エクソン・モービル【XOM】が増配を見送るも、減配も回避!

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新型コロナ・ウィルスの影響と原油価格の暴落で大ダメージを受けたエネルギー業界ですが、先行きが気になりますね。そんな中、石油メジャーのエクソン・モービル【XOM】が、2020年4月29日に配当を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が0.87ドルでしたが、0.87ドルに据え置きです。毎年、第2四半期のこの時期に増配を発表しましたが、今回は増えませんでした。減配しなかっただけでも、よしとするべきでしょうか。次期以降に減配する可能性もありますし、いずれにせよ予断を許さない状況です。

2020年4月29日の終値は47.46ドル、配当利回りは7.33%です。

エクソン・モービル【XOM】の連続増配年数は37年ですが、連続増配が途切れる可能性があります。

 

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エクソン・モービル【XOM】の過去の配当、年間増配率

エクソン・モービル【XOM】は増配率は年々下がる傾向にあります。このままの0.87ドルの配当をキープした場合、1年単位で考えると2020年はわずかに増配となります。表内の青字は予想です。次回の配当落ちは5月12です。

 

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エクソン・モービル【XOM】の今後の配当予想は?

現在と1、3、5年前の同時期の配当金額を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。エクソン・モービル【XOM】株を2020年4月30日の終値47.46ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。

増配率は過去1年が0%、過去3年が4.2%、過去5年が3.6%でした。現在の配当利回りは7.33%です。もっとも増配率が低かった過去1年のペースで増配が続くと10年後のYOCは7.33%に、もっとも増配率が高かった過去3年と同じ増配率だと10年後のYOCは11.0%になります。現在の配当利回りが高いので、このままの配当をキープしてほしいと考えるホルダーが多いかもしれませんね。

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エクソン・モービル【XOM】をいつ買ったら正解だったか?

過去5年の配当利回りの平均は4.09%です。配当利回りは3.2~9.2%の間で推移しています。

黄色の線はYOC(Yield on Cost)です。過去5年に購入した場合、現時点での購入単価当たりの利回りが何%になっているかを、過去に買ったタイミングごとに示しています。配当利回り(赤い線)と連動した動きになります。

YOCを上げるコツは(1)増配率の高い銘柄を買う、(2)連続増配年数の長い銘柄を買う、(3)株価が低迷しているときに買うなどがあります。いずれの場合もなるべく早い時期に買った方が、YOCは上がっていきますが、長期にわたって株価が右肩下がりの場合は最近購入した方が数値が上がります。

エクソン・モービル【XOM】は株価が右肩下がりで、増配率も年々減っているので、早い時期に購入したほうがYOCは高くなるというわけではありません。過去5年で最もYOCが高いのが2020年3月頃に買った場合で、現在約9.2%になっています。

今年に入ってからのエクソン・モービル【XOM】の株価と配当利回りは?

先ほどのグラフは少し大雑把なので、もう少し細かく1日ごとのデータで見ていきます。下のグラフは、2020年に入ってからのエクソン・モービル【XOM】の株価と配当利回りです。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。年初の配当利回りは4.9%でしたが、株価が下がり続けたため、3月23日には配当利回りが11.0%まで上昇しました。現在は株価が多少持ち直し、配当利回りは7.33%です。

 

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現在のエクソン・モービル【XOM】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じく3.48ドルで変わらなかったら、配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ3.48ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.5%ごとに株価を出しました。今後、エクソン・モービル【XOM】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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エクソン・モービル【XOM】の財務データは?

エクソン・モービル【XOM】の財務データです。売り上げは下がってますね。






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まとめ

エクソン・モービル【XOM】は減配が懸念されましたが、今回は配当を維持できました。ただ、先行きが不透明で手を出しづらいですね。エネルギー・セクター全般に言えますが。

 

 

 

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