連続増配ETF【VIG】が前年同期比11%の増配!

バンガード社のバンガード米国増配株式ETF【VIG】が、2020年12月18日に配当金を発表しました。0.6644ドルです。1年前の同期は0.5985ドルでしたので、1年前の同期との比較では11.0%の増配です。

配当利回りを過去1年間の配当金額から算出すると、2020年12月18日の終値は140.69ドル、過去1年の配当額は2.2965ドルなので、配当利回りは1.63%になります。

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【VIG】の過去の配当金と増配率は?

【VIG】が設定されたのは2006年4月です。下の表は過去の配当金の一覧です。

配当利回りの計算方法は、年4回配当金を支払う個別銘柄では、最新の配当金額を4倍した額が年間配当額となり、それを株価で割って配当利回りが算出されます。

ところがETFの場合は、組み込まれている銘柄によって配当金を払うタイミングが異なるため、期によってバラバラになります。そこで、最新の配当金と過去3回の配当金を足した数字、つまり過去1年分の配当額が年間配当額となり、それを元に配当利回りが算出されることが多いです。

今回の【VIG】の配当が増配or減配なのかは、どのデータを比較するかによって異なります。もっともオーソドックスなのは、前年の同期との配当額の比較です。今回が0.6644ドル、前年の同期が0.5985ドルなので11.0%増配になります。また、前年同期との過去1年配当額の比較では、今回が2.2965ドル、前年の同期が2.1339ドルなので、7.6%増配となります。

※背景がになっているのが減配です

【VIG】の年間配当額と年間増配率は?

【VIG】の配当金を1年ごとにまとめてグラフ化しました。着実に増やしている印象です。

【VIG】の期別配当は?

2020年は6月の配当が多く、年間を通して2019年を上回りました。コロナ・ショックに対して、強さを見せました。

【VIG】の過去1年配当額を棒グラフで確認しよう

先ほどの表の過去1年配当額を棒グラフにして、【VIG】の株価と比較しました。過去1年配当額の伸びと株価の動きは、ある程度連動しています。

【VIG】の配当額を棒グラフで確認しよう

こちらは期ごとの配当額を株価と比較したものです。デコボコしていますが、順調に伸びています。12月の配当が最も多いですね。

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今年に入ってからの配当利回りは?

2020年に入ってからの【VIG】の株価と配当利回りを見てみましょう。過去1年の年間配当額から算出しました。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。配当利回りは1.7%前後で推移していましたが、2月半ば以降は株価が下がったため、3月23日には配当利回りが約2.4%まで上昇しました。現在の株価はコロナ・ショック以前を上回り、配当利回りは1.63%です。

 

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現在の【VIG】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じく2.2965ドルで変わらなかったら、配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ2.2965ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.1%ごとに株価を出しました。今後【VIG】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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【VIG】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去に【VIG】を買った場合、現在の購入単価当たりの配当利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から5年前までの株価、配当利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、やや大雑把です。

2020年12月18日の終値は140.69ドル、過去1年の配当金額は2.2965ドルなので、現在の配当利回りは1.63%です。過去5年の平均配当利回りは約1.92%です。過去5年で株価は右肩上がりで、増配もしていますので、早い時期に買った方がYOCは上がります。2016年1月に買っていたら、現在YOCは約3.0%になっていました。

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【VIG】の今後の配当予想は?

現在の過去1年配当金額(2.2965ドル)と1、3、5、10年前の同時期の過去1年配当金額(2.1339ドル、1.9191ドル、1.819ドル、1.048ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。

YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。【VIG】株を2020年12月18日の終値140.69ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。

年間増配率は過去1年が7.6%、過去3年が6.2%、過去5年が4.8%、過去10年が8.2%でした。現在の配当利回りは1.63%です。もっとも増配率の低い過去5年のペースだと10年後のYOCは2.6%、20年後のYOCは4.2%になります。もっとも成績の良い過去10年の増配率を当てはめると10年後のYOCは3.6%、20年後のYOCは7.8%になります。将来YOCはまずまず期待できそうです。

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【VIG】のセクター別のファンド構成比は?

【VIG】に組み込まれている銘柄のセクター別の組込比率です。バンガードの公式サイトではICB(Industry Classification Benchmark)で分類されていますので、これをGICS(Global Industry Classification Standard)に変換しました。情報技術の割合が最も多く、生活必需品、資本財、ヘルスケアと続いています。

 

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【VIG】の上位組込銘柄はどんな会社か?

【VIG】の組込比率1%以上の上位28銘柄です。ベンチマークは、NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス。財務が健全かつ増配実績のある大型株を組み入れています。上位28銘柄で全体の63%を占めており、上位に組み込まれている1銘柄の占める割合は比較的大きいです。ちなみに構成銘柄は全部で212銘柄です。

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過去7カ月の組込比率1%以上の銘柄比較

最近7カ月間の組込比率1%以上の銘柄の比較です。先月との比較では、上位陣はビザ【V】、ウォルト・ディズニー【DIS】が比率を上げ、マイクロソフト【MSFT】、プロクター・アンド・ギャンブル【PG】、ジョンソン・エンドジョンソン【JNJ】、ホーム・デポ【HD】が比率を下げています。

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まとめ

【VIG】の配当は今回も底堅かったですね。下落相場で強さを見せるので、相場全体が今後どうなるか不透明なときに買うのがいいかもしれません。

なお、例年通りだと、次回は3月半ば頃に配当金額が決定し、その数日後に配当落ちになりそうです。

 

 

 

 

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