現在のポートフォリオの紹介と、保有銘柄の傾向と説明、将来の見通しです。
この1カ月で購入した米国株は?
この1カ月は大変な相場でしたね。今後さらに下落が続くのか、持ち直すかは不透明です。新たに購入した株は、ありません。買い増したのはバンガード 米国高配当株式ETF【VYM】、iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF【HDV】、アリトリアグループ【MO】、ブロードコム【AVGO】。大幅下落が始まった2月24日以降は、指をくわえて相場を眺めていました。
米国株のポートフォリオは?
米国株のポートフォリオです。アメリカ株を最初に買ったのが2019年6月末で、それから少しずつ増やしています。エネルギー・セクターの株が軒並み不調で、保有率が17.8%から12.1%に減りました。現在ETFが6銘柄、個別株が25銘柄です。
日本株を含めたポートフォリオは?
日本株を含めたセクター別のポートフォリオです。今後はETF、生活必需品、ヘルスケア、公益事業を増やしていきたいと考えています。
保有銘柄の時価総額はどのくらいか?
基本的に個別銘柄は時価総額100億ドル以上の銘柄を所有しています。下のグラフの10,000(最初の目盛り)が100億ドルになります。大型株中心にポートフォリオを組んでいます。ウェストロック【WRK】やレゲット・アンド・プラット【LEG】の時価総額は約100億ドルを切っています。
並び順はETF(債権)、ETF(株)、生活必需品、ヘルスケア、エネルギー、公益事業、通信サービス、情報技術、資本財、素材です。
配当利回り、連続増配年数は?
配当利回りと連続増配年数を比較したグラフです。ETFを除く個別銘柄25の連続増配年数の平均は20.4年です。スリーエム【MMM】の62年、ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】の57年が際立っていますね。
配当利回り、YOC(元本配当利回り)は?
配当利回り、YOC(元本配当利回り)をまとめたグラフです。ETFを除く個別銘柄25の配当利回りの平均は6.2%、YOCの平均は4.9%です。ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の配当利回りは13%、BP【BP】は11.6%と非常に高くなっています。
ここ1カ月の米国株の大幅下落で、含み損が増えました。大幅プラスなのはアッヴィ【ABBV】だけで、ヘルスケア、通信サービス、公益事業セクターの銘柄はプラマイ0ぐらい、それ以外は軒並みマイナスです。エネルギー銘柄はすべて不調ですね。オクシデンタル・ペトロリアム【OXY】は大幅減配が決まったようです。10年ほど寝かして熟成させようと考えてます。
過去5年増配率は?
配当利回りと過去5年増配率を比較したグラフです。ETFを除く個別銘柄25の過去5年増配率の平均は7.0%です。過去5年増配率は、ブロードコム【AVGO】が56.2%と圧倒的です。テキサス・インスルツメンツ【TXN】が21.5%と続き、情報技術セクターが上位2つを占めています。アッヴィ【ABBV】は19.2%、エンブリッジ【ENB】は11%、アリトリアグループ【MO】10.1%と続いています。
配当利回り、5年後予想YOCは?
配当利回りと5年後予想YOCを比較したグラフです。銘柄の5年後予想YOCではなく、自分の買値に対する5年後予想YOCです。過去5年増配率を元に算出しました。ETFを除く個別銘柄25の5年後予想YOCの平均は8.0%です。ブロードコム【AVGO】が39.5%と抜きんでています。アッヴィ【ABBV】、アリトリアグループ【MO】、エンブリッジ【ENB】も10%を超えています。
今後の予定
今後のアメリカ株は、どうなるでしょうかね? そろそろ【VTI】【VIG】【VYM】【HDV】などのETFを少しずつ買い増そうかなと考えてます。
大暴落の直前に記事にしたとおり【SPYD】は下落相場では弱かったですね。そのため現在、配当利回りが高くなってます。新規に購入しようかなとも考えたのですが、組み入れ銘柄の減配、7月の組み替えによる株価の変化を見てから決めてもいいのかなと考えてます。SPYDの配当については、次回の3月20日頃の支払いは暴落と関係なさそうですが、その次の6月20日頃の支払いは要チェックですね。