ウィズダムツリー 米国株中型株配当ファンド【DON】の2021年3月分配金は0.0652ドル

ウィズダムツリー社のウィズダムツリー 米国株中型株配当ファンド【DON】が、2021年3月24日に分配金を発表しました。0.0652ドルです。1年前の同期は0.125ドルでしたので、47.8%の減配です。

分配金利回りを過去1年間の分配金額から算出すると、2021年4月12日の終値は41.4ドル、過去1年の分配金額は0.8302ドルなので、利回りは2.01%になります。

※このページでの利回りは過去1年間の分配金をもとに計算します。

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基本情報を確認しよう

【DON】は米国の中型株の中から配当利回りの高い約300銘柄を抽出し、支払った配当額によって比重を決めます。そのため、時価総額が大きく配当利回りの高い銘柄の組込比率が高くなります。

下の表はウィズダムツリー社の主な米国ETFの基本情報です。毎月分配金が支払われるのが共通しています。【DON】の運用総額は大型株配当ファンド【DLN】よりも多いですね。

 

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【DON】の過去の分配金と増配率は?

【DON】が設定されたのは2006年6月です。下の表は過去の分配金の一覧です。

今回の【DON】の分配金が増配or減配なのかは、どのデータを比較するかによって異なります。もっともオーソドックスなのは、前年の同期との分配金額の比較です。今回が0.0652ドル、前年の同期が0.125ドルなので47.8%の減配です。また、前年同期との過去1年分配金額の比較では、今回が0.8302ドル、前年の同期が1.0188ドルなので、18.5%の減配となります。

※背景がになっているのが減配です

【DON】の年間分配金額と年間増配率は?

【DON】の分配金を1年ごとにまとめてグラフ化しました。年によって上下しています。

【DON】の期別分配金は?

期別の分配金です。当初の分配金の支払いは年4回でした。2012年11月から現在と同じ毎月分配型ETFになりました。同じ月を比較した場合、分配金額にバラつきがあるので、年間トータルで考えた方がいいかもしれません。

【DON】の過去1年分配金額を棒グラフで確認しよう

過去1年分配金額を棒グラフにして、【DON】の年末の株価を比較しました。株価と年間の分配金は比較的連動しています。

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2020年以降の株価と利回りは?

2020年以降の【DON】の株価と利回りを見てみましょう。過去1年の年間分配金額から算出しました。青線が株価(左軸)で、赤線が利回り(右軸)です。2020年の年初は利回りが2.4%前後でしたが、2月半ば以降は株価が下がったため、3月23日には利回りは約4.7%まで上昇しました。現在の株価はコロナ・ショック前を上回り、利回りは2.01%です。

 

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現在の【DON】の株価と利回りの関係は?

年間分配金額が現在と同じく0.8302ドルで変わらなかったら、利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間分配金額が現在と同じ0.8302ドルが続いた場合の、利回りと株価の相関図です。利回りを0.2%ごとに株価を出しました。今後【DON】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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【DON】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去に【DON】を買った場合、現在の購入単価当たりの利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から5年前までの株価、利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、ややアバウトです。下のグラフの黄色の線が、過去に買った場合の、現在の購入単価当たりの利回り(YOC)です。

2021年4月12日の終値は41.4ドル、過去1年の分配金額は0.8302ドルなので、現在の利回りは2.01%です。過去5年の平均利回りは約2.56%です。過去5年の株価はわずかに右肩上がりで、早い時期に買った方がYOCは上がります。2016年5月に買っていたら、現在YOCは約2.8%になっていました。なお、コロナ・ショック時の2020年3月に買った場合は、YOCは約3.4%になっています。

 

 

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ライバルETFとトータルリターンを比較する

同じウィズダムツリー社の米国大型株配当ETF【DLN】、米国小型株配当ETF【DES】、高配当ETF【DHS】とトータルリターンを比較します。PORTFOLIO VISUALIZERを使って、2011年4月から2021年3月までの10年間を比べます。

2011年4月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合、2021年3月には【DLN】が3万1100ドル、【DON】は2万9400ドル、【DHS】は2万6800ドル、【DES】は2万6100ドルになっていました。米国大型株配当ETF【DLN】が優勢ですね。

年次リターン

1年ごとでリターンを比較しました。【DON】はほとんどの年で2番目にリターンがよかったです。

過去のトータルリターン

過去3カ月、1、3、5、10年の年平均トータルリターンは以下の通りです。過去3カ月や1年では中型株配当【DON】や小型株配当【DES】のパフォーマンスが優れていますが、過去3年以上では大型株配当【DLN】が一歩抜け出しています。

過去の分配金はどのくらいか?

