インベスコ QQQ 信託シリーズ1【QQQ】を過去のデータから検証する

インベスコ QQQ 信託シリーズ1【QQQ】の株価は永遠に上がり続けるのでしょうか? 過去のデータと比較しながら、その傾向に迫ります。

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【QQQ】のセクター比率はどう変化したか?

【QQQ】に組み込まれている銘柄のセクター別の組込比率です。GICS(Global Industry Classification Standard)による分類です。

7月末と8月末の比較では、ほとんど変化はありません。若干、情報技術と一般消費財セクターが増えました。

 

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【QQQ】にはどんな銘柄が組み込まれているのか?

【QQQ】の保有銘柄数は103銘柄です。組込銘柄の一覧を円グラフにしました。組込比率1%以上の銘柄が22銘柄あり、全体の約74.3%を占めています。ほぼ4分の3ですね。組込比率1%未満は81銘柄で全体の約25.7%、円グラフの白い部分です。

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【QQQ】の上位組込銘柄はどんな会社か?

【QQQ】の組込比率1%以上の銘柄です。ベンチマークはナスダック100指数です。ランク上位銘柄は配当を支払っていないIT系ばかりです。データは2020年8月末日のものです。

 

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過去4カ月の組込比率1%以上の銘柄比較

最近4カ月間の組込比率1%以上の銘柄の比較です。上位6社はいわゆるGAFAMで不動ですね。それ以外ではテスラ【TSLA】の躍進が著しいです。5月末の構成比率は1.59%でしたが、8月末には3.37%まで上げてきました。3カ月で2倍になりました。

逆に構成比率が下がっているのはインテル【INTC】シスコ・システムズ【CSCO】です。

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【QQQ】上位22銘柄は主要8ETFには組み込まれているのか?

【QQQ】の組込比率1%以上の22銘柄は、他のETFには組み込まれているのでしょうか? その一覧が下の表です。左からナスダック100【QQQ】、情報技術セクター【VGT】、ダウ30平均【DIA】、S&P500【VOO】、米国全体【VTI】、、連続増配【VIG】、高配当【VYM】【HDV】【SPYD】です。表内の数字は組込順位一番上の行をクリックすると、その項目の順番に並び直します。同じ箇所を続けてクリックすると数値の大小が逆になります。試してください。

※「Tik」はティッカー・コード、「配利」は配当利回りです。配当利回りは2020年8月末の株価から算出しました。【SPYD】は7月の時点で均等に組込、【DIA】は株価の高い順が組込順位なので、この2つの組込順位はあまり重要ではありません。

Tik 配利 QQQ VGT DIA VOO VTI VIG VYM HDV SPYD
AAPL 0.6 1 1 17 1 1
MSFT 0.9 2 2 5 2 2 1
AMZN 3 3 3
FB 4 4 4
GOOGL 5 5 5
GOOG 6 6 6
TSLA 7 21
NVDA 0.1 8 5 15 15
ADBE 9 7 18 19
PYPL 10 6 17 17
NFLX 11 20 18
INTC 2.6 12 8 26 24 25 8
CMCSA 2.1 13 26 26 9 10
PEP 2.9 14 28 28 10 12 9
CSCO 3.4 15 9 29 25 31 9 10
COST 0.8 16 39 40 14
AMGN 2.5 17 4 38 39 19 12
TMUS 18 94 90
AVGO 3.7 19 12 46 49 24 5
QCOM 2.2 20 14 50 51 20 26
TXN 2.5 21 15 52 53 22 27 13
CHTR 22 66 71

【QQQ】の組込比率1%以上の22銘柄中、10銘柄が【VGT】に組み込まれていました。【QQQ】の全103銘柄中38銘柄が【VGT】にも組み込まれていました。構成比率では約47%が同じです。

 

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今年に入ってからの配当利回りは?

2020年に入ってからの【QQQ】の株価と配当利回りを見てみましょう。過去1年の年間配当額から算出しました。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。配当利回りは0.7%台で推移していましたが、2月半ば以降は株価が下がったため、3月23日には配当利回りが0.95%まで上昇しました。現在は株価がコロナ・ショック前の値を大幅に更新して、配当利回りは0.55%です。

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【QQQ】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去に【QQQ】を買った場合、現在の購入単価当たりの配当利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 【QQQ】が設定されたのは1999年3月なので、現在から20年前の2000年まで、1年ごと遡って【QQQ】を買った場合のYOCと株価を見ていきましょう。

2020年9月1日の株価は298.8ドル、過去1年の配当金額は1.6288ドルなので、現在の配当利回りは約0.55%です。

【QQQ】の株価は11年前の2009年頃から右肩上がりでした。そのため、早い時期に買っていれば、YOCは上がります。11年前に買っていたら、現在YOCは4.0%になっていました。11年前に買っていれば、株価、YOCともに約7.4倍になっていました。

ただ、ITバブルが崩壊した19年前の2001年からから11年前の2009年にかけては、比較的長い間、株価がほぼ横ばいでした。

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【QQQ】の今後の配当予想は?

現在の過去1年配当金額(1.6288ドル)と1、3、5、10年前の同時期の過去1年配当金額(1.4901ドル、1.30147ドル、1.1269ドル、0.2592ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。【QQQ】株を2020年9月1日の終値298.8ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。


年間増配率は過去1年が9.3%、過去3年が7.8%、過去5年が7.6%、過去10年が20.2%でした。現在の配当利回りは0.55%です。もっとも増配率が低い過去5年のペースで増配が続くと10年後のYOCは1.1%、20年後のYOCは2.4%になります。もっとも増配率が高い過去10年の増配と同じだと10年後のYOCは3.4%、20年後のYOCは21.5%になります。配当利回りは低いですが、過去10年の増配率なら、将来YOCは期待できそうです。

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まとめ

いかがでしたか? 【QQQ】の株価は、コロナ・ショック前の過去最高値を超えました。株価はどこまで上がるのか気になるところです。

 

 

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