石油4大メジャーのエクソン・モービル【XOM】、シェブロン【CVX】、ロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】、BP【BP】の配当状況を確認しよう

かつて世界の石油業界を牛耳ったセブン・シスターズと呼ばれる7つの会社は、現在は4社になりました。エクソン・モービル【XOM】、シェブロン【CVX】、ロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】、BP【BP】です。

最近のエネルギー業界は雲行きが怪しくなってきました。とくに2020年以降は業績悪化や減配銘柄が出てきました。そこで、現在の配当状況を中心にまとめました。

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基本情報は?

アメリカ系がエクソン・モービル【XOM】とシェブロン【CVX】で、ロックフェラーのスタンダード・オイルの流れを汲みます。ロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】はオランダと英国の企業が合併して誕生しました。BP【BP】は英国系です。これにフランスのトタル【TOT】を加えて、欧米メジャー5社とも言います。

 

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エクソン・モービル【XOM】の過去の配当、年間増配率

まずはエクソン・モービル【XOM】を見てみましょう。毎年5月に配当落ちを迎えるタイミングで増配していました。2020年は増配せず、その後も現状維持がつづいています。次回の配当落ちは2月9日です。表内の青字は予想です。

エクソン・モービル【XOM】の年間配当額と年間増配率は?

エクソン・モービル【XOM】の配当金と増配率を1年ごとにまとめてグラフ化しました。増配率は右肩下がりですね。スキーのジャンプ台のような曲線を描いています。

エクソン・モービル【XOM】の期別の配当は?

下のグラフは期別の配当です。基本的に配当落ちの月を基準にしています。2019年の5月から0.87ドルが続いています。配当を維持しているだけでもありがたいと考えてもいいかもしれません。

 

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シェブロン【CVX】の過去の配当、年間増配率

次はシェブロン【CVX】です。毎年2月に配当落ちを迎えるタイミングで増配していました。例年通りなら、今回が増配のタイミングでしたが、配当据え置きとなりました。次回の配当落ちは2月16日です。表内の青字は予想です。

シェブロン【CVX】の年間配当額と年間増配率は?

シェブロン【CVX】の配当金と増配率を1年ごとにまとめてグラフ化しました。2016年が一番悪く、そこから上昇してV字を描いていましたが、今年は難しいかもしれません。

シェブロン【CVX】の期別の配当は?

下のグラフは期別の配当です。基本的に配当落ちの月を基準にしています。仮に今年配当を据え置いても、2022年中に増配すれば、連続増配の記録は途絶えませんが、果たしてどうなるでしょうか。

 

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ロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】の過去の配当、年間増配率

ロイヤルダッチ・シェルはオランダに上場しているA株とイギリス上場のB株があります。イギリスは源泉徴収税がかからないのでB株【RDS.b】を買うのがおすすめです。

2014年以降は0.94ドルの配当が続いていましたが、2020年5月に約1/3の0.32ドルに減りました。2020年11月にはわずかに増配して0.333ドルになりましたが、過去の水準には程遠いです。なお、次回の配当落ちは2月18日です。表内の青字は予想です。また、5月に配当落ちを迎える期で、配当が4%ほど増える予定と発表しました。

ロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】の年間配当額と年間増配率は?

ロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】の配当金と増配率を1年ごとにまとめてグラフ化しました。横ばいが続いていましたが、2020年以降は大減配です。

ロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】の期別の配当は?

下のグラフは期別の配当です。基本的に配当落ちの月を基準にしています。2020年以降は厳しいですね。

 

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BP【BP】の過去の配当、年間増配率

BP【BP】は2015年以降は0.6ドルの配当が続いていましたが、2020年8月に半分になりました。その後、配当金は回復していません。次回の配当落ちは2月18日です。表内の青字は予想です。

※2019年2月の権利落ちの際、オプション付配当がありましたが、それは加えていません

BP【BP】の年間配当額と年間増配率は?

BP【BP】の配当金と増配率を1年ごとにまとめてグラフ化しました。

BP【BP】の期別の配当は?

下のグラフは期別の配当です。基本的に配当落ちの月を基準にしています。【BP】は2010年にメキシコ湾原油流出事故を起こし、多額の賠償金を支払うことになったため、2010年は3期無配になりました。その後配当金は徐々に回復しましたが、以前の配当額である0.84ドルには戻らず、2020年に大幅減配になりました。

 

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配当利回りはどう変化したか?

下のグラフは2016年1年以降、過去5年の4銘柄の配当利回りの推移です。データは1カ月に1度なのでややアバウトです。

5年前はエクソン・モービル【XOM】とシェブロン【CVX】の米国勢は利回りが4%前後だったのに対し、ロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】とBP【BP】の英国勢は7%前後と高かったですね。

コロナ・ショックの2020年3月頃にどの銘柄も株価が暴落したたため、配当利回りが急騰しました。その後株価は緩やかながら上昇しましたので、利回りは下がっていきました。

ただ、ロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】は2020年5月に配当が1/3になったので、配当利回りが大幅に下がりました。BP【BP】は2020年8月に配当が半分になり、こちらも利回りが大きく下がりました。現在、減配したBP【BP】と現状維持のシェブロン【CVX】の配当利回りは、6%前後でほぼ同じです。これは元の利回りに差があったからだといえます。

 

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トータルリターンを比較する

エクソン・モービル【XOM】、シェブロン【CVX】、ロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】、BP【BP】の過去5年トータルリターンを比較します。

2011年2月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年1月には【CVX】が1万3200ドル、【BP】が8300ドル、【XOM】が8000ドル、【RDS.b】が7900ドルになっていました。

過去3カ月、1、3、5、10年の年平均トータルリターンは以下の通りです。最近3カ月はどの銘柄も好調ですね。それ以外の期間ではほとんどがマイナスです。唯一シェブロン【CVX】が過去5年で4.1%、過去10年で2.9%のプラスです。

 

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まとめ

いかがでしたか? アメリカのエクソン・モービル【XOM】、シェブロン【CVX】は、何とか減配をせずに踏みとどまっています。ただ、増配はやめてしまったようです。一方、英国系のロイヤルダッチ・シェルB【RDS.b】とBP【BP】は大幅減配となりました。

どの銘柄も今後の雲行きが怪しいです。エクソン・モービル【XOM】、シェブロン【CVX】は合併の協議を行ったようです。元々スタンダード・オイルという会社ですので、元さやに戻るのもアリかもしれませんね。

 

 

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