グローバルX スーパーディビィデンド-世界株式 ETF【SDIV】が2.3%の増配を発表。0.09ドルに!

グローバルX スーパーディビィデンド-世界株式 ETF【SDIV】が2021年8月3日に分配金を発表しました。0.09ドルです。先月までは0.088ドルでしたので、先月との比較では2.3%の増配です。

利回りを過去1年間の分配金額から算出すると、2021年8月6日の終値は13.16ドル、過去1年の分配金額は0.9815ドルなので、利回りは7.46%になります。

※このページでの利回りは、過去1年間の分配金をもとに計算します。

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基本情報を確認しよう

【SDIV】は世界の配当利回り上位約100銘柄を集めたものです。ベンチマークは、ソラクティブ・グローバル・スーパーディビィデンドR・インデックス。年1回、2月に銘柄入れ替えとリバランスを行います。さらに、年3回(5、8、11月)不適格銘柄入れ替えをします。

世界をターゲットにした高配当ETFといえば、バンガード社の【VYMI】というのがありますが、日本の証券会社では購入できません。また、ウィズダムツリー社の【DEW】も世界が対象ですが、利回りが4%を切っており、しかも約6割が米国株です。

下の表は、主なグローバルX社の高配当ETFです。経費率は0.5%前後とやや高いです。

利回り(過去1年)は過去1年の分配金から算出したものです。利回り(直近)は直近の分配金が今度1年続いたものとして算出しました

 

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【SDIV】のセクター比率は?

【SDIV】に組み込まれている銘柄のセクター別の組込比率です。2カ月前との比較では、引き続き不動産が多いですね。金融が多少増えて、エネルギーが少し減りました。米国株のETFだと素材の割合はたいてい低いですが、世界が対象のETFの場合は素材が結構多いです。素材というより資源のイメージですね。

 

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【SDIV】の国別の比率は?

【SDIV】に組み込まれている国ごとの組込比率です。米国が最多で、中国、香港、英国と続いています。2カ月前と比較では、それほど変わっていません。米国が3割弱、中国と香港を合わせて2割5分、この2カ国で5割以上を占めています。

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【SDIV】の上位組込銘柄は?

【SDIV】の組込上位10銘柄です。2021年の3月、6月、8月のものを比較してみましょう。今月もなじみの薄い銘柄ばかりですね。6位のアイアン・マウンテン【IRM】は米国のデータ管理センターです。【SRET】に4.0%、【SPYD】に1.5%、【XLRE】に1.4%の割合で組み込まれているので、わりと有名な銘柄ですね。

2021年8月はイスラエルの家電メーカー、エレクトラ・コンシュマー・プロダクツ【ECP IT】がトップに立ちました。6月に首位だったブラジルの電力エネルギー会社・トランスミッソーラ・アリアンサ・デ・エネルジアエレトリカ【TAEE11 BZ】は2位です。

イエンチョウ・コール・マイニング【1171 HK】が3位で続いています。3月の時点でも上位にいますね。中国やオーストラリアで活動している炭鉱会社です。

上位10銘柄で12%ほどなので、分散は利いていますね。【SDIV】は年1回、2月に銘柄の入れ替え、年3回(5、8、11月)不適格銘柄入れ替えをします。3月と6月の上位銘柄がだいぶ異なっているのは、このためです。

 

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【SDIV】の最近の分配金(配当金)は?

2019年以降の【SDIV】の分配金(配当金)です。2021年に入って3月、4月、8月と3回増えました。

※背景がになっているのが減配です

 

【SDIV】の期別分配金(配当金)は?

2016年以降の分配金を月別に重ねて棒グラフにしました。12月は2回配当落ちがあり、1月はありません。コロナ・ショックの影響で2020年4月に大幅に減っているのがわかります。2021年に入って少しずつ増えていますが、コロナ・ショック前の0.12ドル台には回復していません。

【SDIV】の年間分配金(配当額)と年間増配率は?

