2024年4月終了時点でのポートフォリオ

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2024年4月終了時点でのアセット・アロケーションやポートフォリオの紹介と、保有銘柄の傾向と説明、将来の見通しです。

 

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この1カ月で購入or売却した商品は?

この1カ月で新規に購入した銘柄は、グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF【2564】です。今月権利落ちを迎えるので、少し買ってみました。4月の分配金はかなり少なかったですね。

追加購入したのはSPDR ブルームバーグ短期ハイ・イールド債券ETF【SJNK】です。ウィブル証券で保有しているBDC銘柄から配当が出たので、それを使いました。

 

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アセット・アロケーションは?

大雑把なアセット・アロケーションです。「日米以外株」の中に、わずかですが米国株と日本株が含まれています。

1カ月前からの変化は、ほぼなしです。

 

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株式のセクター比率は?

株式ETFの中身をGICSに基づいてセクター分類し、個別銘柄と合わせてセクター分けをしました。金融が最多で23.2%で、資本財が17.2%、情報技術が10.4%、ヘルスケアが10.3%、一般消費財が8.6%、生活必需品が8.2%と続いています。

先月との比較では、情報技術がヘルスケアを抜いて3番手に浮上しました。この2セクターは毎月入れ替わっています。

金融が多いのはBDC銘柄を多く保有しているからですね。資本財は昔購入した日本株の商社銘柄が好調だからです。

 

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ETFを種類別に分けたポートフォリオ

ETFを種類ごとに分けました。外貨建て口座はETFが20銘柄、BDC銘柄が15銘柄、米国個別株が14銘柄の計49銘柄です。【PFFD】【YYY】【SRLN】はETF(債券)に入れています。円建て口座はETFが8、日本個別株が9銘柄の計17銘柄です。合わせて66銘柄ですね

それなりに安全で、高配当と増配の両方を狙える【VYM】が現在7.8%で最多です。それ以外のETFは1銘柄あたり最大で全体の5%に収めようと考えています。現在【VYM】以外で5%を超えているのは【HDV】で5.3%です。

超高配当ETFは最終的に1銘柄あたりの上限は2%が目標です。【QYLD】が2.7%と少し比率が高いですね。

※東証ETFが米国ETFと同じ場合は、米国版ETFの名称にまとめています

 

ポートフォリオの将来像

最終的には、米国配当系ETFを27.5%債券ETF、カバードコールETF、BDC、米国個別株、日本個別株を10%ずつ米国インデックス&低配当ETF、米国外ETFを7.5%ずつ、日本配当系ETFを5%、米国不動産ETFを2.5%にしようと考えています。日本配当系ETFはもう少し増やすかもしれません。

分配金利回りの高いカバードコールはついつい買いたくなりますが、上限は10%に抑えたいですね。

 

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全保有銘柄と比率

全保有銘柄をカテゴリ別に並べたものです。銘柄ごとの比率、小分類(カテゴリ)の比率も右端にあります。小分類内の並びはティッカーコードのアルファベット順です。

 

保有銘柄を比率の高い順に並び替える

比率の高い順に並び替えました。【VYM】が7.8%で首位。【HDV】が5.3%で続いています。

小分類の「米国配当系ETF」が上位10位以内に5銘柄あります。高配当で増配傾向、株価も右肩上がりなので、ポートフォリオの主力です。

 

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種類ごとに、銘柄の比率とYOCをチェック!

ここからは種類ごとに比率やYOCなどを見ていきます。まずは表の見方です。

「債券ETF」の横に書いてある数値は、合計比率。つまり、債券ETFの合計比率が8.6%という意味です。その下の数値は、各銘柄やETFの比率です。

左から2列目の「分配頻度」は年何回、分配金や配当が出るかという意味です。「12」なら毎月分配型です。右から3列目の分配金利回りは現時点での利回り。ETFの場合は、過去1年分配金を現在の株価で割って計算します。個別銘柄の場合は直近の配当を1年換算したものを使用します。

右から2列目の元本利回り(YOC)は、現在の過去1年分配金を取得価格で割って計算したものです。自分利回りとも言います。株価が安い時期に買って、増配すれば、YOCは上がります。

一番右の「YOC-利回り」は、YOCが現在利回りよりも高いかどうかです。赤字がマイナスです。この数値は外貨建て口座の場合は、円換算せずにドルのままで計算しています。

 

債券ETFは全体の8.6%です。高配当ETFが多く、全て毎月分配型なので、FIRE向けの商品と言えるかもしれないですね。4月は【SJNK】を少し追加購入しました。

 

【SJNK】は、短期の米国ハイイールド債が対象のETFです。2024年5月の分配金は0.1599ドル。先月より1.2%増。

 

王道インデックスはコロナ・ショックの頃に購入

続いて「米国インデックス&低配当ETF」【DIA】【VTI】などのインデックスと、配当系の中で分配金利回りの低い【VIG】です。全体の7.4%です。3つのETFともに、一番右側の「YOC-利回り」が好調です。

この3つのETFは、コロナ・ショックのあった2020年頃に購入しました。2021年以降は追加購入していません。そのため、YOCは上がっています。いずれも増配傾向なので、こういう銘柄をいかに早く仕込むかがポイントですね。

 

【VTI】は全米を対象としたETF。2024年3月の分配金は0.9105。前年同期より15.8%増でした

 

