2023年11月終了時点でのポートフォリオ

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2023年11月終了時点でのアセット・アロケーションやポートフォリオの紹介と、保有銘柄の傾向と説明、将来の見通しです。

 

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この1カ月で購入した商品は?

この1カ月で新規に購入した銘柄は、ありません。

追加購入したのは、ブラックストーン・セキュアド・レンディング・ファンド【BXSL】、SPDR ブラックストーン・シニアローンETF【SRLN】、グローバルX S&P500・カバード・コールETF【2868】です。3銘柄です。

 

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この1カ月で売却したした商品は?

ありません。損出ししようと思ったのですが、米国株が急上昇したので、しませんでした。

 

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アセット・アロケーションは?

大雑把なアセット・アロケーションです。「日米以外株」の中に、わずかですが米国株と日本株が含まれています。

1カ月前からの変化は、あまりないです。日本株がわずかに減り、債券が少し増えました。

 

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株式のセクター比率は?

株式ETFの中身をGICSに基づいてセクター分類し、個別銘柄と合わせてセクター分けをしました。金融が最多で23.2%で、資本財が14.9%、ヘルスケアが10.7%、情報技術が10.4%、一般消費財が9.3%、生活必需品が8.7%と続いています。

先月との比較では、あまり変化はないですね。

※BDC銘柄は金融に入れました

 

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ETFを種類別に分けたポートフォリオ

ETFを種類ごとに分けました。外貨建て口座はETFが23銘柄、BDC銘柄が15銘柄、米国個別株が15銘柄の計53銘柄です。【PFFD】【YYY】【SRLN】はETF(債券)に入れています。円建て口座はETFが3、日本個別株が9銘柄の計12銘柄です。合わせて65銘柄ですね

それなりに安全で、高配当と増配の両方を狙える【VYM】が現在7.3%で最多です。それ以外のETFは1銘柄あたり最大で全体の5%に収めようと考えています。現在【VYM】以外で5%を超えているのは【HDV】で5.4%です。

超高配当ETFは最終的に1銘柄あたりの上限は2%にしようかと思います。【QYLD】が3.0%と少し比率が高いですね。

 

ポートフォリオの将来像

最終的には、米国配当系ETFを25%債券ETFを15%カバードコールETF、米国外ETF、BDC、米国個別株、日本個別株を10%ずつ米国インデックス&低配当ETF、米国不動産を5%ずつにしようと考えています。

ウィブル証券でBDCが購入可能になったので8月に比率を5%から10%に変更しました。その分は、米国配当系ETFを30%から25%に減らしました。今後、日本株高配当ETFの新規購入も検討しており、新たなカテゴリを作成し、比率を変更すると思います。

分配金利回りの高いカバードコールはついつい買いたくなりますが、上限は10%に抑えたいですね。

 

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全保有銘柄と比率

全保有銘柄をカテゴリ別に並べたものです。銘柄ごとの比率、小分類(カテゴリ)の比率も右端にあります。小分類の中の並び順はティッカーコードのアルファベット順です。

 

保有銘柄を比率の高い順に並び替える

比率の高い順に並び替えました。【VYM】が7.3%で首位。【HDV】が5.4%で続いています。

小分類の「米国配当系ETF」が上位10位以内に5銘柄すべてあります。高配当で増配傾向、株価も右肩上がりなので、ポートフォリオの主力です。

 

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種類ごとに、銘柄の比率とYOCをチェック!

ここからは種類ごとに比率やYOCなどを見ていきます。まずは表の見方です。

「債券ETF」の横に書いてある数値は、合計比率。つまり、債券ETFの合計比率が10.8%という意味です。その下の数値は、各銘柄やETFの比率です。

左から2列目の「分配頻度」は年何回、分配金や配当が出るかという意味です。「12」なら毎月分配型です。右から3列目の分配金利回りは現時点での利回り。ETFの場合は、過去1年分配金を現在の株価で割って計算します。個別銘柄の場合は直近の配当を1年換算したものを使用します。

右から2列目の元本利回り(YOC)は、現在の過去1年分配金を取得価格で割って計算したものです。自分利回りとも言います。株価が安い時期に買って、増配すれば、YOCは上がります。

一番右の「YOC-利回り」は、YOCが現在利回りよりも高いかどうかです。赤字がマイナスです。この数値は外貨建て口座の場合は、円換算せずにドルのままで計算しています。

 

債券ETFは全体の11.1%です。高配当ETFが多く、全て毎月分配型なので、FIRE向けの商品と言えますね。【2866】は円建て、東証版【PFFD】ですね。

 

【SRLN】は、シニアローンが対象のETFです。金利上昇に伴い、2022年後半から分配金は上昇しています。2023年12月は0.32ドルで、先月と同じです。分配金利回り(12カ月)は8.25%ですが、直近利回りだと9%を超えます。まあ、金利が下がれば、分配金額も減ることになりますが。

 

王道インデックスはコロナ・ショックの頃に購入

続いて「米国インデックス&低配当ETF」【DIA】や【VTI】などのインデックスと、配当系の中で分配金利回りの低い【VIG】です。3つのETFともに、一番右側の「YOC-利回り」が好調です。

この3つのETFは、コロナ・ショックのあった2020年頃に購入しました。2021年以降は追加購入していません。そのため、YOCは上がっています。いずれも増配傾向なので、こういう銘柄をいかに早く仕込むかがポイントですね。

 

【VIG】10年以上連続して増配の実績がある銘柄を、時価総額加重平均方式で組み入れています。配当利回り上位25%とREITは除外されます。個別銘柄の加重の上限は4%です。

 