【SDIV】の分配金(配当金)を1年ごとにまとめてグラフ化しました。設定されたのが2011年6月です。2019年まではほぼ横ばいでしたが、2020年に一気に減りました。

【SDIV】の株価と分配金の関係は?

下のグラフは株価と配当の比較です。株価は2021年を除いて年末のものです。分配金は2020年から下がりましたが、株価はそれ以前から右から下がりですね。

 

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2020年以降の配当利回りは?

2020年以降の【SDIV】の株価と分配金利回りを見てみましょう。利回りは、過去1年の年間配当額から算出しました。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。2020年1月当初の配当利回りは8.7%前後でしたが、2月半ば以降は株価が急落したため、3月23日には利回りが約18.8%まで上昇しました。現在株価はコロナ・ショック前まで戻っておらず、2021年8月6日の利回りは7.46%です。

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【SDIV】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去に【SDIV】を買った場合、現在の購入単価当たりの分配利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から5年前までの株価、利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、ややアバウトです。下のグラフの黄色の線が、過去に買った場合の、現在の購入単価当たりの利回り(YOC)です。

2021年8月6日の終値は13.16ドル、過去1年の配当金額は0.9815ドルなので、現在の利回りは7.46%です。過去5年の平均利回りは約8.4%です。2020年3月以降配当額は大幅に減り、株価は右肩下がりなので、早い時期に買うとYOCは上がりません。コロナ・ショック時の2020年3月頃に買っていたら、現在YOCは約10.5%になっていました。

 

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超高配当ETFと5年のトータルリターンを比較する

【SDIV】と同じグローバルX社の超高配当ETF【DIV】【SRET】【QYLD】とトータルリターンを比較します。PORTFOLIO VISUALIZERを使って、2016年8月から2021年7月までの5年間を比べます。

2016年8月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年7月には【QYLD】が1万6900ドル、【DIV】が1万900ドル、【SRET】が9400ドル、【SDIV】が8900ドルになっていました。【QYLD】以外は良くないですね。

過去のトータルリターン

過去3カ月、1、3、5年の年平均トータルリターンは以下の通りです。過去3年と5年は【QYLD】以外は悪いですね。過去5年のリターン(年平均)は【QYLD】が11.2%、【DIV】1.9%、【SRET】マイナス1.2%、【SDIV】マイナス2.2%でした。

危険度はどのくらいか?

ETFの安定度を比べてみましょう。最大ドローダウンは、計測期間における最大下落率です。マイナスの数値が小さいほど最大下落率が低いです。

シャープレシオとは、同じリスクを取った場合のリターンの比較です。「(ファンドのリターン?無リスク資産のリターン)÷標準偏差」の値です。1を超えていれば、優秀です。

ソルティノレシオはシャープレシオの改良版で、相場が軟調の際の成績を示しています。「(ファンドのリターン-無リスク資産のリターン)÷下方偏差」で計算します。1.5を超えていると、素晴らしいです。

【QYLD】以外はダメですね。

過去5年の分配金はどのくらいか?

2016年8月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合の年間でもらえる分配金の推移です。分配金は再投資します。税金は考慮しません。PORTFOLIO VISUALIZERのデータです。

5年間の分配金の合計は【QYLD】が6800ドル、【SRET】が4000ドル、【SDIV】が3600ドル、【DIV】が3500ドルでした。【QYLD】以外はコロナ・ショックのダメージがあり、2020年は少ないですね。

 

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高配当ETFと10年のトータルリターンを比較する

今度は同じ世界が対象のETF【DEW】、メジャーな米国高配当ETF【VYM】、参考までにS&P500ETF【VOO】とトータルリターンを比較します。PORTFOLIO VISUALIZERを使って、2011年8月から2021年7月までの10年間を比べます。

2011年8月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年7月には【VOO】が4万1500ドル、【VYM】が3万2900ドル、【DEW】が1万6400ドル、【SDIV】が1万1500ドルになっていました。

【SDIV】は低空飛行ですね。

過去のトータルリターン

過去3カ月、1、3、5、10年の年平均トータルリターンは以下の通りです。過去10年のリターン(年平均)は、【VOO】が15.3%、【VYM】が12.7%、【DEW】は5.1%、【SDIV】は1.4%でした。

危険度はどのくらいか?

