世界の高配当銘柄を集めたグローバルX スーパーディビィデンド-世界株式 ETF【SDIV】が2021年6月の分配金を発表!

グローバルX スーパーディビィデンド-世界株式 ETF【SDIV】が2021年6月3日に分配金を発表しました。0.088ドルです。1年前の同期は0.075ドルでしたので、1年前の同期との比較では17.3%の増配です。

利回りを過去1年間の分配金額から算出すると、2021年6月7日の終値は14.58ドル、過去1年の分配金額は0.9635ドルなので、利回りは6.61%になります。

※このページでの利回りは、過去1年間の分配金をもとに計算します。

スポンサーリンク

基本情報を確認しよう

【SDIV】は世界の配当利回り上位約100銘柄を集めたものです。ベンチマークは、ソラクティブ・グローバル・スーパーディビィデンド®・インデックス。四半期ごとにリバランスを行い、年に1回銘柄の入れ替えをしています。

世界をターゲットにした高配当ETFといえば、バンガード社の【VYMI】というのがありますが、日本の証券会社では購入できません。

下の表は、主なグローバルX社の高配当ETFです。経費率は0.5%前後とやや高いです。

利回り(過去1年)は過去1年の分配金から算出したものです。利回り(直近)は直近の分配金を1年分に換算して算出しました

 

スポンサーリンク

【SDIV】のセクター比率は?

【SDIV】に組み込まれている銘柄のセクター別の組込比率です。3カ月前と比べて、不動産がかなり増えました。エネルギー、金融、資本財、素材と続いています。米国株のETFだと素材の割合はたいてい低いですが、世界が対象のETFの場合は素材が結構多いです。素材というより資源のイメージですね。

 

スポンサーリンク

【SDIV】の国別の比率は?

【SDIV】に組み込まれている国ごとの組込比率です。米国が最多で、中国、香港、英国、南アフリカと続いています。3カ月前と比較すると中国と香港の割合が増えました。

スポンサーリンク

【SDIV】の上位組込銘柄は?

【SDIV】の組込上位10銘柄です。なじみの薄い銘柄ばかりですね。8位のアイアン・マウンテン【IRM】は米国のデータ管理センター。【SRET】【SPYD】【IYR】【XLRE】などETFの上位に組み込まれているので、わりと有名ですね。

上位10銘柄で12%しかないので、かなり分散されていると言えます。

 

3カ月前の上位銘柄と比較してみよう!

ちなみに、こちらが約3カ月前の上位10銘柄。どちらにも入っているのがイエンチョウ・コール・マイニング【1171 HK】だけですね。中国やオーストラリアで活動している炭鉱会社。発電や鉄道輸送も手掛けています。

【SDIV】は3月の後半ごろに年1回の銘柄入れ替えが行われたようで、顔ぶれがガラッと変わりましたね。

 

スポンサーリンク

【SDIV】の最近の分配金(配当金)は?

2019年以降の【SDIV】の分配金(配当金)です。最近3カ月は0.088ドルで同じです。

※背景がになっているのが減配です

【SDIV】の年間分配金(配当額)と年間増配率は?

【SDIV】の分配金(配当金)を1年ごとにまとめてグラフ化しました。設定されたのが2011年6月です。2019年まではほぼ横ばいでしたが、2020年に一気に減りました。

【SDIV】の期別分配金(配当金)は?

2017年以降の分配金を月別に重ねて棒グラフにしました。12月は2回配当落ちがあり、1月はありません。2020年4月にコロナ・ショックで大幅に減っているのがわかります。2021年3月から2カ月続けて増えました。

 

【SDIV】の株価と分配金の関係は?

下のグラフは株価と配当の比較です。株価は2021年を除いて年末のものです。分配金は2020年から下がりましたが、株価はそれ以前から軟調ですね。

 

スポンサーリンク

2020年以降の配当利回りは?

2020年以降の【SDIV】の株価と分配金利回りを見てみましょう。利回りは、過去1年の年間配当額から算出しました。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。2020年1月当初の配当利回りは8.7%前後でしたが、2月半ば以降は株価が急落したため、3月23日には利回りが約18.8%まで上昇しました。現在株価はコロナ・ショック前まで戻っておらず、2021年6月7日の利回りは6.61%です。

スポンサーリンク

【SDIV】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去に【SDIV】を買った場合、現在の購入単価当たりの分配利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から5年前までの株価、利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、ややアバウトです。

2021年6月7日の終値は14.58ドル、過去1年の配当金額は0.9635ドルなので、現在の利回りは6.61%です。過去5年の平均利回りは約8.36%です。2020年3月以降配当額は大幅に減り、株価は右肩下がりなので、早い時期に買うとYOCは上がりません。コロナ・ショック時の2020年3月頃に買っていたら、現在YOCは約10.3%になっていました。

 

スポンサーリンク

ライバルETFと5年のトータルリターンを比較する

【SDIV】と同じグローバルX社の米国高配当ETF【DIV】【SRET】【QYLD】とトータルリターンを比較します。PORTFOLIO VISUALIZERを使って、2016年6月から2021年5月までの5年間を比べます。

2016年6月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年5月には【QYLD】が1万7200ドル、【DIV】が1万1300ドル、【SRET】が1万800ドル、【SDIV】が1万ドルになっていました。【QYLD】以外はほぼプラマイ0ですね。

過去のトータルリターン

過去3カ月、1、3、5年の年平均トータルリターンは以下の通りです。過去5年のリターン(年平均)は、【QYLD】が11.5%、【DIV】が2.6%、【SRET】は1.6%、【SDIV】は0%でした。

過去5年の配当金はどのくらいか?

