S&P500連動ETF【VOO】の減配は気にしなくて大丈夫か?

バンガード社のバンガード S&P500 ETF【VOO】が、2020年3月6日に配当金を発表しました。1.178ドルです。前回は1.4285ドル、1年前の同時期は1.4551ドルでしたので、どちらと比較しても減少しています。コロナ・ショックの影響かもしれません。

ETFの年間配当額は、個別銘柄とは計算方法が異なります。今回の配当が減配なのかを明らかにして、過去の事例から将来を予測します。なお、ETFの場合は「分配金」が正式名称かもしれませんが、個別銘柄を同じく「配当金」と表記します。

 

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【VOO】の過去の配当金と増配率は?

【VOO】が設定されたのは2010年9月です。下の表は過去の配当金の一覧です。

配当利回りの計算方法を説明します。年4回配当金を支払う個別銘柄の場合は、最新の配当金額を4倍した額が年間配当額となり、それを株価で割って配当利回りが算出されます。

ところがETFの場合は、組み込まれている銘柄によって配当金を払うタイミングが異なるため、期によってバラバラになります。そこで、最新の配当金と過去3回の配当金を足した数字、つまり過去1年分の配当額が年間配当額となり、それを元に配当利回りが算出されることが多いです。

よって今回の【VOO】の配当が減配かどうかを調べるには、四半期ごとに過去1年分の配当金のデータを作成する必要があります。下の表の右から2番目が過去1年配当額です。今期の【VOO】の過去1年配当額は5.2938ドルで、前期は5.5709ドルなので、4.97%の減配といえるでしょう。ただしこの計算方法だと、減配かどうかの判断は今期と1年前の同時期の配当の比較によって決まります。

そんなわけで、個別銘柄の減配とETFの減配は、少し意味合いが異なります。ETFで多少減配されたとしても、それほど神経質にならなくてもいいかもしれません。

表の一番右の増配率は、前回との比較です。背景がになっているのが減配です。株価が右肩上がりで好調のときでも、わずかな減配はありました。ただし、今回のようなマイナス5%前後は初めてです。

【VOO】の過去1年配当額を棒グラフで確認しよう

先ほどの表の過去1年配当額を棒グラフにして、VOOの株価と比較しました。過去1年配当額は、株価とある程度は連動しています。ただし、グラフの一番右の株価は、過去1年配当額よりも下落が目立ちます。過去1年配当額のうち3/4は過去のものだから、最新の過去1年配当額の下落率が低かったのかもしれません。

 

【VOO】の配当額を棒グラフで確認しよう

今度は、配当額と株価と比較しました。こちらのグラフの一番右側は、株価と配当額がほぼ同じ割合で下落しているように見えます。

 

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【VOO】を買うタイミングを考える

現在の【VOO】の配当利回りは過去よりも高い水準にあります。下のグラフは過去5年の【VOO】の株価、配当利回り、YOCです。

過去5年の配当利回りの平均は1.95%です。ここ最近の配当利回りは1.6~2.2%に収まっていましたが、今回の暴落で株価は2020年3月19日現在220ドルまで下がりましたので、配当利回りは2.41%に上がりました。

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まとめ

【VOO】を購入する人は、配当はそれほど期待していないかもしれません。ただし現在、株価が下がって、配当利回りは2.5%に近づきつつあります。いま仕込んでおけば、将来株価が上がり増配を繰り返すようになると、キャピタルゲインとインカムゲインの両方が狙える可能性があります。

 

 

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