主要ETFや投資信託のGAFAM比率を計算してポートフォリオを考えよう!

個人投資家が購入するETFや投資信託は、世界の主要指数に連動していることが多いです。その指数の中身は、時価総額の大きい銘柄の順に比率も大きくなる「時価総額加重平均」に基づいて決まるケースがほとんどです。

現在、世界の自由主義陣営における時価総額の大きい会社は「GAFAM」と呼ばれる5つの米国の企業です。

今回は、GAFAMが主要ETFや投資信託にどのくらいの割合で組み込まれているか、調べてみましょう。アセット・アロケーションやポートフォリオを考える際の参考になると思います。

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GAFAMとは何か?

GAFAMとはグーグル【GOOGL】【GOOG】、アマゾン【AMZN】、フェイスブック【FB】、アップル【AAPL】、マイクロソフト【MSFT】の5社の頭文字を取って並べたものです。現代人の生活に必要不可欠なIT系のプラットフォームを担っており、世界の情報を独占している企業とも言えます。マイクロソフト【MFST】は少し、毛並みが異なりますかね。

グーグルの持ち株会社はアルファベットで、議決権のあるクラスA【GOOGL】と議決権のないクラスC【GOOG】に分かれています。両方を足した数値が、アルファベット(グーグル)の時価総額になります。

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まずはETFを見てみよう

下の棒グラフは、主なETFのFAGAMの占有比率です。グラフは最大を50%にして、51~100%は省略しています。銘柄は「ティッカー・コード(対象)」と表記しました。

上からの2つ【VT】【ACWI】は、ほぼ全世界が対象です。3番目の【TOK】はMSCIコクサイがベンチマークです。投資信託でよく売れています。

4番目の【VTI】と5番目の【VOO】は日本の個人投資家に人気のETFです。6番目の【VUG】は世界では売れていますが、日本の個人投資家にはやや不評です。

7番目の【QQQ】がもっともGAFAMの比率が高く、近年のリターンも凄まじいことになっています。

対象地域が狭くなると、GAFAMの比率が上がる傾向にあります。ここまではGAFAMがすべて組み込まれています。

8番目の【VGT】は【QQQ】とよく比較される情報技術セクターETFです。アマゾン【AMZN】、フェイスブック【FB】、グーグル【GOOGL】【GOOG】は組み込まれていません。

9番目の【DIA】は時価総額加重平均ではなく、株価の高い銘柄の比率が高くなるクラシカルな手法を採用しています。ニュースで毎日流れる「今日のニューヨークダウは…」に該当する指数です。毎月分配金が支払われます。

10番目の【VIG】は増配と名乗っているのに増配率がそれほど高くなく、配当利回りも低いけれど、下落局面で強さを見せるETFです。

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投資信託ではどうだろうか?

ネット証券で売れている投資信託は、先ほどのETFとベンチマークが同じ場合が多いです。グラフの右端に該当するETFのティッカー・コードを書きました。投資信託は数が多く、各社がベンチマークが同じ商品を販売しています。今回は、代表的な1つをピックアップしました。

下から2番目のeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、8つのアセットを均等に組み込んだものです。そのうちの1つ「先進国株式」の部分のベンチマークがMSCIコクサイ(日本を除く先進国株)なので、GAFAMの割合はeMAXIS Slim先進国株式インデックスの1/8になります。

iFreeNEXT FANG+インデックスは次世代を担うテック系企業10銘柄を、年4回均等になるようにリバランスします。マイクロソフト【MSFT】は組み込まれていません。残りの6銘柄はツイッター【TWTR】、ネットフリックス【NFLX】、エヌビディア【NVDA】、テスラ【TSLA】、アリババ【BABA】、バイドウ【BIDU】です。最後の2つは中国ですね。

 

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年平均リターンはどのくらいか?

主要ETFと投資信託のリターンはどのくらいなのでしょうか? ETFを使って過去1、3、5、10年の株価の変化を配当を再投資して計算し、年平均成長率(CAGR)を求めました。

税金や購入&売買費用は考慮しておりませんので、実際のリターンはもう少し低くなります。投資信託もETFと並べて表記しました。【】内がETFです。

iFreeNEXT FANG+インデックス、【QQQ】、【VGT】、【VUG】など、GAFAM比率の高い銘柄はこの1年のリターンの高さが目立ちます。

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ETFと投資信託のGAFAM率を数値でまとめる

ETFと投資信託に組み込まれているGAFAMの比率をまとめたのが表です。この表を使ってポートフォリオを考えてみましょう。

 

2つの投資信託を同じ比率にする

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を同じ比率で購入すると、以下のようになります。シンプルなポートフォリオです。GAFAM率は約17%です。

4つの投資信託を同じ比率にする

先ほどのポートフォリオに、eMAXIS Slim先進国株式インデックス、iFreeNEXT NASDAQ100を同じ比率で追加すると、以下のようになります。GAFAM率は23%です。

 

GAFAMの割合を増やす

もう少し、GAFAMの割合を増やしたい場合は、eMAXIS Slim先進国株式インデックスをなくし、iFree NEXT GANG+を入れてみましょう。するとGAFAM率は約30%に上がります。

アップル【AAPL】を追加する

先ほどの4つの投資信託に、アップル【AAPL】を個別銘柄で購入して、5つの割合を均等にしました。すると以下のような円グラフになります。GAFAM率が45%まで上がりました。

ETFで考える

【VTI】、【QQQ】、【VGT】を均等に組み込んだものです。ETFで買っている人は、こういうケースを見かけますよね。GAFAM率は34%、全体の1/3ぐらいです。

QQQとVGTにする

先ほどのポートフォリオから【VTI】をなくして、【QQQ】と【VGT】だけにしたものです。GAFAM率は41%、かなり多いですね。

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まとめ

いかがでしたか? FAGAMを制する者は株式市場を制すといっても過言ではないかもしれません。個別銘柄で購入するのはリスクがありますので、投資信託かETFを上手に組み合わせてみるのもいいかもしれません。

 

 

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