ドミニオン・エナジー【D】が配当金33%カットを発表

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総合エネルギーの大手ドミニオン・エナジー【D】が、2020年11月4日に減配を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が0.94ドルだったのが、0.63ドルに下がります。年間配当は3.76ドルから2.52ドルになる予定で、減配率は33%です。2020年11月4日の終値は82.7ドル、配当利回りは3.04%です。

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ドミニオン・エナジー【D】の過去の配当、年間増配率

ドミニオン・エナジー【D】は順調に増配していましたが、今回は減配となりました。次回の配当落ちは12月3です。

ドミニオン・エナジー【D】の年間配当額と年間増配率は?

ドミニオン・エナジー【D】の配当金と増配率を1年ごとにまとめてグラフ化しました。

ドミニオン・エナジー【D】の期別の配当は?

下のグラフは期別の配当です。基本的に配当落ちの月を基準にしています。

 

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今年に入ってからのドミニオン・エナジー【D】の株価と配当利回りは?

2020年に入ってからのドミニオン・エナジー【D】の株価と配当利回りを見てみましょう。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。配当利回りは4.4%ぐらいで推移していましたが、2月半ば以降は株価が暴落して、3月23日には配当利回りが6.3%まで上昇しました。その後株価が回復して配当利回りは4%台後半になりましたが、今回の減配で配当利回りは3.05%に下がりました。

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現在のドミニオン・エナジー【D】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じだったら、株価によって配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ2.52ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.2%ごとに株価を出しました。今後、ドミニオン・エナジー【D】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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ドミニオン・エナジー【D】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去にドミニオン・エナジー【D】を買った場合、現在の購入単価当たりの配当利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から5年前までの株価、配当利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、やや大雑把です。

2020年11月4日の終値は82.7ドル、過去1年の配当金額は2.52ドルなので、現在の配当利回りは約3.05%です。過去5年の平均配当利回りは約4.3%です。過去5年で株価は横ばいで増配を続けていましたが、今回減配したため、早い時期に買っていたらYOCは下がります。

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ドミニオン・エナジー【D】の今後の配当予想は?

現在の配当金額(0.63ドル)と1、3、5、10年前の同時期の配当金額(0.9175ドル、0.77ドル、0.6475ドル、0.4575ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。ドミニオン・エナジー【D】株を2020年11月4日の終値82.7ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。


増配率は過去1年がマイナス31.3%、過去3年がマイナス6.5%、過去5年がマイナス0.5%、過去10年が3.3%でした。現在の配当利回りは3.05%です。もっとも増配率が低い過去1年のペースで増配が続くと10年後のYOCは0.07%、20年後のYOCは0%になります。もっとも増配率が高い過去10年の増配と同じだと10年後のYOCは4.2%、20年後のYOCは5.8%になります。今後、配当が回復するかどうかで、将来YOCは大幅に変わりそうです。

 

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ドミニオン・エナジー【D】は主要ETFに組み込まれているか?

ほとんどの高配当ETFに組み込まれており、組込順位もなかなか高いです。

ETF 組込可否 組込順位 割合(%)
VYM(413) 41 0.671
HDV(74) 14 2.13
SPYD(80) 30 1.3
VIG(212) ×
VTI(3566) 93 0.198
VOO(508) 92 0.237
DIA(30) ×
QQQ(103) ×

※表内の「ETF」の右側の()内の数字は全組込銘柄数です

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ドミニオン・エナジー【D】の財務データは?

ドミニオン・エナジー【D】の財務データです。業績は減配するほど悪いわけではない気がしますが、配当性向はよくないですね。





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ライバル企業とトータルリターンを比較する

ドミニオン・エナジー【D】とライバル企業のトータル・リターンを比較します。デューク・エナジー【DUK】、サザン【SO】、Vanguard S&P500 ETF【VOO】と比べました。

2015年11月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2020年10月には【VOO】が1万7300ドル、【SO】が1万6000ドル、【DUK】が1万6000ドル、【D】が1万3900ドルになっていました。

過去7年10カ月のトータルリターンを比較する

それでは、過去10年の場合はどうでしょうか? 2010年11月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2020年10月には【VOO】が3万3800ドル、【D】が2万7700ドル、【DUK】が2万6400ドル、【SO】が2万3800ドルになっていました。

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まとめ

2020年7月にドミニオン・エナジー【D】の経営陣が年内に配当を減らすと宣言していましたが、実際にその通りになりました。

 

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