エネルギー・インフラ会社のワンオーク【OKE】が2020年1月15日に増配を決定しました。
これまで四半期ごとの配当が0.915ドルだったのが、0.935ドルに上がります。年間配当は3.53ドルから3.74ドルになる予定です。増配率は2.2%、年間増配率は5.9%の予定です。2020年1月16日の株価は76.6ドル近辺、配当利回りは4.9%です。
ワンオーク【OKE】の連続増配年数は18年です。
ワンオーク【OKE】の過去の配当、年間増配率
2018年以降は4半期ごとに増配をしており、増配マニアにはたまらない銘柄といえそうです。次回の配当落ちは1月24日です。
ワンオーク【OKE】の今後の配当予想は?
現在と1、3、5年前の同時期の配当金額を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。ワンオーク【OKE】株を2020年1月16日の株価76.6ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。
増配率は過去1年が8.7%、過去3年が15%、過去5年が9.1%でした。現在の配当利回りは4.9%です。もっとも増配率が低かった過去1年のペースで増配すると10年後のYOCは11.3%に、もっとも増配率が高かった過去3年のペースの増配だと10年後のYOCは19.7%になります。現在の配当利回りが高く、増配率も高水準のため、このままのペースなら将来の配当はバラ色の様相を呈しています。
ワンオーク【OKE】の買い時は?
過去5年の配当利回りの平均は5.66%です。2016年2月頃は配当利回りが10%を超えていたようです。この時、買っておきたかったですね。
米国のエネルギーセクターを、配当、増配率、連続増配年数、将来予想YOCなどで比較しました。
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