人気高配当ETF【HDV】が増配!

スポンサーリンク

ブラックロック社のiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF【HDV】が、2020年3月24日に配当金を発表しました。0.9144ドルです。前回は0.779ドル、1年前の同時期は0.8221ドルでしたので、どちらと比較しても増えています。コロナ・ショックの影響は反映されていないようです。

スポンサーリンク

【HDV】の過去1カ月の成績は?

過去1カ月の主要ETFと指数の騰落率比較です。【HDV】は【VYM】とほぼ同じで、【SPYD】の成績が悪かったです。また、ナスダック総合や【VIG】が優れていましたね。

 

スポンサーリンク

【HDV】のファンド構成比は?

【HDV】に組み込まれているのは約80銘柄です。ファンド構成比は、ほぼ時価総額の大きい順になっています。上位20銘柄で全体の80%を占めています。各項目のトップ3には、背景色をオレンジにしました。なお、下の表のファンド構成比は2020年3月25日現在です。それ以外の値は2020年3月24日のものです。過去1カ月の騰落率はアムジェン【AMGN】、シスコ・システムズ【CSCO】、ファイザー【PFE】が優秀でした。

 

スポンサーリンク

【HDV】の過去の配当金と増配率は?

【HDV】が設定されたのは2011年3月です。下の表は過去の配当金の一覧です。

配当利回りの計算方法を説明します。年4回配当金を支払う個別銘柄の場合は、最新の配当金額を4倍した額が年間配当額となり、それを株価で割って配当利回りが算出されます。

ところがETFの場合は、組み込まれている銘柄によって配当金を払うタイミングが異なるため、期によってバラバラになります。そこで、最新の配当金と過去3回の配当金を足した数字、つまり過去1年分の配当額が年間配当額となり、それを元に配当利回りが算出されることが多いです。

よって今回の【HDV】の配当が減配かどうかを調べるには、四半期ごとに過去1年分の配当金のデータを作成する必要があります。下の表の右から2番目が過去1年配当額です。今期の【HDV】の過去1年配当額は3.3012で、前期は3.2089なので、2.88%の増配といえるでしょう。ただし、この計算方法だと、減配かどうかの判断は今期と1年前の同時期の配当の比較によって決まります。

そんなわけで、個別銘柄の減配とETFの減配は、少し意味合いが異なります。ETFで多少減配されたとしても、それほど神経質にならなくてもいいかもしれません。

表の一番右の増配率は、前回との比較です。背景がになっているのが減配です。株価は右肩上がりが続いていましたが、定期的に減配しています。

【HDV】の過去1年配当額を棒グラフで確認しよう

先ほどの表の過去1年配当額を棒グラフにして、【HDV】の株価と比較しました。過去1年配当額は、株価とある程度は連動しています。ただし、グラフの一番右の株価は、大きく下がっています。来期以降の配当金額は減るかもしれません。

【HDV】の配当額を棒グラフで確認しよう

今度は、配当額と株価と比較しました。こちらはデコボコですが、ある程度株価と連動しています。このままコロナ・ショックが長引くようだと、来期以降の配当金も厳しくなりそうです。

 

スポンサーリンク

【HDV】を買うタイミングを考える

下のグラフは過去5年の【HDV】の株価、配当利回り、YOCです。現在の【HDV】の配当利回りは過去と比べて高い水準にあります。

過去5年の配当利回りの平均は3.49%です。ここ最近の配当利回りは3.2~4.1%に収まっていましたが、今回の暴落で2020年3月25日現在の株価が67.85ドルに下がりましたので、配当利回りは4.87%に上がりました。見づらいかもしれませんが、グラフの黄色と赤の線は一番右側で重なっています。

コロナ・ショックが長引くようなら、株価の下げ幅と減配の割合をチェックし、配当利回りを過去と現在で比較して買い時を探るのがよさそうです。

スポンサーリンク

まとめ

【HDV】は他の銘柄同様コロナ・ショックで大幅に株価が下落しましたので、配当利回りが5%弱まで上がりました。今回、減配がなかったですが、次回は減る可能性が高そうです。

なお、例年通りだと、次回は6月14~25日頃に配当金額が決定し、配当落ちは6月17~26日頃になります。

 

 

 

 

スポンサーリンク
ウィブル証券
BDC銘柄を特定口座で購入できるウィブル証券
スポンサーリンク

マネックス証券ではQYLD、XYLDなどの買付手数料無料キャンペーンを実施中!【PR】

マネックス証券では、米国ETFの買付手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを実施中です。

対象のETFは21。カバードコールETFの【QYLD】【XYLD】、人気高配当ETF【PFFD】【SDIV】【QDIV】【HDV】【SPYD】、定番ETF【VTI】【VOO】【VT】などバラエティに富んだラインナップ。

対象銘柄の詳細はこちら

まだの人は、この機会にマネックス証券で口座開設をしよう。

マネックス証券
スポンサーリンク
【PR】米国株の口座開設はこちら  SBI証券  楽天証券  マネックス証券  松井証券  ウィブル証券
BDCやCFD取引が気になる人は  IG証券の全口座(全般共通)  サクソバンク証券
CFD取引なら  DMM CFD  GMOクリック証券CFD

こちらのランキングに参加しております。応援クリックお願いします
 にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

個人投資家のブログをまとめたサイトです。素晴らしい記事がたくさんあります。

HDV
スポンサーリンク
たかにんをフォローする