カーディナル・ヘルス【CAH】が25年連続増配を決定。増配率は1%!

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総合ヘルスケア・サービス企業のカーディナル・ヘルス【CAH】が、2021年5月6日に増配を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が0.4859ドルだったのが、0.4908ドルに上がる予定です。年間配当は1.9436ドルから1.9632ドルになる予定です。増配率は1.0%です。2021年5月13日の終値は56.1ドル、配当利回りは3.50%です。

カーディナル・ヘルス【CAH】の連続増配年数は25年です。

 

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カーディナル・ヘルス【CAH】の過去の配当、年間増配率

カーディナル・ヘルス【CAH】は、安定して増配を続けています。配当額が細かいですが、増配率をちょうど1%にしたためだと思われます。前回や前々回も1%でした。表内の青字は予想です。次回の配当落ちは6月30です。

 

カーディナル・ヘルス【CAH】の年間配当額と年間増配率は?

カーディナル・ヘルス【CAH】の配当金と増配率を1年ごとにまとめてグラフ化しました。増配率は年々下がってきています。

 

カーディナル・ヘルス【CAH】の期別の配当は?

下のグラフは期別の配当です。基本的に配当落ちの月を基準にしています。2018年から微増が続いています。

 

カーディナル・ヘルス【CAH】の株価と配当の関係は?

下のグラフは株価と配当の比較です。株価は2021年を除いて年末のものです。株価は2015年を頂点に芳しくないですね。

 

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最近のカーディナル・ヘルス【CAH】の株価と配当利回りは?

2020年1月以降のカーディナル・ヘルス【CAH】の株価と配当利回りを見てみましょう。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。2020年の年初の配当利回りは約3.8%でしたが、2月半ば以降は急降下したため、3月23日に約4.7%まで上がりました。その後、株価は不安定な動きを続け、現在の配当利回りは3.50%です。

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現在のカーディナル・ヘルス【CAH】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じだったら、株価によって配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ1.9632ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.2%ごとに株価を出しました。今後、カーディナル・ヘルス【CAH】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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カーディナル・ヘルス【CAH】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去にカーディナル・ヘルス【CAH】を買った場合、現在の購入単価当たりの配当利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から5年前までの株価、配当利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、少しアバウトです。

2021年5月12日の終値は55.81ドル、年間の予想配当金額は1.9632ドルなので、現在の配当利回りは3.50%です。過去5年の平均配当利回りは約3.3%です。過去5年の株価の動きは不安定なので、どのタイミングで買うかによってYOCが異なります。2019年5月頃に買っていたら、現在YOCは約4.6%になっていました。

 

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競合銘柄とトータルリターンを比較する

カーディナル・ヘルス【CAH】と医療機器・ヘルスケア機器の卸売りメーカーとのリターンを比較します。対象はマッケソン【MCK】、アメリソースバーゲン【ABC】、そしてジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】とも比較します。PORTFOLIO VISUALIZERを使って、2011年5月から2021年4月までの10年間を比べます。

2011年5月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年4月には【ABC】が3万4700ドル、【JNJ】が3万3100ドル、【MCK】が2万4500ドル、【CAH】が1万8000ドルになっていました。

 

年次リターン

1年ごとでリターンを比較しました。カーディナル・ヘルス【CAH】は2016~18年は成績がよくありません。買収による費用がかさんだこと、ジェネリック医薬品の価格が下落したことなどが原因です。

 

過去のトータルリターン

過去3カ月、1、3、5、10年の年平均トータルリターンは以下の通りです。カーディナル・ヘルス【CAH】の過去3年以上のリターンは冴えないですね。

過去の分配金はどのくらいか?

2011年5月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合の年間にもらえる分配金の推移です。分配金は再投資します。税金は考慮しません。PORTFOLIO VISUALIZERのデータです。

10年間の配当金の合計は【JNJ】が5600ドル、【CAH】が4000ドル、【ABC】が3200ドル、【MCK】が1400ドルでした。

 

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カーディナル・ヘルス【CAH】の今後の配当予想は?

現在の配当金額(0.4908ドル)と1、3、5、10年前の同時期の配当金額(0.4859ドル、0.4763ドル、0.4489ドル、0.215ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想します。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。カーディナル・ヘルス【CAH】株を2021年5月13日の終値56.1ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。

購入金額は1万ドルにします。そうすると、年間配当額から利回り(YOC)が一瞬で計算できます。たとえば、年間配当額が300ドルなら利回り(YOC)は3.0%、年間配当額777ドルなら利回り(YOC)は7.77%になります。

年間増配率は過去1年が1.0%、過去3年が1.0%、過去5年が1.8%、過去10年が8.6%でした。現在の配当利回りは3.50%です。

配当を再投資しない場合

まずは配当を再投資しないケースを見てみましょう。税金は考慮しません。現在の配当利回りが3.50%なので、1年目の年間配当額は350ドルです。

もっとも増配率の低い過去1or3年のペースだと5年目の配当額は364ドル、10年目の配当額は383ドルになります。もっとも成績の良い過去10年の増配率を当てはめると5年目の配当額は487ドル、10年目の配当額は736ドルになりそうです。配当額736ドルはYOC(購入額に対する利回り)7.36%です。

 

配当を再投資する場合

つぎに配当を再投資するケースを見てみましょう。税金は考慮しません。再投資する場合の配当金額は、現在と10年前の株価を比較して年平均騰落率を計算し、それを使って調整しています。

もっとも増配率の低い過去1or3年のペースだと5年目の配当額は417ドル、10年目の配当額は523ドルになります。もっとも成績の良い過去10年の増配率を当てはめると5年目の配当額は566ドル、10年目の配当額は1124ドルになりそうです。配当額1124ドルはYOC(購入額に対する利回り)11.24%です。

配当を再投資する場合(税引き後)

最後に配当を再投資し、税金を引いた額で計算してみましょう。配当金は28%の税金を引いた72%で計算します。1年目は350ドルではなく、税引き後の252ドルになります。

もっとも増配率の低い過去1or3年のペースだと5年目の配当額は289ドル、10年目の配当額は346ドルになります。もっとも成績の良い過去10年の増配率を当てはめると5年目の配当額は391ドル、10年目の配当額は720ドルになりそうです。配当額720ドルはYOC(購入額に対する利回り)7.20%です。

 

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カーディナル・ヘルス【CAH】は主要ETFに組み込まれているか?

カーディナル・ヘルス【CAH】はあまりETFには組み込まれていません。【VOO】や【VTI】には、約0.05%組み込まれており、順位は300番台です。

ETF 組込可否 組込順位 割合(%)
VYM(416) 135 0.1
HDV(75) ×
SPYD(78) ×
VIG(247) ×
VOO(509) ×
VTI(3705) ×
DIA(30) ×
QQQ(102) ×
VGT(333) ×

※表内の「ETF」の右側の()内の数字は全組込銘柄数です。組込比率はバンガード社のETF【VYM】【VIG】【VOO】【VTI】【VGT】は2021年3月末、その他のETFは2021年4月14日頃のデータをもとにしています。バンガード社ETFの組込順位の低い銘柄(0.1%未満)は外してあります。

 

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カーディナル・ヘルス【CAH】の財務データは?

カーディナル・ヘルス【CAH】の財務データです。売り上げは伸びています。


 

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まとめ

カーディナル・ヘルス【CAH】は、25年連続増配になったので「配当貴族」の仲間入りをしました。2015年以降の株価はパッとせず、3回続けて増配率が1%と低かったです。直近の決算も予想を少し下回りました。

 

 

 

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