シェブロン【CVX】が8.4%の増配

スポンサーリンク
※当サイトには広告が含まれています
※当サイトには広告が含まれています

石油メジャーのシェブロン【CVX】が2020年1月24日に増配を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が1.19ドルだったのが、1.29ドルに上がります。年間配当は4.76ドルから5.16ドルになる予定です。増配率、年間増配率ともに8.4%の予定です。2020年1月30日の株価は109.5ドル、配当利回りは4.7%です。

シェブロン【CVX】の連続増配年数は33年です。

 

スポンサーリンク

シェブロン【CVX】の過去の配当、年間増配率

2015~2017年は原油価格が下落して、石油業界の株が低迷しました。その頃はわずかでしたが、増配を敢行しました。2018年以降は増配率が上がっています。表内の青字は予想です。次回の配当落ちは2月14日です。

 

スポンサーリンク

シェブロン【CVX】の今後の配当予想は?

現在と1、3、5年前の同時期の配当金額を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。シェブロン【CVX】株を2020年1月30日の株価109.5ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。

増配率は過去1年が8.4%、過去3年が6.1%、過去5年が3.8%でした。現在の配当利回りは4.7%です。もっとも増配率が低かった過去5年のペースで増配すると10年後のYOCは6.8%に、もっとも増配率が高かった過去1年のペースの増配だと10年後のYOCは10.6%になります。現在の配当利回りは高く、ここ2年の増配率も上がってきているので、将来YOCも期待できそうです。

スポンサーリンク

シェブロン【CVX】をいつ買ったら正解だったか?

過去5年の配当利回りの平均は4.1%です。配当利回りは3.5~5.5%の間で推移しています。株価は、原油価格が暴落した2015~16年に低迷し、その後、回復しています。

黄色の線はYOC(Yield on Cost)です。過去にこの銘柄を買った場合、現時点での購入単価当たりの利回りが何%になっているかを示しています。配当利回り(赤い線)と連動した動きになります。YOCを上げるコツは(1)増配率の高い銘柄を買う、(2)連続増配年数の長い銘柄を買う、(3)株価が低迷しているときに買う。いずれの場合もなるべく早くに買った方が、YOCは上がっていきます。

シェブロン【CVX】のYOCが過去5年で最も高いのが2015年の9月頃に買った場合で、現在約6.6%になっています。

 

スポンサーリンク

シェブロン【CVX】の主要データは?

シェブロン【CVX】の主要データです。

スポンサーリンク

まとめ

シェブロン【CVX】は2016年に赤字になりましたが、その時でさえ増配しました。キャッシュには余裕がありそうですね。増配率も年々上がっているのも好感がもてます。