ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】が4.1%の増配を発表

石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】が、2020年10月29日に増配を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が0.32ドルだったのが、0.333ドルに上がります。年間配当は1.28ドルから1.332ドルになる予定で、増配率は4.1%です。2020年10月30日の終値は24.15ドル、配当利回りは5.52%です。

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】は前々回に0.94ドルから0.32ドルへと66%の大幅減配をしました。それから2度目の配当で、わずかながら増配しました。

ロイヤル・ダッチ・シェルはイギリスとオランダに拠点を置く企業です。オランダに上場しているのがA株【RDS.a】イギリスに上場しているのがB株【RDS.b】。オランダは現地源泉税率が15%掛かるのに対して、イギリスは現地課税がかかりませんので、B株【RDS.b】について取り上げます。

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ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の過去の配当、年間増配率

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の配当は横ばいが続いていましたが、2020年の5月に大幅減配となりました。次回の配当落ちは11月12です。

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の年間配当額と年間増配率は?

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の配当金と増配率を1年ごとにまとめてグラフ化しました。来年以降どうなるのか、気になるところです。

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の期別の配当は?

下のグラフは期別の配当です。基本的に配当落ちの月を基準にしています。

 

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今年に入ってからのロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の株価と配当利回りは?

2020年に入ってからのロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の株価と配当利回りを見てみましょう。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。コロナ・ショックの前の2020年1月から株価は下落傾向でしたが、2月半ば以降は暴落して、3月18日には配当利回りが19.2%まで上昇しました。株価は大幅な減配があったため、現在の配当利回りは5.52%です。

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現在のロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じだったら、株価によって配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ1.332ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.2%ごとに株価を出しました。今後、ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去にロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】を買った場合、現在の購入単価当たりの配当利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から5年前までの株価、配当利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、やや大雑把です。

2020年10月30日の終値は24.15ドル、過去1年の配当金額は1.332ドルなので、現在の配当利回りは約5.52%です。過去5年の平均配当利回りは約6.33%です。過去5年で株価は下落しており、大幅減配もあったため、早い時期に買っていたらYOCは下がります。過去のデータからは、いま買い始めるのが一番良さそうです。

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ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の今後の配当予想は?

現在の配当金額(0.333ドル)と1、3、5、10年前の同時期の配当金額(0.94ドル、0.94ドル、0.94ドル、0.84ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】株を2020年10月30日の終値24.15ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。


増配率は過去1年がマイナス64.6%、過去3年がマイナス29.2%、過去5年がマイナス18.7%、過去10年がマイナス8.8%でした。現在の配当利回りは5.52%です。もっとも増配率が低い過去1年のペースで増配が続くと10年後のYOCは0%、20年後のYOCは0%になります。もっとも増配率が高い過去10年の増配と同じだと10年後のYOCは2.2%、20年後のYOCは0.9%になります。2期前に大幅減配があったため、それらを加味して将来YOCを予想すると悲惨な数字になります。

 

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ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】は主要ETFに組み込まれているか?

世界の主要ETFに何番目に組み込まれているでしょうか? VT(世界)、VXUS(米国を除く世界)、VEA(米国を除く先進国)、VGK(ヨーロッパ)、VEU(米国を除く世界の大・中型株)への組込状況です。それほど順位が高くないですが、ロイヤル・ダッチ・シェルA【RDS.a】も組み込まれていますので、実際の組込割合はこの約2倍と考えていいかもしれません。

ETF 組込可否 組込順位 割合(%)
VT(8807) 211 0.08
VXUS(7531) 72 0.18
VEA(3998) 59 0.24
VGK(1310) 36 0.47
VEU(3474) 71 0.20

※表内の「ETF」の右側の()内の数字は全組込銘柄数です

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ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の財務データは?

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】の財務データです。この1年は厳しい状況ですね。





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ライバル企業とトータルリターンを比較する

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】とライバル企業のトータル・リターンを比較します。エクソン・モービル【XOM】、BP【BP】、Vanguard S&P500 ETF【VOO】と比べました。

2015年11月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2020年10月には【VOO】が1万7300ドル、【BP】が6000ドル、【RDS.b】が5800ドル、【XOM】が4900ドルになっていました。

過去7年10カ月のトータルリターンを比較する

それでは、過去10年の場合はどうでしょうか? 2010年11月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2020年10月には【VOO】が3万3800ドル、【XOM】が7000ドル、【BP】が6600ドル、【RDS.b】が6100ドルになっていました。

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まとめ

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.b】は今回わずかに増配をしましたが、今後の先行きは不透明です。注視する必要がありそうですね。

 

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