キャタピラー【CAT】が増配見送り

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資本財セクターはコロナ・ショックでダメージを受けている会社が散見されます。そんな中、世界トップの重機メーカーのキャタピラー【CAT】が、2020年6月10日に増配を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が1.03ドルだったのが、据え置きの1.03ドルです。年間配当は4.12ドルの予定です。2020年6月12日の株価は122.6ドル近辺、配当利回りは3.36%です。

キャタピラー【CAT】の連続増配年数は26年です。

 

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キャタピラー【CAT】の過去の配当、年間増配率

キャタピラー【CAT】は例年なら今回のタイミングで増配するはずでした。このままの配当金でも連続増配にはなりますが、どうでしょうか? ただ、2016年も増配しなかったので、それほど気にする必要はないかもしれません。表内の青字は予想です。次回の配当落ちは7月17です。

 

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キャタピラー【CAT】の今後の配当予想は?

現在と1、3、5年前の同時期の配当金額を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。キャタピラー【CAT】株を2020年6月12日の株値122.6ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。

増配率は過去1年が0%、過去3年が9.7%、過去5年が6.0%でした。現在の配当利回りは3.36%です。もっとも増配率が低かった過去1年のペースで増配が続くと10年後のYOCは3.36%と変わりません。もっとも増配率が高かった過去3年の増配と同じだと10年後のYOCは8.49%になります。以前の増配率に戻れば、将来のYOCは期待できそうです。

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キャタピラー【CAT】をいつ買ったら正解だったか?

過去5年の配当利回りの平均は3.15%です。配当利回りは2~5%の間で推移しています。

黄色の線はYOC(Yield on Cost)です。過去5年に購入した場合、現時点での購入単価当たりの利回りが何%になっているかを、過去に買ったタイミングごとに示しています。配当利回り(赤い線)と連動した動きになります。

YOCを上げるコツは(1)増配率の高い銘柄を買う、(2)連続増配年数の長い銘柄を買う、(3)株価が低迷しているときに買うなどがあります。いずれの場合もなるべく早い時期に買った方が、YOCは上がっていきますが、長期にわたって株価が右肩下がりの場合は最近購入した方が数値が上がります。

キャタピラー【CAT】は株価は、以前は右肩上がりで増配率も高かったので、早い時期に購入したほうがYOCが上がりましたね。過去5年で最もYOCが高いのが2016年1月頃に買った場合で、現在約6.6%になっています。

今年に入ってからのキャタピラー【CAT】の株価と配当利回りは?

先ほどのグラフは少し大雑把なので、もう少し細かく1日ごとのデータで見ていきます。下のグラフは、2020年に入ってからのキャタピラー【CAT】の株価と配当利回りです。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。配当利回りは3%前後で推移していましたが、2月半ば以降は株価が下がったため、3月23日には配当利回りが4.49%まで上昇しました。現在は株価が少し回復して、配当利回りは3.36%です。

 

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現在のキャタピラー【CAT】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じく4.12ドルで変わらなかったら、配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ3.12ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.2%ごとに株価を出しました。今後、キャタピラー【CAT】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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キャタピラー【CAT】は主要ETFに組み込まれているか?

ダウ平均【DIA】の採用銘柄でもあり、資本財セクターの中では米国を代表する企業といえます。増配ETFの【VIG】や高配当ETF【VYM】でもなかなかの位置で組み込まれていますね。

ETF 組込可否 組込順位 割合(%)
VYM(393) 39 0.696
HDV(77) ×
SPYD(64) ×
VIG(183) 23 1.263
VTI(3486) 82 0.227
VOO(509) 81 0.265
DIA(30) 11 3.22
QQQ(103) ×

 

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キャタピラー【CAT】の財務データは?

キャタピラー【CAT】の財務データです。コロナ・ショック以前から、少し足踏み状態です。




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まとめ

新型コロナの感染拡大の影響で世界的に建設需要が落ち込み、キャタピラー【CAT】の2020年1~3月期の決算は予想を下回りました。すぐに回復するかは微妙なところです。

 

 

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