米国配当系ETFはポートフォリオのコア

次は「米国配当系ETF」全体の23.3%を占めており、ポートフォリオの中心です。保有比率は【VYM】が7.8%で全体の1位【HDV】は5.3%で全体の2位です。

この両銘柄は2020年と2021年を中心に購入したので、YOCは高くなっています。【VYM】は特定口座で保有していますが、新NISAでも少し買いました。

【DVY】は新NISAで保有。【SDY】は旧NISAなので、2025年に新NISAにスライドする予定です。

 

【DGRO】は増配ETF。日本の証券会社では購入できません。ただ、東証版【2014】は購入可能です。5月に最初の分配金が出る予定です。

 

高い利回りが魅力のカバードコールETF

次は「カバードコールETF」。オプション取引を使って、分配可能な収益を確保するETFです。

いずれも分配金利回りが高いので、魅力的ですが、保有比率は各銘柄上限2%ぐらいにしたいものです。【2865】は東証版【QYLD】、【2868】は東証版【XYLD】です。

 

JEPQの株価と分配金の比較。ちょうど二桁差があるので、棒グラフ株価に到達していれば、月利1%、年利12%ほどになります。2024年5月の分配金は0.4311ドル。先月より0.93%増でした。4月30日現在、12カ月分配金利回り9.17%、直近分配金利回り9.94%。

 

不動産は近年やや不調

「米国不動産ETF」は【XLRE】のみです。

【XLRE】はS&P500の不動産セクターが対象のETF。組入銘柄は約30銘柄と少なく、少数精鋭です。

 

【XLRE】の分配金推移です。2024年3月分配金は0.2636ドル。前年同期と比べて3.0%増です。

 

米国以外を保有して分散投資

「米国外ETF」は全体の5.9%で、3つのETFです。上から【DEM】が新興国高配当、【FGD】が先進国高配当、【VXUS】が米国を除く世界全体が対象のETFです。

【FGD】は先進国が対象の高配当ETFなので、米国も10%ほど含まれています。便宜上、このカテゴリに入れました。

 

【FGD】は世界の先進国が対象の高配当ETF。2024年3月の分配金は0.0179ドル。通常3月は少ないですが、今回はかなり少なかったです。

 

ウィブル証券で購入不可能となったBDC銘柄

下の表はBDC銘柄全部で15銘柄。全体に対して12.1%ですね。

BDCとは新興企業や中小企業の事業開発に金融面を中心にサポートする投資会社です。利益の90%以上を配当に充てるため、配当利回りはかなり高いです。

 

※増配率は特別配当は含めず

キャピタル・サウスウェスト【CSWC】は、近年着実に増配を続けています。2024年3月の配当は0.57ドル。追加配当0.06ドルもありました。


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最近は購入していない米国個別株

続いて、米国の個別株です。全部で14銘柄。全体に対して13.8%ですね。【BTI】は欧州個別株ですが、便宜上ここに入れておきます。

最近はETFばかり買っているので、ここ2年ほどは買っていません

ほとんどが増配銘柄なので、YOCは高くなっています。アッヴィ【ABBV】は現在の配当利回りが3.8%で、YOCは8.1%と高くなりました。ブロードコム【AVGO】は現在の配当利回りが1.6%で、YOCは6.9%。どちらも2019年と2020年に購入して、ここまで上がっています。すさまじい増配率です。

 

※増配率は直近の過去1年配当と〇年前の同時期を比較して計算

ブロードコム【AVGO】は2023年12月に増配を発表しました。配当が4.6ドルから5.25ドルになります。14.1%増です。

 

日本配当系ETFは新NISA成長投資枠で新規購入

日本株の配当ETFは、2024年から新NISAの成長投資枠で購入を開始しました。今月から【2564】を特定口座で購入しました。全部で4銘柄あり、比率は1.7%です。

 

【2564】は日本株の配当利回り上位25銘柄で構成される指数で、均等加重。直近の2024年4月は48円で、前年同期との比較では25%減でした。海運が5銘柄入っており、いずれも直近の分配金が減配だったことが影響したようです。5月に銘柄入れ替えを行うので、どうなるのか注目したいです。

 

日本の個別株は、かなり前に買った銘柄が目立つ

最後は日本個別株全部で9銘柄あり、比率は17.3%です。日本株は10数年前に購入したものと、3年ほど前に購入したものの2パターンあります。10数年前に購入して、保有し続けた銘柄のYOCは素晴らしいですね。

加賀電子【8154】のYOCは21.9%と高くなりました。三菱商事【8058】は18.3%、三井物産【8031】は16.7%、アイナボ【7539】は9.3%です。いずれも10数年前に購入した銘柄です。

 

※2025年は予想です。増配率は2025年3月期の過去1年配当と、○年前を比較して計算

三菱商事【8058】は増配を発表しました。年間70円から100円に増える予定です。1年増配率は42.9%と超高水準。

 

分配金利回り(配当利回り)とYOCは?

配当利回り(分配金利回り)と、YOC(Yield On Cost/投資元本に対する利回り)は以下の通りです。加重平均です。

・ドル建て口座の配当利回りは5.16%、YOCは5.95%
・円建て口座の配当利回りは4.04%、YOCは7.00%
・全口座の配当利回りは4.85%、YOCは6.16%

1カ月前からあまり変化はないです。

 

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ETFの運用会社は?

ETFの運用会社の比率も調べました。先月との変化はあまりないです。【2564】を新規購入したので、グローバルXが14.9%から15.1%に増えました。

ETF運用会社の比率は気にする必要はありませんが、いい感じにバランスが取れています。

 

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今後の予定

5月はつみたて投資枠で「日経平均高配当利回り株ファンド」を買ってみようかなと考えています。

 

 

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