ETFの安定度を比べてみましょう。最大ドローダウンは、計測期間における最大下落率です。マイナスの数値が小さいほど最大下落率が低いです。

シャープレシオとは、同じリスクを取った場合のリターンの比較です。「(ファンドのリターン?無リスク資産のリターン)÷標準偏差」の値です。1を超えていれば、優秀です。

ソルティノレシオはシャープレシオの改良版で、相場が軟調の際の成績を示しています。「(ファンドのリターン-無リスク資産のリターン)÷下方偏差」で計算します。1.5を超えていると、素晴らしいです。

【VOO】と【VYM】は、なかなかの数値です。

過去10年の分配金はどのくらいか?

2011年8月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合の年間でもらえる分配金の推移です。分配金は再投資します。税金は考慮しません。PORTFOLIO VISUALIZERのデータです。

10年間の分配金の合計は【SDIV】が8600ドル、【VYM】が6100ドル、【DEW】が4800ドル、【VOO】が3900ドルでした。さすがに超高配当ETF【SDIV】が最も多かったです。ただし、2020年に【VYM】に逆転されています。

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【SDIV】の今後の分配金予想は?

現在の過去1年分配金額(0.9815ドル)と1、3、5年前の同時期の過去1年分配金額(1.2509ドル、1.5073ドル、1.446ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の分配金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの分配金利回りのことです。【SDIV】株を2021年8月6日の終値13.16ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。

購入金額は1万ドルにします。そうすると、年間分配金額から利回り(YOC)が一瞬で計算できます。たとえば、年間分配金額が300ドルなら利回り(YOC)は3.0%、年間分配金額777ドルなら利回り(YOC)は7.77%になります。

増配率は過去1年がマイナス21.5%、過去3年がマイナス13.3%、過去5年がマイナス7.5%でした。現在の配当利回りは7.46%です。分配金に変化がなかった場合のケースも比べます。

分配金を再投資しない場合

まずは配当を再投資しないケースを見てみましょう。税金は考慮しません。現在の利回りが7.46%なので、年間分配額は746ドルです。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は283ドル、10年目の分配金額は84ドルになります。分配金額に変化がなかった場合を当てはめると5年目の分配金額は746ドル、10年目の分配金額は746ドルになりそうです。分配金額746ドルはYOC(購入額に対する利回り)7.46%です。

 

分配金を再投資する場合

つぎに分配金を再投資するケースを見てみましょう。税金は考慮しません。再投資する場合の分配金額は、現在と5年前の株価を比較して年平均騰落率を計算し、それを使って調整しています。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は355ドル、10年目の分配金額は117ルになります。分配金額に変化がなかった場合を当てはめると5年目の分配金額は1020ドル、10年目の分配金額は1510ドルになりそうです。分配金額1510ドルはYOC(購入額に対する利回り)15.10%です。

分配金を再投資する場合(税引き後)

最後に分配金を再投資するケースで、税金を引いた額で計算してみましょう。分配金は28%の税金を引いた72%で計算します。1年目は746ドルではなく、税引き後の537ドルからのスタートになります。

もっとも増配率の低い過去1年のペースだと5年目の分配金額は240ドル、10年目の分配金額は77ドルになります。分配金額に変化がなかった場合を当てはめると5年目の分配金額は675ドル、10年目の分配金額は897ドルになりそうです。分配金額897ドルはYOC(購入額に対する利回り)8.97%です。

 

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まとめ

いかがでしたか? 米国以外の高配当株が大量に含まれているETFは、日本の証券会社で買えるものは【SDIV】ぐらいしかないので貴重です。

【SDIV】の分配金はこの1年で大幅に減ったので、過去のデータをもとにするとネガティブな内容になりました。ただ、2021年に入って3回分配金が増えて、底を打った感があります。今後も注目したいです。

 

 

 

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