グローバルX マルチテーマ成長株 ETF【GXTG】には何が入っているのか?

コロナ・ショックの2020年3月以降は、次世代を担うテック系銘柄が軒並み上昇していますが、どの銘柄がおすすめでしょうか? 今後成長が期待されるテーマETFをまとめたグローバルX マルチテーマ成長株 ETF【GXTG】に注目してみましょう。

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基本情報を確認しよう

【GXTG】のベンチマークはソラクティブ・セマティック・グロース・インデックス。現在、大麻、ゲノム、クラウドコンピューティング、リチウム&バッテリー、ソーシャルメディア、フィンテック、ロボット&人口知能(AI)という7つのETFが組み込まれています。経費率は0.50%。

左上が【GXTG】で、残りが【GXTG】に組み込まれているETFです。いずれもグローバルX社のETFなので、それぞれを買うことも可能です。ただし【POTX】だけは日本の証券会社からは買うことができないようです。日本では禁止されれている大麻がテーマだからかもしれません。

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【GXTG】の中身はどう変化するか?

【GXTG】は、組み込まれているテーマ別ETFごとに前年比収益成長率を計算し、組込比率を決めます。つまりテーマETFの収益率が成長していると、組込比率が上がる仕組みになっています。また、年に1回の入れ替えと、半年に1回リバランスを行っており、この7つのETFで固定というわけではないようです。

下の図は2020年9月以降の比率の変化です。ここ最近は【POTX】の比率が大幅にアップしました。

【GXTG】に組み込まれているETFの値動きは?

【GXTG】に組み込まれているテーマ別ETFごとの過去1年チャートを見てみましょう。大麻【POTX】だけが異色の動きですね。横ばいが続いて、2021年2月初頭頃から急上昇して、急落。ボラティリティが激しいですね。最近1年で最も伸びているのがリチウム&バッテリー【LIT】で、次がソーシャルメディア【SOCL】です。

【GXTG】に組み込まれているETFのリターンは?

【GXTG】と組み込まれているテーマ別ETFごとを、過去3カ月と過去1年のリターン(年平均)で比較しましょう。過去1年ではリチウム&バッテリー【LIT】が最もリターンがいいのがわかります。どのETFもなかなかのパフォーマンスですね。いずれかが不調の時期があっても、他のETFが補うことで【GXTG】は安定した値動きとなりそうです。

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【GXTG】組込銘柄の紹介

【GXTG】に組み込まれている7つのETFはどのようなものでしょうか? ざっとまとめてみます。運用総額は【LIT】【BOTZ】が多く、【CLOU】【FINX】が続き、【SOCL】【GNOM】【POTX】は少ないですね。

グローバルX カナビス ETF【POTX】

Global X Cannabis ETF【POTX】は、大麻業界全体の企業に投資することを目指しています。日本では違法なので、あまりなじみがないですね。大麻や工業用大麻の合法的な生産、成長、流通に携わる企業のほか、大麻業界への金融サービスの提供、医薬品用途などまで多岐にわたっています。

ETF内の国別の比率ではカナダが75%、米国が14%、残りは英国、オーストラリアと続き、アングロ・サクソン国家ばかりですね。セクターはヘルスケア。2021年2月以降、株価が爆上げしています。

グローバルX ゲノム&バイオテクノロジー ETF【GNOM】

ゲノムとは遺伝子と染色体を掛け合わせた合成用語です。DNAを分析することによって、先進医療を行います。セクターはヘルスケアで、国別では米国が90%を占めています。

グローバルX クラウド・コンピューティング ETF【CLOU】

クラウド・コンピューティングとはインターネット上にあるサービスを、アプリケーション込みで使用することを意味します。ソフトウェアを使用する場合はSaaS(Software as a Service)、プラットフォームを利用するケースはPaaS(Platform as a Service)、インフラを使う場合はIaaS(Infrastructure as a Service)と呼ばれます。米国が90%弱を占めています。

グローバルX リチウム&バッテリーテック ETF【LIT】

リチウムやバッテリーは、電気自動車(EV)には欠かせません。テスラ【TSLA】の組込順位は上から5番目ですね。アルベマール【ALB】が組込順位トップです。国別の構成比率は中国が45%、米国が20%、韓国が12%、日本が6%ほどです。アジアが強い分野ですね。

