グラクソ・スミスクライン【GSK】のポンド建て配当をドルに変換する方法を考える

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ヘルスケアのグラクソ・スミスクライン【GSK】が配当を発表しました。今回は0.23ポンド(23ペンス)です。

グラクソ・スミスクライン【GSK】はADR銘柄で、配当を英国のポンド建てで支払った後に、ドルに替えるため、その時の為替レートによって微妙に金額が異なります。そこで、ポンド建てとドル建ての両面から、過去の配当金を確認しましょう。

ちなみに2021年2月5日の終値は35.26ドル、配当利回りは約5.9%です。

 

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グラクソ・スミスクライン【GSK】の過去の配当、年間増配率

グラクソ・スミスクライン【GSK】のポンド建ての配当額は、ここ数年変動がありません。毎年2月に配当落ちを迎える配当が0.23ポンド(23ペンス)、それ以外の3回は0.19ポンド(19ペンス)、年間の配当合計額が0.8ポンド(80ペンス)です。

英国のポンド(ペンス)で支払った後、ポンド/ドルの為替を通した後、ドルで支払われます。その際、2倍にしているようです。たとえば、前回の2020年11月に配当落ちを迎えたケース(表の上から2番目)では、0.19ポンド×1.3687(為替レート)×2=0.52ドルとなります。実際に支払われたのは0.517ドルでした。

 

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グラクソ・スミスクライン【GSK】の配当と為替の関係

それではポンド/ドルの為替レートの推移と、ドル建ての配当額の関係をグラフで確認してみましょう。下の表の濃い灰色の折れ線(左軸)がポンド/ドルの為替レートです。赤い丸(右軸)が0.19ポンドのときのドル建ての配当額です。為替の動きとほぼ重なっているのがわかりますね。

そして、表の上の薄い灰色の折れ線(左軸)は、ポンド/ドルの為替レートを1.21倍にしたものです。4回に1回は配当額が0.23ポンドなので、ポンド/ドルの為替レートを0.19ポンドの1.21倍に変更しました。青い丸(右軸)が0.23ポンドの時のドル建ての配当額になります。配当が支払われる4月8日ポンド/ドルの為替レートが現在の為替レートである1ポンドあたり1.374ドルと同じなら、ドル建ての配当は0.632ドル前後になりそうです。現時点での予想なので、参考程度に考えてください。

最近はポンド高ドル安傾向なので、配当はやや多めになりそうですね。まあ、その後にドル/円を通した後、われわれの手元に入金されるわけですが。

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グラクソ・スミスクライン【GSK】のポンド建てとドル建ての年間配当の比較

ポンド建てとドル建ての配当金を比較したグラフです。為替の影響でドル建てはデコボコですが、ポンド建てはずっと0.8ポンド(80ペンス)です。ドル建てだと年間2ドルを少し上回るぐらいですね。

 

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2020年以降のグラクソ・スミスクライン【GSK】の株価と配当利回りは?

2020年1月以降ののグラクソ・スミスクライン【GSK】の株価と配当利回りです。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。2020年初の配当利回りは4.3%前後でしたが、2月半ば頃から株価が下落したため、3月23日には配当利回りが6.3%まで上昇しました。その後株価は多少回復しましたが、現在は低迷しており、配当利回りは約5.9%です。

 

 

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ライバル企業とトータルリターンを比較する

グラクソ・スミソクライン【GSK】とライバル企業のトータル・リターンを比較します。ヘルスケア・セクターの中でも比較的配当金の多いファイザー【PFE】、ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】、メルク【MRK】と比べました。

2011年2月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年1月には【JNJ】が3万6500ドル、【MRK】が3万2500ドル、【PFE】が3万300ドル、【GSK】が1万7500ドルになっていました。

過去3カ月、1、3、5、10年の年平均トータルリターンは以下の通りです。グラクソ・スミソクライン【GSK】は過去3カ月のリターンはいいですが、それ以外の期間はライバルよりも悪いですね。

 

 

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まとめ

いかがでしたか? 配当は安定しています。利回りも高いので、インカム狙いならいいかもしれません。

 

 

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