【SPYD】の保有比率と騰落率の関係、除外19銘柄と減配銘柄の違いを検証しました(2020/07/02追記)

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ステート・ストリート社のSPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF【SPYD】は年2回、大幅な組み換えを行っています。直近では、2020年1月に全80銘柄の組み換えを行いました。S&P500の配当利回りの高い80銘柄を選び、各銘柄の保有比率を均等に1.25%ずつにしました。その後、無配転落が予想される19銘柄を削除して、現在は61銘柄になりました。1月以降、新たに加わった銘柄はありません。

結構勘違いしている人がいますが、ステート・ストリート社は半年に1回の組み換え以外は、何もしないんですよね。今回は無配転落銘柄が出たので、それらを削除しただけです。

さて今回は【SPYD】における保有比率と騰落率の関係、除外銘柄と減配銘柄の違いについて検証します。

※新たにオクシデンタル・ペトロリアム【OXY】、ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツ【HST】、モルソン・クアーズ・ブリューイング【TAP】の3銘柄が除外され、61銘柄になりました(2020/07/02)

※新たにコティ【COTY】、ゼネラル・モーターズ【GM】、ハーレーダビッドソン【HOG】、キムコ・リアルティ【KIM】、ウェアーハウザー【WY】の5銘柄が除外され、64銘柄になりました(2020/06/02)

※ヘルマリック・アンド・ペイン【HP】が除外され、69銘柄になりました(2020/05/26)

カーニバル【CCL】、フォード・モーターズ【F】、ギャップ【GPS】、ノードストローム【JWN】、コールズ【KSS】、エル・ブランス【LB】、ラスベガス・サンズ【LVS】、メーシーズ【M】、タペストリー【TPR】、アパッチ【APA】の10銘柄が除外されて、70銘柄になりました(2020/05/07) 

※減配されそうな会社が4銘柄増えましたので追記しました(2020/05/07)

 

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1月以降に除外された銘柄は?

1月以降に組込銘柄から除外されたのは全部で19銘柄あります。(赤字は最新の除外銘柄)

一般消費財が11銘柄で、カーニバル【CCL】、フォード・モーターズ【F】、ギャップ【GPS】、ノードストローム【JWN】、コールズ【KSS】、エル・ブランス【LB】、ラスベガス・サンズ【LVS】、メーシーズ【M】、タペストリー【TPR】、ゼネラル・モーターズ【GM】、ハーレーダビッドソン【HOG】

エネルギーが3銘柄でアパッチ【APA】、ヘルマリック・アンド・ペイン【HP】、オクシデンタル・ペトロリアム【OXY】

不動産が3銘柄でキムコ・リアルティ【KIM】、ウェアーハウザー【WY】、ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツ【HST】

生活必需品が2銘柄でコティ【COTY】、モルソン・クアーズ・ブリューイング【TAP】

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減配が決まった銘柄は?

それでは、減配されしたけど【SPYD】にとどまっている銘柄をチェックしましょう。下の表は減配が決まったor減配の可能性の高い8銘柄です。減配されても配当利回りが3%以上ある銘柄は、除外されないようです。

50%減配されても配当利回りが9%もあるインベスコ【IVZ】は異彩を放っています。さすが【QQQ】を生み出した会社です。

※追記、オクシデンタル・ペトロリアム【OXY】、ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツ【HST】、モルソン・クアーズ・ブリューイング【TAP】の3銘柄は除外となりました

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【SPYD】全70銘柄の保有比率について説明します

下の表は2020年5月12日現在の【SPYD】の組込銘柄70を保有比率順に並べ、過去3カ月の騰落率を比較したものです。保有比率が高くなっている銘柄は、直近の組み換え時期である1月と比べて、単純に株価が上がっただけです。そんなわけで、「過去3カ月騰落率」の成績が良ければ、「5/12保有比率」は上がります。

ただし、下の表の保有比率上位銘柄の「過去3カ月騰落率」「5/12保有比率」の並び順は、若干異なっています。ちょうど3カ月前に【SPYD】が組み換えを行ったわけではなく、厳密には3カ月半ぐらい前に組み換えを行ったたため、比較時期が半月ほどずれているからです。

過去3カ月騰落率の背景には10%ごとに色をつけました。騰落率の良い順に「白」「黄」「ピンク」「薄い灰色」「灰色」「濃い灰色」「黒」です。マイナス30%より下は、きれいな色分けになってます

※右端の「増配・減配状況」を追記しました(2020/05/21)

現在の保有比率上位銘柄は、株価が上がって配当利回りが下がったため、次回7月の組み換えでなくなる可能性が高いです。たとえば、ギリアド・サイエンシズ【GILD】の配当利回りは5月14日現在3.53%なので、S&P500の中の配当利回り順位は上から150番目ぐらいです。上位80には入っていません。現在、上位80番目の配当利回りは4.9%ですね。これを上回るようなら、次回7月の組み換えで【SPYD】に入ります。

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まとめ

いかがでしたか? 【SPYD】には結構厳しい前途が待ち受けている気がします。80銘柄から19銘柄減らしたことが、株価や配当金にどう影響するかは未知数です。すでに減配が確定した銘柄もあり、今後減配される銘柄も出てきそうです。6、9、12月の配当、7月の組み換え、いずれも注視する必要がありますね。

2020年7月の【SPYD】入れ替え銘柄を予想しました
404 NOT FOUND | たかにんの米国株投資術

 

 

 

 

 

 

 

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