グローバルX ソーシャルメディア ETF【SOCL】

ソーシャルメディアの発達により、私たちの生活は飛躍的に便利になりました。ただし、いくつかの企業によって、世界の情報をコントロールされてしまうという懸念もあります。フェイスブック【FB】、ツイッター【TWTR】、SNAP、テンセント、バイドゥ、ネイバー(LINE)などおなじみの企業が上位にランクインしています。米国が50%、中国30%、韓国が10%、日本が4%ほどです。

グローバルX フィンテック ETF【FINX】

金融技術の最先端のフィンテックは、現金が大好きな日本は世界から遅れているかもしれません。決済サービスのスクエア【SQ】やペイパル【PYPL】などが有名ですね。国別では米国が約50%です。

グローバルX ロボット&AI・ETF 【BOTZ】

【BOTZ】はロボットや自動運転、AIなどの最先端企業をまとめたETFです。この分野はガンダムを生み出した国・日本が強く、ファナックやキーエンス、安川電機などが上位にランクインしています。国別では日本が40%強を占めており、米国が35%、スイスが10%です。

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【GXTG】の国別構成比率は?

【GXTG】の国別の構成比率では米国が約半分を占めています。カナダが21.4%と次に多いですが、最近好調の大麻【POTX】にカナダ企業の割合が多いからですね。以下、中、日、韓、豪、英と続いています。

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【GXTG】のセクター比率は?

【GXTG】のセクター比率を見てみましょう。seekingalphaを参考にしましたので、GICSではありません。ヘルスケア・セクターの割合が多いですね。組込上位2つのETF、大麻【POTX】とゲノム【GNOM】のほとんどがヘルスケア・セクターだからですね。情報技術セクターが2番目です。この2つのセクターで全体の7割近くを占めています。

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 他のETFとのトータルリターンを比較する

グローバルX マルチテーマ成長株 ETF【GXTG】とライバルETFとのトータル・リターンを比較します。インベスコ QQQ 信託シリーズ1【QQQ】、ARKイノベーションETF【ARKK】、バンガード・S&P500【VOO】と比べました。

【GXTG】は2019年10月に設定されたばかりですので、2019年12月から比較します。1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年1月には【ARKK】が2万7800ドル、【GXTG】が1万8400ドル、【QQQ】が1万5400ドル、【VOO】が1万2000ドルになっていました。

過去3カ月、1年、1年2カ月の年平均トータルリターンは以下の通りです。【ARKK】は凄まじいリターンですね。日本の証券会社では買えないのが残念です。【GXTG】は【QQQ】をオーバーパフォームしていますね。ただし、期間が短いので、あまり参考にはならないかもしれませんね。また、比較相手が悪すぎるので【VOO】がショボく見えますが、年平均リターンが17%なので、かなりの高水準です。

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【GXTG】に組み込まれている日本企業は?

現在【GXTG】に組み込まれている7つのETFには、どんな日本の企業が入っているのでしょうか? 組込銘柄から日本の未来を想像してみるのも面白いかもしれません。

ロボット&AIの【BOTZ】に日本企業がたくさん入っています。32銘柄中17銘柄と約半数を日本企業が占めています。それ以外ではソーシャルメディア【SOCL】に5企業、リチウム&バッテリー【LIT】が3企業です。ゲノム【GNOM】とフィンテック【FINX】は1企業ずつです。

大麻【POTX】とクラウド・コンピューティング【CLOU】には、日本企業は含まれていません。大麻は日本では違法なので入っていないのはわかりますが、クラウド・コンピューティングの分野では、日本は世界に後れを取っているといえそうです。

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まとめ

いかがでしたか? 【GXTG】は興味深いETFですね。組み込まれているETFが、今後どのように変化するのかも注目したいです。設定されてまだ1年ちょっとですが、【QQQ】以上のパフォーマンスというのは素晴らしいですね。これが継続できるのかは未知数ですが、ハイテク系ポートフォリオのサテライトとして投資するのはアリかもしれません。

 

 

 

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