プロクター・アンド・ギャンブル【PG】が6%の増配を発表

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新型コロナ・ウィルスによる業績悪化や減配の懸念が叫ばれる中、日用品の世界最大手プロクター・アンド・ギャンブル【PG】が、2020年4月14日に増配を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が0.7459ドルだったのが、0.7907ドルに上がる予定です。年間配当は2.9549ドルから3.118ドルに、今後1年間の年間配当は3.1628ドルの予定です。増配率は6.0%、年間増配率は5.5%の予定です。2020年4月15日の株価は121.1ドル近辺、配当利回りは2.61%です。

プロクター・アンド・ギャンブル【PG】の連続増配年数は64年です。

 

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プロクター・アンド・ギャンブル【PG】の過去の配当、年間増配率

2015年に増配率は1.5%に下がりましたが、その後上昇しています。表内の青字は予想です。次回の配当落ちは5月15です。

 

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プロクター・アンド・ギャンブル【PG】の今後の配当予想は?

現在と1、3、5年前の同時期の配当金額を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。プロクター・アンド・ギャンブル【PG】株を2020年4月15日の株価121.1ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。

増配率は過去1年が6.0%、過去3年が4.7%、過去5年が3.6%でした。現在の配当利回りは2.75%です。もっとも増配率が低かった過去5年のペースで増配が続くと10年後のYOCは3.7%に、もっとも増配率が高かった過去1年の増配と同じだと10年後のYOCは4.7%になります。配当利回り、増配率ともに平均的ですが、連続増配銘柄なので将来YOCは実現しそうです。

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プロクター・アンド・ギャンブル【PG】をいつ買ったら正解だったか?

過去5年の配当利回りの平均は3.12%です。配当利回りは2.4~4%の間で推移しています。

黄色の線はYOC(Yield on Cost)です。過去5年に購入した場合、現時点での購入単価当たりの利回りが何%になっているかを、過去に買ったタイミングごとに示しています。配当利回り(赤い線)と連動した動きになります。

YOCを上げるコツは(1)増配率の高い銘柄を買う、(2)連続増配年数の長い銘柄を買う、(3)株価が低迷しているときに買うなどがあります。いずれの場合もなるべく早い時期に買った方が、YOCは上がっていきますが、長期にわたって株価が右肩下がりの場合は最近購入した方が数値が上がります。

プロクター・アンド・ギャンブル【PG】は株価は右肩上がりで、長年増配を続けているので、早い時期に購入したほうがYOCは高くなります。過去5年で最もYOCが高いのが2015年8月頃に買った場合で、現在約4.5%になっています。

今年に入ってからのプロクター・アンド・ギャンブル【PG】の株価と配当利回りは?

先ほどのグラフは少し大雑把なので、もう少し細かく1日ごとのデータで見ていきます。下のグラフは、2020年に入ってからの【PG】の株価と配当利回りです。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。配当利回りは2.4%前後で推移していましたが、2月末以降は株価が下落したため、3月23日には配当利回りが3.1%まで上昇しました。現在は株価がほぼ元通りまで上がり、配当利回りは2.61%です。

 

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現在のプロクター・アンド・ギャンブル【PG】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じく3.1628ドルで変わらなかったら、配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ3.1628ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.2%ごとに株価を出しました。今後、プロクター・アンド・ギャンブル【PG】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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プロクター・アンド・ギャンブル【PG】の財務データは?

プロクター・アンド・ギャンブル【PG】の財務データです。2014年に不採算部門を切り離し、収益性の高いブランドに集中する計画を発表しました。そのため売り上げは少し下がりましが、2016年に営業利益率を20%台に乗せました。






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まとめ

プロクター・アンド・ギャンブル【PG】はディフェンシブな銘柄です。コロナショックでもそれほど株価は下がりませんでしたし、戻りも早かったです。。

 

 

 

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