米国配当系ETFはポートフォリオのコア

次は「米国配当系ETF」全体の22.7%を占めており、ポートフォリオの中心です。保有比率は【VYM】が7.3%で全体の1位【HDV】は5.4%で全体の2位です。

この両銘柄は2020年と2021年を中心に購入したので、YOCは高くなっています。【VYM】は特定口座で買っていますが、新NISAの対象になったら、そちらで追加購入しようと考えています。

【DVY】と【SDY】はNISA口座で購入しており、新NISAになったら、そちらにスライドしようかなと思います。

 

【SPYD】はS&P500指数を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄で構成されています。均等加重で、半年に1回の銘柄入れ替えでリセットされるため、分配金のブレが大きいです。

 

高い利回りが魅力のカバードコールETF

お次は「カバードコールETF」。オプション取引を使って、分配可能な収益を確保するETFです。

いずれも分配金利回りが高いので、魅力的ですが、保有比率は各銘柄上限2%ぐらいにしたいものです。【2865】と【2868】は円建て、東証版【QYLD】【XYLD】です。

 

こちらはJEPQの株価と分配金の比較。ちょうど二桁差があるので、棒グラフが株価に到達していれば、月利1%、年利12%ほどになります。2023年6~8月は0.3ドル台とイマイチでしたが、9月以降は0.4ドル台に回復しています。

 

不動産は近年やや不調

「米国不動産ETF」は【XLRE】のみです。

【XLRE】はS&P500の不動産セクターが対象のETF。組入銘柄は約30銘柄と少なく、少数精鋭です。

 

【XLRE】の分配金推移です。2023年9月は0.2910ドルで、対前年同期20.0%減。不動産の分配金は近年は今ひとつですが、その中では健闘しています

 

米国以外を保有して分散投資

「米国外ETF」は全体の6.6%で、4つのETFです。上から【DEM】が新興国高配当、【FGD】が先進国高配当、【SDIV】が世界の高配当、【VXUS】が米国を除く世界全体が対象のETFです。

【FGD】は先進国が対象の高配当ETFなので、米国も10%ほど含まれています。便宜上、このカテゴリに入れました。

 

【VXUS】は米国以外の世界が対象のETF。6月と12月の分配金が多い傾向です。

 

ウィブル証券で購入不可能となったBDC銘柄

下の表はBDC銘柄全部で15銘柄。全体に対して12.2%ですね。

BDCとは新興企業や中小企業の事業開発に金融面を中心にサポートする投資会社です。利益の90%以上を配当に充てるため、配当利回りはかなり高いです。

 

※増配率は特別配当は含めず

ブルー・アウル・キャピタル【OBDC】は、2019年7月に上場したばかりの新しい企業です。配当は四半期タイプです。BDCとしての規模は上から3番目。歴史が浅いことを考えると、急成長ですね。

2023年7月に社名変更されました。以前はアウル・ロック・キャピタル【ORCC】でした。現在はティッカー・コードも変更となりました。

通常配当は、2023年12月に0.35ドルに増配。特別配当は2023年は毎回出ています。


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最近は購入していない米国個別株

続いて、米国の個別株です。全部で15銘柄。全体に対して13.8%ですね。【BTI】は欧州個別株ですが、便宜上ここに入れておきます。

最近はETFばかり買っているので、ここ2年ほどは買っていません。スピンオフなどで一般口座行きになるたびに売っています。

ほとんどが増配銘柄なので、YOCは高くなっています。アッヴィ【ABBV】は現在の配当利回りが4.3%で、YOCは8.1%と高くなりました。ブロードコム【AVGO】は現在の配当利回りが2.0%で、YOCは6.0%。どちらも2019年と2020年に購入して、ここまで上がっています。すさまじい増配率です。

 

※増配率は直近の過去1年配当と〇年前の同時期を比較して計算

アルトリア・グループ【MO】は8月24日に増配率を発表しました。配当が0.94ドルから0.98ドルになります。4.3%増です。

 

日本の個別株は、かなり前に買った銘柄が目立つ

最後は日本個別株全部で9銘柄あり、比率は15.9%です。日本株は10数年前に購入したものと、3年ほど前に購入したものの2パターンあります。10数年前に購入して、保有し続けた銘柄のYOCは素晴らしいですね。

三井物産【8031】、三菱商事【8058】は増配を発表しました。どちらも、ここ数年の株価上昇と増配は素晴らしいですね。

2008年にエー・ディ・エム【3335】という銘柄を買ったところ、加賀電子【8154】に買収されました。株価1006円で購入したことになり、現在6500円ほどなので、株価は6.5倍、YOCは21%台まで上昇しました。

資本財セクターの銘柄はいずれも素晴らしいです。アイナボは住宅関連の工事や販売を手掛けている会社です。

 

※2024年は予想です。前年9月の中間と、3月の期末で1年分です。増配率は2024年3月期の過去1年配当と、○年前を比較して計算

三菱商事【8058】は11月2日に増配を発表しました。年間配当が210円になる見通しです。また、2024年1月1日に株式分割を行い、1株が3株になるとのこと。

 

分配金利回り(配当利回り)とYOCは?

配当利回り(分配金利回り)と、YOC(Yield On Cost/投資元本に対する利回り)は以下の通りです。加重平均です。

・ドル建て口座の配当利回りは5.80%、YOCは6.05%
・円建て口座の配当利回りは3.68%、YOCは7.62%
・全口座の配当利回りは5.45%、YOCは6.19%

 

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ETFの運用会社は?

ETFの運用会社の比率も調べました。あまり変化はありません。【SRLN】を購入したので、ステートストリート社が21.0%から21.6%に増えました。

 

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今後の予定

12月は【SRLN】【JEPQ】【RYLD】【DEM】、東証版PFFD【2866】あたりを購入しようかなと考えています。

 

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