S&P500ETF【VOO】の2021年4月末データが更新されたのでまとめてみた!

バンガード社のバンガード・S&P500連動ETF【VOO】のデータが更新されたので、まとめます。

ちなみに【VOO】の2021年5月21日の終値は381.47ドル、過去1年の分配金額は5.3872ドルなので、利回りは1.41%になります。

※このページでの利回りは過去1年間の分配金をもとに、計算します。

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基本情報を確認しよう

【VOO】は米国の主要業種を代表する500銘柄で構成されるS&P500指数への連動を目指すETFです。

下の表は米国を代表する市場全体系の4つのETFの基本情報です。運用総額は【VTI】と【VOO】がかなり多いですね。【DIA】はNYダウ連動のため、30銘柄と少ないです。【VIG】は増配ETFですが、長期のリターンが【VOO】や【VTI】と似ているために加えました。

 

 

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【VOO】のセクター別の構成比率は?

【VOO】に組み込まれている銘柄のセクター別の組込比率です。GICS(Global Industry Classification Standard)による分類です。

情報技術の割合が最も多く、26.7%と全体の4分の1以上を占めています。以下、ヘルスケア、一般消費財、金融、通信サービスと続いています。

1カ月前と比較しでは、ほとんど変化はないですね。

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【VOO】の上位組込銘柄はどんな会社か?

【VOO】の組込比率0.5%以上の上位42銘柄です。ベンチマークはS&P500指数です。上位42銘柄で全体の約49%を占めています。構成銘柄数は全部で507銘柄です。組込順位や構成比は2021年4月末日、それ以外は5月21日のデータです。

 

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2020年4月以降の上位銘柄は?

2020年4月以降の組込比率0.5%以上の銘柄の推移です。上位12銘柄の順位の変化はありません。ここ数カ月でプロクター・アンド・ギャンブル【PG】が低迷気味です。

 

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【VOO】組込上位銘柄は主要ETFには組み込まれているのか?

【VOO】の組込上位20銘柄は、他のETFにどのくらいの割合で組み込まれているのでしょうか? 高配当【VYM】【HDV】【SPYD】、市場全体系【VIG】【VOO】【VTI】【DIA】、ハイテク・グロース系【QQQ】【VGT】への組込比率(%)をまとめました。

やはり【VOO】と【VTI】はそっくりですね。全組込銘柄数が少ない分だけ、【VOO】の方が各銘柄の組込比率が大きくなります。【QQQ】はこの両ETFと上位7銘柄が同じで、いわゆる「GAFAMテスラ」です。

株高ということもあり、上位20銘柄で利回りが3%以上がいないですね。そのため、高配当銘柄はあまり入っていません。

※組込比率は、バンガード社のETFは2021年4月末、その他のETFは5月17日のデータをもとにしています。【DIA】と【SPYD】の組込比率はそれほど重要ではありません。

 

【ソート機能あり】VOO上位20銘柄の主要ETF組込比率のエクセルファイルのダウンロードはこちら
※うまくいかない場合は、右クリックから名前をつけてリンク先を保存

 

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【VOO】の過去の分配金と増配率は?

【VOO】が設定されたのは2010年9月です。下の表は過去の分配金の一覧です。長期で見ると、「過去1年分配金」は着実に増えていますね。安定して増配しているETFといえます。

※背景がになっているのが減配です

【VOO】の年間分配金額と年間増配率は?

【VOO】の分配金を1年ごとにまとめてグラフ化しました。年間の増配率は5%以上が続いていましたが、2020年は前年を5%ほど下回りました。

【VOO】の期別分配金は?

2021年3月の分配金1.263ドルは、前年の同時期と比較すると増えています。ただし、前々年2019年の同時期よりは少ないですね。

 

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今年に入ってからの利回りは?

2020年以降の【VOO】の株価と利回りを見てみましょう。過去1年の年間分配金額から算出しました。青線が株価(左軸)で、赤線が利回り(右軸)です。2020年の年初は利回りが1.8%台でしたが、2月半ば以降は株価が下がったため、3月23日には利回りが約2.6%まで上昇しました。現在は株価がコロナ・ショック前を大幅に上回り、利回りは1.412%です。

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現在の【VOO】の株価と利回りの関係は?