2016年6月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合の年間でもらえる分配金の推移です。分配金は再投資します。税金は考慮しません。PORTFOLIO VISUALIZERのデータです。

5年間の分配金の合計は【QYLD】が6800ドル、【SRET】が4600ドル、【SDIV】が3900ドル、【DIV】が3800ドルでした。【QYLD】以外は2020年のコロナ・ショックで減配しました。

 

スポンサーリンク

ライバルETFと10年のトータルリターンを比較する

今度はメジャーな米国高配当ETF【VYM】【HDV】、S&P500ETF【VOO】とトータルリターンを比較します。

【SDIV】が設定されたのが2011年6月なので、PORTFOLIO VISUALIZERを使って、2011年7月から2021年5月までの9年11カ月(約10年間)を比べます。

2011年7月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年5月には【VOO】が3万8600ドル、【VYM】が3万1200ドル、【HDV】が2万5700ドル、【SDIV】が1万1600ドルになっていました。

過去のトータルリターン

過去3カ月、1、3、5、9年11カ月の年平均トータルリターンは以下の通りです。過去9年11カ月のリターン(年平均)は、【VOO】が14.7%、【VYM】が12.3%、【HDV】は10.1%、【SDIV】は1.5%でした。

過去9年11カ月の配当金はどのくらいか?

2011年7月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合の年間でもらえる分配金の推移です。分配金は再投資します。税金は考慮しません。PORTFOLIO VISUALIZERのデータです。

9年11カ月の分配金の合計は【SDIV】が8100ドル、【HDV】が6100ドル、【VYM】が5700ドル、【VOO】が3700ドルでした。さすがに超高配当ETF【SDIV】が最も多かったです。

スポンサーリンク

【SDIV】の今後の分配金予想は?

現在の過去1年分配金額(0.9635ドル)と1、3、5、7年前の同時期の過去1年分配金額(1.3463ドル、1.4779ドル、1.446ドル、1.517ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の分配金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの分配金利回りのことです。【SDIV】株を2021年6月7日の終値14.58ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。

購入金額は1万ドルにします。そうすると、年間分配金額から利回り(YOC)が一瞬で計算できます。たとえば、年間分配金額が300ドルなら利回り(YOC)は3.0%、年間分配金額777ドルなら利回り(YOC)は7.77%になります。

増配率は過去1年がマイナス28.4%、過去3年がマイナス13.3%、過去5年がマイナス7.8%、過去7年がマイナス6.3%でした。現在の配当利回りは6.61%です。

分配金を再投資しない場合

まずは配当を再投資しないケースを見てみましょう。税金は考慮しません。現在の利回りが6.61%なので、年間分配額は661ドルです。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は173ドル、10年目の分配金額は33ドルになります。もっとも成績の良い過去7年の増配率を当てはめると5年目の分配金額は510ドル、10年目の分配金額は369ドルになりそうです。分配金額369ドルはYOC(購入額に対する利回り)3.69%です。

 

分配金を再投資する場合

つぎに分配金を再投資するケースを見てみましょう。税金は考慮しません。再投資する場合の分配金額は、現在と7年前の株価を比較して年平均騰落率を計算し、それを使って調整しています。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は207ドル、10年目の分配金額は41ドルになります。もっとも成績の良い過去7年の増配率を当てはめると5年目分配金額は652ドル、10年目の分配金額は595ドルになりそうです。分配金額595ドルはYOC(購入額に対する利回り)5.95%です。

分配金を再投資する場合(税引き後)

最後に分配金を再投資するケースで、税金を引いた額で計算してみましょう。分配金は28%の税金を引いた72%で計算します。1年目は661ドルではなく、税引き後の476ドルからのスタートになります。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は142ドル、10年目の分配金額は28ドルになります。もっとも成績の良い過去7年の増配率を当てはめると5年目の分配金額は439ドル、10年目の分配金額は376ドルになりそうです。分配金額376ドルはYOC(購入額に対する利回り)3.76%です。

 

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたか? 米国以外の高配当株がまとまっているETFは珍しいので、【SDIV】はなかなか貴重です。

【SDIV】の分配金はこの1年で大幅に減ったので、過去のデータをもとにするとネガティブな内容になりました。ただ、2021年3月、4月と2カ月続けて分配金が増えて、底を打った感があります。今後も注目したいです。

 

 

 

こちらのランキングに参加しております。応援クリックお願いします
 にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

個人投資家のブログをまとめたサイトです。素晴らしい記事がたくさんあります。

GlobalX
スポンサーリンク
たかにんをフォローする
たかにんの米国株投資術