【QQQ】や【VGT】など米国ハイテク・グロース系6つのETFをGAFAMテスラ比率などで比較

近年の米国株はハイテク・グロース銘柄に支えられていると言われています。そこで今回は、米国を代表するハイテク・グロース系ETF6つを比較します。

対象は、インベスコ QQQ 信託シリーズ1【QQQ】、バンガード・ 米国情報技術セクターETF【VGT】、テクノロジー・セレクト・セクター SPDR ファンド【XLK】、バンガード・ 米国グロースETF 【VUG】、バンガード・ラッセル1000グロース株ETF【VONG】、バンガード・米国メガキャップ・グロースETF【MGK】です。

 

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基本情報を確認しよう

6つのETFの基本情報です。【QQQ】はナスダック市場の時価総額の多い約100銘柄が対象。【VGT】【XLK】はGICSのセクター分類における情報技術セクター銘柄。【VUG】【VONG】は大型グロース株、【MGK】は超大型グロース株で構成されています。

ざっくりまとめると【QQQ】【VGT】【XLK】がハイテク系、【VUG】【VONG】【MGK】がグロース系が中心です。いずれもハイテクとグロース両方の要素は含まれています。

運用総額は【QQQ】が15.6兆円、【VUG】が7.2兆円、【VGT】が4.3兆円、【XLK】が4兆円、【MGK】1兆円、【VONG】は0.5兆円です。

運用会社は【QQQ】がインベスコ、【XLK】がステートストリートで、残りの4つがはバンガードです。経費率は【QQQ】が少し高く、バンガードのETFは0.1%以下です。配当利回りはいずれも1%を切っております。

※「配当利回り」は過去1年の配当額から算出しました。モーニングスターレーティングは2020年12月末のものです

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組込上位銘柄はどんなものか?

6つのETFの組込上位銘柄はどのようなものでしょうか? 下の表は6つのETFの組込比率を合計し、上位30銘柄を比率の大きい順に並べました。

※組込比率はバンガード社のETFは2020年12月末、それ以外は2021年1月末のデータをもとにしています。

【QQQ】はナスダック市場に上場している銘柄のみなので、ビザ【V】やマスターカード【MA】など、ナスダック以外の市場に上場しているハイテク・グロース株は入っていません。

【VGT】と【XLK】はGICSのセクター分類における情報技術セクターが対象なので、グーグル(アルファベットA)【GOOGL】などコミュニケーション関連銘柄、アマゾン【AMZN】のようなEC系はありません。

右側の3つのETF【VUG】【VONG】【MGK】の上位銘柄の顔ぶれと順位は似ており、大型グロース銘柄といわれるものがほぼ入っています。

【QQQ】【VGT】【XLK】にしか入っていないインテル【INTC】シスコ・システムズ【CSCO】は、ハイテクだけどグロースではない銘柄といえるかもしれません。

 

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GAFAMテスラの比率は?

ハイテク・グロース銘柄のなかでも、とくに時価総額が大きく近年の業績が好調の企業、グーグル(アルファベット)、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフトのことを、頭文字を取って「GAFAM」と呼ぶことがあります。これらの企業にテスラを加えた「GAFAMテスラ」は、ETFにどのくらい含まれているのでしょうか?

下の棒グラフは、GAFAMテスラの占有比率です。右端にGAFAMテスラの合計比率を書きました。表の一番下に参考として【VOO】と【VTI】のデータも載せました。

【VGT】【XLK】は特殊ですね。アップル【AAPL】とマイクソフト【MSFT】しか組み込まれていません。ただ、その2銘柄の組込比率が高く、合計すると、他のETFのGAFAMテスラ比率とほぼ同じになります。【XLK】は組込銘柄数が75と少ないため、アップル【AAPL】とマイクソフト【MSFT】の比率が【VGT】よりも大きくなります。

組込銘柄数が455と最大の【VONG】は、GAFAMテスラ比率は39.0%と低いです。組込銘柄数が多いので、1つの銘柄の割合が少ないということですね。

組込銘柄数が100と少なく、超大型グロースのみで構成されている【MGK】は、GAFAMテスラ比率が48.7%で最大です。

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6つのETFは似ているのか?

ファンドオーバーラップを使って、他のETFとの重複割合を調べてました。下のグラフは6つのハイテク・グロース系ETF同士の重複している割合を示したものです。比率が高いほど濃いオレンジ色になり、比率が低いと薄くなります。

【VGT】と【XLK】はお互いの重複割合は83%と高いですが、それ以外のETFに対しては重複比率が40%台と低いです。【VUG】は【VONG】や【MGK】と8割弱重複しています。【QQQ】は少し独自の路線というのがわかりますね。

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過去のトータルリターンはどうか?

過去のトータルリターンを比較しましょう。下の表は過去3カ月、1年、3年、5年、10年の年平均トータルリターン比較です。リターンが高いほど濃いオレンジ色になり、リターンが低いと薄くなります。表の一番下に参考として【VOO】のデータも載せました。

過去1年では【QQQ】が素晴らしく、過去3年と5年は【VGT】が抜きんでています。過去10年は【QQQ】【VGT】【XLK】がほぼ互角です。

【VUG】【VONG】【MGK】は似たような成績です。組み込まれている銘柄も似ていますしね。いずれのETFも【VOO】と比較すると、かなりアウトパフォームしています。

上の棒グラフは、先ほどの表と同じものです。こうした方がわかりやすいかもしれません。

ちなみに10年前の2011年2月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年1月末には【QQQ】が6万2100ドル、【VGT】が6万1600ドル、【XLS】が5万8300ドル、【VUG】が4万5300ドル、【VONG】が4万6700ドル、【MGK】が4万7500ドル、【VOO】が3万5300ドルになっていました。

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まとめ

いかがでしたか? 過去のパフォーマンスでは、ハイテクが中心の【QQQ】【VGT】【XLK】が良かったですね。

【VGT】と【XLK】はGAFAMテスラから2銘柄しか入っていませんが、その2銘柄アップル【APPL】とマイクロソフト【MSFT】が好調でした。組込銘柄数の多い【VGT】は、情報技術セクターの小型株のパフォーマンスの寄与があったのかもしれません。

【QQQ】はナスダック市場に上場している銘柄から金融を除いた上位100銘柄が対象です。金融がないことと、ナスダック市場の中で100番以内の時価総額になった銘柄は勢いがあること、このあたりが好パフォーマンスの要因といえそうです。

【VUG】【VONG】【MGK】はグロース株が対象ですが、ハイテク以外のグロース銘柄が、ETF全体の足を少し引っぱったかもしれません。

 

 

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