年間分配金額が現在と同じく5.3872ドルで変わらなかったら、利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間分配金額が現在と同じ5.3872ドルが続いた場合の、利回りと株価の相関図です。利回りを0.1%ごとに株価を出しました。今後【VOO】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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【VOO】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去に【VOO】を買った場合、現在の購入単価当たりの利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から5年前までの株価、利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、ややアバウトです。下のグラフの黄色の線が、過去に買った場合の、現在の購入単価当たりの利回り(YOC)です。

2021年5月21日の終値は381.47ドル、過去1年の分配金額は5.3872ドルなので、現在の利回りは1.41%です。過去5年の平均利回りは約1.85%なので、現在の株価は少し割高ですね。過去5年で株価は右肩上がりで、増配もしていますので、早い時期に買った方がYOCは上がります。2016年6月に買っていたら、現在YOCは約2.8%になっていました。

 

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ライバルETFとトータルリターンを比較する

全米ETF【VTI】、ニューヨークダウ連動ETF【DIA】、連続増配ETF【VIG】とトータルリターンを比較します。

と思ったのですが、1日前の【VTI】の記事にありますので、こちらをご覧ください。

今回は、高配当ETF【VYM】、ナスダック100ETF【QQQ】、全世界ETF【VT】と比較します。PORTFOLIO VISUALIZERを使って、2011年5月から2021年4月までの10年を比べます。

2011年4月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合、2021年3月には【QQQ】が6万3200ドル、【VOO】が3万7500ドル、【VYM】は3万700ドル、【VT】は2万4600ドルになっていました。【QQQ】のリターンがかなりいいですね。

年次リターン

1年ごとでリターンを比較しました。2019、20年の【QQQ】のリターンは凄まじいですね。これだけ上がれば、2021年に調整するのも仕方ないですね。【VOO】はどの年も安定しています。

過去のトータルリターン

過去3カ月、1、3、5、10年の年平均トータルリターンは以下の通りです。【QQQ】はいずれの期間も飛び抜けています。【VOO】と【VTI】はそれなりに安定しています。【VT】はやや出遅れていましたが、直近1年のパフォーマンスは悪くないです。

過去の分配金はどのくらいか?

2011年5月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合の年間でもらえる分配金の推移です。分配金は再投資します。税金は考慮しません。

10年間の分配金の合計は【VYM】が5700ドル、【VOO】が3600ドル、【VT】が3100ドル、【QQQ】が2100ドルでした。流石にここは高配当ETF【VYM】が多いですね。【VOO】は【VT】を上回っています。

 

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【VOO】の今後の分配金予想は?

現在の過去1年分配金額(5.3872ドル)と1、3、5、9年前の同時期の過去1年分配金額(5.2938ドル、4.4536ドル、3.953ドル、2.406ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の分配金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの分配金利回りのことです。【VOO】株を2021年5月21日の終値381.47ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。

購入金額は1万ドルにします。そうすると、年間分配金額から利回り(YOC)が一瞬で計算できます。たとえば、年間分配金額が300ドルなら利回り(YOC)は3.0%、年間分配金額777ドルなら利回り(YOC)は7.77%になります。

年間増配率は過去1年が1.8%、過去3年が6.5%、過去5年が6.4%、過去9年が9.4%でした。現在の利回りは1.41%です。

分配金を再投資しない場合

まずは分配金を再投資しないケースを見てみましょう。税金は考慮しません。現在の利回りが1.42%なので、年間分配金額は142ドルです。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は151ドル、10年目の分配金額は165ドルになります。もっとも成績の良い過去9年の増配率を当てはめると5年目の分配金額は202ドル、10年目の分配金額は316ドルになりそうです。分配金額316ドルはYOC(購入額に対する利回り)3.16%です。

 

分配金を再投資する場合

つぎに分配金を再投資するケースを見てみましょう。税金は考慮しません。再投資する場合の分配金額は、現在と10年前の株価を比較して年平均騰落率を計算し、それを使って調整しています。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は159ドル、10年目の分配金額は186ドルになります。もっとも成績の良い過去9年の増配率を当てはめると5年目の分配金額は214ドル、10年目の分配金額は372ドルになりそうです。分配金額372ドルはYOC(購入額に対する利回り)3.72%です。

分配金を再投資する場合(税引き後)

最後に分配金を再投資するケースで、税金を引いた額で計算してみましょう。分配金は28%の税金を引いた72%で計算します。1年目は141ドルではなく、税引き後の102ドルになります。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は113ドル、10年目の分配金額は130ドルになります。もっとも成績の良い過去9年の増配率を当てはめると5年目の分配金額は152ドル、10年目の分配金額は256ドルになりそうです。分配金額256ドルはYOC(購入額に対する利回り)2.56%です。

 

 

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まとめ

【VOO】の株価は上昇を続け、その結果、現在の利回りは1.41%と低くなりました。長期投資の場合は、株価や利回りを気にせず、定期的な積立てがオススメです。米国の主要約500社が組み込まれているETFなので、鉄板ですね。

なお、次回の分配金は6月29日が権利落ちの予定で、その前日までに購入すれば分配金がもらえます。

 

 

 

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