された銘柄です。右側(12月19日)の表の一番左側が背景ピンク色で「新」と書かれているのが、今回新たに組み込まれた銘柄です。

目立った新加入は、組込順位5位のファイザー【PFE】13位のコムキャスト【CMCSA】です。

除外された銘柄では、上位20銘柄はありません。組込順位22位のトゥルイスト・ファイナンシャル【TFC】、同23位のPNCファイナンシャル・サービシズ・グループ【PNC】、同28位のドミニオン・エナジー【D】、同29位のゼネラル・ミルズ【GIS】などがあります。

既存銘柄のエネルギー・セクターの有力どころは比率が下がっています。首位のエクソン・モービル【XOM】は入れ替え前の比率が9.62%から、今回のリバランスで9.01%に減りました。2位だったシェブロン【CVX】は7.13%から5.90%になり、順位は3位に下がりました。

セクター別では、組込上位はエネルギー、ヘルスケア、生活必需品、情報技術が多いです。2番手集団に資本財公益事業が目立ち、中より下は金融、一般消費財が多いですね。

 

スポンサーリンク

2020年以降の主な銘柄の入れ替えは?

【HDV】は75銘柄前後で構成されていて、4半期に1回銘柄の入れ替えが行われます。新加入や除外の組込比率1%以上の銘柄についてまとめました。他のETFに比べると、上位陣の入れ替わりが激しいのが特徴です。

ファイザー【PFE】は2022年3月に除外され、今回復帰となりました。2021年3月や12月にも出たり入ったりしています。

トゥルイスト・ファイナンシャル【TFC】は2022年3月に除外され、9月に復帰となりましたが、すぐに12月に除外です。

PNCファイナンシャル・サービシズ・グループ【PNC】は2022年6月に新加入で、12月に除外となりました。

ドミニオン・エナジー【D】は比率1%未満でしたが、今回除外となりました。出たり入ったりを繰り返しています。

そのほか、アルトリア・グループ【MO】ペプシコ【PEP】、ロッキード・マーチン【LMT】なども出入りの激しい銘柄です。

利回りが2%台後半ぐらいの大型銘柄が、株価や増配によって頻繁に入れ替えが行われている傾向にあります。

※なお比率は、入れ替えの直前と直後のドンピシャのタイミングではなく、数日ずれている場合もあります

 

これまでの銘柄入れ替え数は?

過去10回の銘柄入れ替え数です。上の棒が新加入、下の棒が除外です。今回の14銘柄の変更というのは、近年ではやや多いです。

2020年6月は入れ替え数が多いです。これはコロナ・ショックで株価や業績予想に大幅な変化があったためです。

 

スポンサーリンク

セクター比率はどう変化したか?

【HDV】に組み込まれている銘柄のセクターの割合を、今回の入れ替え前後で比較してみました。あまり変動はないですね。

上位4セクターはエネルギー、ヘルスケア、情報技術、生活必需品で変わりません。ヘルスケアファイザー【PFE】が新加入となったために2%ほど比率が増えました。

通信サービスセクターは5番目に上がりました。コムキャスト【CMCSA】が新加入のため、比率が増えました。

最多5銘柄が新加入となった公益事業も少し増えました。

 

組込銘柄数とセクター比率の比較

【HDV】の組込銘柄数は公益事業が17銘柄が最多で、金融が13銘柄です。どちらもセクター比率はそれほど高くありません。ちなみにセクター比率だと公益事業は6番目で9.1%、金融は8番目で3.0%で全体から占める割合は小さいです。

セクター比率の首位のエネルギーは、組込銘柄数11、2位のヘルスケアは組込銘柄数では7と、それほど多くないです。この両セクターは、時価総額が大きい上位組込銘柄が目立ちます。

逆に公益事業と金融は規模の小さい銘柄が多く、それらをたくさん組み込んでいるのが【HDV】の特徴ともいえます。

 

スポンサーリンク

【HDV】の上位組込銘柄はどんな会社か?

