チャブ【CB】が増配

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金融セクターはコロナ・ショック後に減配する銘柄が現れています。そんな中、世界有数の損害保険会社のチャブ【CB】が、2020年5月20日に増配を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が0.75ドルだったのが、0.78ドルに上がります。年間配当は3ドルから3.12ドルになる予定で、増配率は4%です。2020年5月22日の終値は117ドル、配当利回りは2.67%です。

チャブ【CB】の連続増配年数は27年です。

 

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チャブ【CB】の過去の配当、年間増配率

チャブ【CB】のここ数年の増配率は3%前後です。表内の青字は予想です。次回の配当落ちは6月18です。

 

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チャブ【CB】の今後の配当予想は?

現在と1、3、5年前の同時期の配当金額を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。チャブ【CB】株を2020年5月22日の終値117ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。

増配率は過去1年が4%、過去3年が3.2%、過去5年が3.1%でした。現在の配当利回りは2.67%です。もっとも増配率が低かった過去5年のペースで増配が続くと10年後のYOCは3.6%に、もっとも増配率が高かった過去1年の増配と同じだと10年後のYOCは3.9%になります。配当利回りは平均的低いですが、増配率がそれほど高くないので、将来のYOCは今ひとつかもしれません。

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チャブ【CB】をいつ買ったら正解だったか?

過去5年の配当利回りの平均は2.16%です。配当利回りは1.8~2.8%の間で推移しています。

黄色の線はYOC(Yield on Cost)です。過去5年に購入した場合、現時点での購入単価当たりの利回りが何%になっているかを、過去に買ったタイミングごとに示しています。配当利回り(赤い線)と連動した動きになります。

YOCを上げるコツは(1)増配率の高い銘柄を買う、(2)連続増配年数の長い銘柄を買う、(3)株価が低迷しているときに買うなどがあります。いずれの場合もなるべく早い時期に買った方が、YOCは上がっていきますが、長期にわたって株価が右肩下がりの場合は最近購入した方が数値が上がります。

チャブ【CB】は株価が右肩下がり増配率もそれほど高くないので、早い時期に購入してもYOCが上がるというわけではありません。過去5年で最もYOCが高いのが2020年4月頃に買った場合で、現在約3.1%になっています。

今年に入ってからのチャブ【CB】の株価と配当利回りは?

先ほどのグラフは少し大雑把なので、もう少し細かく1日ごとのデータで見ていきます。下のグラフは、2020年に入ってからのチャブ【CB】の株価と配当利回りです。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。配当利回りは2%前後で推移していましたが、2月半ば以降は株価が下がったため、3月23日には配当利回りが3.31%まで上昇しました。現在は株価が少し回復して、配当利回りは2.67%です。金融セクターの株は、コロナ・ショック後の戻りが遅いですね。

 

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現在のチャブ【CB】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じく3.12ドルで変わらなかったら、配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ3.12ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.2%ごとに株価を出しました。今後、チャブ【CB】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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チャブ【CB】は主要ETFに組み込まれているか?

増配ETFの【VIG】や高配当ETF【VYM】にそれなりの位置で組み込まれているのは好感が持てます。なかなか優良企業という位置付けですね。

ETF 組込可否 組込順位 割合(%)
VYM(393) 49 0.543
HDV(77) ×
SPYD(70) ×
VIG(183) 33 0.934
VTI(3486) 136 0.147
VOO(509) 115 0.202
DIA(30) ×
QQQ(103) ×

 

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チャブ【CB】の財務データは?

チャブ【CB】の財務データです。2016年1月にエース・リミテッドがチャブ・コーポレーションを買収して、チャブ・リミテッドと社名が変更されました。




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まとめ

金融セクターの中では、チャブ【CB】は健闘しています。

 

 

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