2011年4月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合の年間にもらえる分配金の推移です。分配金は再投資します。税金は考慮しません。PORTFOLIO VISUALIZERのデータです。

10年間の分配金の合計は【DHS】が6400ドル、【DES】が5000ドル、【DLN】が4900ドル、【DON】が4800ドルでした。高配当【DHS】が他を引き離した結果でした。

 

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【DON】の今後の分配金予想は?

現在の過去1年分配金額(0.8302ドル)と1、3、5、7年前の同時期の過去1年分配金額(1.0188ドル、0.7423ドル、0.7815ドル、0.6041ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の分配金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの分配金利回りのことです。【DON】株を2021年4月12日の終値41.4ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。

購入金額は1万ドルにします。そうすると、年間分配金額から利回り(YOC)が一瞬で計算できます。たとえば、年間分配金額が300ドルなら利回り(YOC)は3.0%、年間分配金額777ドルなら利回り(YOC)は7.77%になります。

増配率は過去1年がマイナス18.5%、過去3年が3.8%、過去5年が1.2%、過去7年が4.6%でした。現在の分配金利回りは2.01%です。

分配金を再投資しない場合

まずは分配金を再投資しないケースを見てみましょう。税金は考慮しません。現在の利回りが2.01%なので、1年目の年間分配金額は201ドルです。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は88ドル、10年目の分配金額は32ドルになります。もっとも成績の良い過去7年の増配率を当てはめると5年目の分配金額は240ドル、10年目の分配金額は302ドルになりそうです。分配金額302ドルはYOC(購入額に対する利回り)3.02%です。

 

分配金を再投資する場合

つぎに分配金を再投資するケースを見てみましょう。税金は考慮しません。再投資する場合の分配金額は、現在と10年前の株価を比較して年平均騰落率を計算し、それを使って調整しています。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は94ドル、10年目の分配金額は35ドルになります。もっとも成績の良い過去7年の増配率を当てはめると5年目の分配金額は261ドル、10年目の分配金額は368ドルになりそうです。分配金額368ドルはYOC(購入額に対する利回り)3.68%です。

分配金を再投資する場合(税引き後)

最後に分配金を再投資するケースで、税金を引いた額で計算してみましょう。分配金は28%の税金を引いた72%で計算します。1年目は230ドルではなく、税引き後の278ドルになります。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は66ドル、10年目の分配金額は24ドルになります。もっとも成績の良い過去7年の増配率を当てはめると5年目の分配金額は183ドル、10年目の分配金額は251ドルになりそうです。分配金額251ドルはYOC(購入額に対する利回り)2.51%です。

 

 

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【DON】のセクター別のファンド構成比は?

【DON】に組み込まれている銘柄のセクター別の組込比率です。金融が26.2%と最多で、資本財、公共事業、一般消費財、素材、不動産と続いています。景気に敏感なセクターの割合が多いですね。

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【DON】の上位組込銘柄はどんな会社か?

2021年4月9日の【DON】の組込比率上位20銘柄です。ベンチマークは、ウィズダムツリー 米国中型株配当インデックス。上位20銘柄で全体の約20%なので分散が利いています。構成銘柄数は全部で308銘柄。セクターは金融、公益事業、資本財が多いですね。トップ20はなじみの薄い銘柄がほとんどですね。個別銘柄で持つことはなさそうなものばかりなので、ETFとしてまとめて所有する方法はありかもしれません。

 

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まとめ

【DON】は中型銘柄の中で配当を支払った額の大きい銘柄、つまり利回りと時価総額を掛けた数値の大きい順に銘柄が組み込まれているETFです。あまり聞いたことのない銘柄が多いので、自身のポートフォリオを分散させる方法として保有するという考え方ができそうです。

 

 

 

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