エネルギー・事業会社のコンソリデーテッド・エジソン【ED】が2020年1月16日に増配を決定しました。
これまで四半期ごとの配当が0.74ドルだったのが、0.765ドルに上がります。年間配当は2.96ドルから3.06ドルになる予定です。増配率、年間増配率ともに3.4%の予定です。2020年1月17日の株価は89.3ドル近辺、配当利回りは3.4%です。
コンソリデーテッド・エジソン【ED】の連続増配年数は46年です。
コンソリデーテッド・エジソン【ED】の過去の配当、年間増配率
増配率は高くないですが、毎年確実に増配しています。公益事業らしく手堅いイメージですね。次回の配当落ちは2月18日です。
コンソリデーテッド・エジソン【ED】の今後の配当予想は?
現在と1、3、5年前の同時期の配当金額を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。コンソリデーテッド・エジソン【ED】株を2020年1月17日の株価89.3ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。
増配率は過去1年が3.4%、過去3年が3.5%、過去5年が3.3%でした。現在の配当利回りは3.4%です。もっとも増配率が低かった過去5年のペースで増配すると10年後のYOCは4.7%に、もっとも増配率が高かった過去3年のペースの増配だと10年後のYOCは4.8%になります。増配率があまり高くないので、現在の配当利回りとそれほど変わりません。ただし、実現する可能性は高そうです。
コンソリデーテッド・エジソン【ED】の買い時は?
過去5年の配当利回りの平均は3.65%です。3.5%を超えてから買いたいところです。
米国の公益事業セクターを、配当、増配率、連続増配年数、将来予想YOCなどで比較しました。
公益事業は何を買っても同じなのか?
日本で暮らす日本人にとって、米国の公益事業は接点がない会社がほとんどです。また、企業によっての違いや特色もあまりないような気がします。本当でしょうか? そこで、配当金と増配率をテーマに、公益事業の企業...