【HDV】の組込上位20銘柄の12月19日のデータです。ベンチマークは、モーニングスター配当フォーカス指数です。上位10銘柄で全体の約53%、20銘柄で約77%なので、上位銘柄の影響が大きく出るETFと言えます。

【HDV】は配当金の総支払額によって加重平均しています。つまり、並び順は時価総額と配当利回りを掛けた数値のほぼ大きい順になります。下の表の右から2列目です。

【HDV】は財務の健全性が高く、持続的に平均以上の配当を支払うことのできる、質の高い米国籍企業が対象です。そのため、上位組込銘柄の多くが連続増配年数10年を超えています。表の一番右側の列です。

※配当利回りと時価総額は「Market Chameleon」、連続増配年数は「The Dividend Investing Resource Center」のデータから作成しました。

 

スポンサーリンク

2020年5月以降の上位銘柄の推移

上位組込銘柄の推移です。【HDV】は毎年3、6、9、12月の中盤から後半にかけて銘柄の入れ替えがあります。下の表ではすべての期間で銘柄の入れ替えが行われています。

上位銘柄の顔ぶれはあまり変化はありません。常連組の2022年の変化はジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】、プロクター・アンド・ギャンブル【PG】、ペプシコ【PEP】が除外となりました。今回、ファイザー【PFE】が復帰しました。

【HDV】は年4回銘柄を入れ替えていますが、コアの部分は比較的同じメンバーで固められており、比率が高いのが特徴です。

 

スポンサーリンク

【HDV】の期別分配金は?

直近の分配金は、2022年12月12日に発表されました。1.1450ドル(厳密には1.144988ドル)です。1年前の同期は1.0515ドルでしたので、1年前の同期と比べて8.9%増です。

【HDV】は2022年の分配金は3、6月は前年同期を下回りましたが、9、12月は上回り、2期続けて1ドルを超えています。

 

スポンサーリンク

12月の分配金が好調だった理由は?

2022年12回の分配金は1.1450ドルと好調でした。その理由は何でしょうか? 前回9月の銘柄入れ替えにヒントがあるかもしれません。

上の表は9月に新加入となった銘柄。全部で16銘柄あり、組込比率を加味した利回り、いわゆる加重平均利回りは5.04%です。

下の表は9月に除外された16銘柄。こちらの加重平均利回りは3.86%。新加入と除外を比較すると、1.18%ほどプラスになっています。このあたりが分配金が好調だった理由と言えるかもしれません。

ちなみに前々回6月の銘柄入れ替えは、新加入銘柄の加重平均利回りは5.79%、除外銘柄の加重平均利回りは3.31%でした。2.48%ほどプラスです。前回9月の分配金も好調だったのは、これが理由かもしれません。

 

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたか? 2022年12月は14銘柄が入れ替えとやや多かったですが、上位銘柄の変化はあまりありませんでした。

【HDV】の2022年9月と12月は分配金が1ドルを超えて好調でした。そのため、銘柄を変更せずに現状維持でも高配当を維持できると考えたかもしれないですね。

セクター別では、エネルギーとヘルスケアが上位で、この2つのセクターで約半分を占めています。このあたりは変化なしです。

次回3月の分配金も、引き続き期待できそうです。

 

 

 

 

 

スポンサーリンク
ウィブル証券
BDC銘柄を特定口座で購入できるウィブル証券
スポンサーリンク

マネックス証券ではQYLD、XYLDなどの買付手数料無料キャンペーンを実施中!【PR】

マネックス証券では、米国ETFの買付手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを実施中です。

対象のETFは21。カバードコールETFの【QYLD】【XYLD】、人気高配当ETF【PFFD】【SDIV】【QDIV】【HDV】【SPYD】、定番ETF【VTI】【VOO】【VT】などバラエティに富んだラインナップ。

対象銘柄の詳細はこちら

まだの人は、この機会にマネックス証券で口座開設をしよう。

マネックス証券
スポンサーリンク
【PR】米国株の口座開設はこちら  SBI証券  楽天証券  マネックス証券  松井証券
BDC銘柄を特定口座で購入可能!  ウィブル証券
BDCやCFD取引が気になる人は  IG証券の全口座(全般共通)  サクソバンク証券
CFD取引なら  DMM CFD  GMOクリック証券CFD

こちらのランキングに参加しております。応援クリックお願いします
 にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

個人投資家のブログをまとめたサイトです。素晴らしい記事がたくさんあります。

HDV
スポンサーリンク
たかにんをフォローする
たかにんの米国株投資術