【将来多くもらえるのは?】SCHDとJEPQ。どちらが将来の分配金が多いか検証。NISA、再投資、積み立て、様々なパターンで検証

スポンサーリンク
※当サイトには広告が含まれています
※当サイトには広告が含まれています

✅米国の二大高配当ファンド【SCHD】【JEPQ】の分配金をシミュレーション

✅米国の高配当ETFが好きな人は必見

一括投資、分配金再投資、NISA口座vs特定口座など、様々なケースで比較

おまえさんの配当金・分配金シミュレーションツールを使ってSCHDとJEPQの分配金シミュレーションを行う

 

スポンサーリンク
  1. SCHDの基本情報
      1. SCHDとライバルのデータを比較
      2. SCHDに関するコンテンツをおさらい
  2. JEPQの基本情報
      1. JEPQとライバルのデータを比較
      2. リターンの推移は?
  3. おまえさんのブログの配当金・分配金シミュレーションルールで検証
  4. SCHDとJEPQの分配金シミュレーション(1000万円一括投資、再投資なし)
      1. 分配金にかかる税金は?
      2. SBI・SCHDの特定口座の分配金推移
      3. SBI・SCHDのNISA口座の分配金推移
      4. JEPQの特定口座の分配金推移
      5. 3つの分配金推移を比較
      6. 年間分配金と毎月の分配金の推移
      7. 細かいデータをチェック
      8. 300、500、1000万円を投資した場合の比較
  5. SCHDとJEPQの分配金シミュレーション(1000万円一括投資、再投資あり)
      1. SBI・SCHDの特定口座の分配金推移
      2. JEPQの特定口座の分配金推移
      3. 4つの分配金推移を比較
      4. 30年目になるとどうなるか?
      5. 年間分配金と毎月の分配金の推移
      6. 細かいデータをチェック
      7. 300、500、1000万円を投資した場合の比較
  6. SCHDとJEPQの分配金シミュレーション(初期投資0、毎月10万円積み立て、再投資あり)
      1. SBI・SCHDの特定口座の分配金推移
      2. JEPQの特定口座の分配金推移
      3. 6つの分配金推移を比較
      4. 30年目になるとどうなるか?
      5. 年間分配金と毎月の分配金の推移
      6. 細かいデータをチェック
      7. 300、500、1000万円を投資した場合の比較
  7. ウィブル証券(Webull)のご案内 【PR】
      1. ウィブル証券の主な特徴は?
      2. あのエヌビディアのレバレッジ商品が購入可能!
  8. 自分にピッタリな証券会社を見つけて口座開設をしよう【PR】
  9. まとめ

SCHDの基本情報

まずは、SCHDの基本情報です。このファンドは米国を代表する高配当ETFです。

ダウジョーンズUSディビデンド100インデックスがベンチマークで、米国の企業の中から、規模が大きく、財務健全、効率よく稼ぐ力があり、過去5年増配率の高い、高配当銘柄、約100銘柄が対象です。

※クリックで拡大します

SCHDは米国を代表する人気高配当ETFですが、日本の証券会社からは購入できません

日本の個人投資家の声に応えて、2024年9月に楽天証券が投資信託版を出しました。楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)です。通称、楽天SCHDです。

続いて、同12月にSBI証券が投資信託版を出しました。SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)です。通称、SBI・SCHDです。

この2つの投資信託は、それぞれ楽天証券とSBI証券で購入可能です。

2024年12月末時点で楽天SCHDは1000億円を突破、SBI・SCHDは736億円の規模となっています。凄まじい売れ行きです。

 

SCHDとライバルのデータを比較

なぜSCHDは売れているのでしょうか?

SCHDと米国の主要高配当ETF5つの比較に、その答えがあります。比較対象はVYM、HDV、DGRO、DVYです。

左がSCHDで、赤い丸囲み数値は5つのETFの中の順位です。

SCHDの分配金利回りは3.6%で、3.7%の【HDV】よりわずかに低いですが、【DVY】と並んで2番手です。

SCHDの10年のプライスリターンとトータルリターンも2番手です。ただし、首位はDGROです。DGROは分配金利回りが2.3%とこの中ではかなり低い増配系ETFなので、リターンは高くなります。

SCHDは分配金利回りとリターンのどちらも高いという珍しいETFです。通常は、どちらかが高いと、もう一つはあまり高くありません。

さらに、SCHDは10年増配率が11.0%で首位。

そして運用総額は10.4兆円で、【VYM】の12兆円に続く2番手。

つまりSCHDは、すべての要素がきわめて高水準です。素晴らしいですね。

 

SCHDに関するコンテンツをおさらい

 

スポンサーリンク

JEPQの基本情報

さて、ここ数年の米国高配当ファンドの最大のヒットといえばJPモルガンの【JEPI】【JEPQ】です。

この2つのカバードコールETFが爆発的に売れたため、他の会社もさまざまなカバードコールETFを投入しています。

とくに注目は、【JEPQ】です。ざっくりいうと、ナスダック100のカバードコールETFです。

細かく説明すると、米国の成長大型株を保有しながら、ナスダック100のコールオプションをELNという仕組債を通じて売って、そこから獲得するプレミアムなどを毎月分配するファンドです。

このファンドの特徴は、超高配当でありながら、価格上昇も狙えるというものです。

このグラフは【JEPQ】の毎月の分配金と取引所価格の比較。

赤い折れ線グラフが取引所価格。青い棒グラフが毎月の分配金

価格は上昇していますね。青い棒グラフが赤い折れ線にくっつくと分配金利回りが月1%で、年利12%ぐらいになります。

 

JEPQとライバルのデータを比較

なぜ【JEPQ】が売れているかを、米国の主要高配当ETF、6つとの比較から明らかにします。

比較対象は、同じカバードコールETFのJEPI、高配当のSCHD、VYM、HDV、S&P500が対象のVOOです。

左が【JEPQ】で、赤い丸囲み数値は5つのETFの中の順位です。

【JEPQ】分配金利回りは9.5%で、この中では圧倒的に首位です。

【JEPQ】は設定が2022年5月なので、設定から2年8カ月ほどですね。

2年プライスリターンは2番手で、【VOO】の次に素晴らしいです。2年トータルリターンは1番です。【VOO】よりも優れています。

つまり、分配金利回りが9%台と極めて高く、さらにトータルリターンがS&P500を上回っているわけです。人気なのもうなづけますね。

【JEPQ】1年増配率は8.8%とこちらも2番手と高いです。ただしこれは1~2年前の分配金が低い期間があったからなので、長期で見ると分配金は横ばいで推移しそうです。

運用総額は3.3兆円。設定から2年8カ月なら、かなり大きいとも言えます。HDVを大きく上回っていますね。

 

リターンの推移は?

こちらは【JEPQ】設定来のトータルリターン推移です。

【JEPQ】【VOO】とほぼ並んで推移しています。最終的には【JEPQ】1万5267ドルで首位です。

【JEPQ】が設定されて以降、このファンドを買っておけば、【VOO】とほぼ互角、【VYM】【SCHD】よりもリターンが高かったということになります。

そんなわけで、【JEPQ】のデータは申し分ありません。カバードコールETFなので特殊ですが、インカム狙いの1つとして面白いです。

 

スポンサーリンク

おまえさんのブログの配当金・分配金シミュレーションルールで検証

それでは、SCHDとJEPQを購入した場合の、将来もらえる分配金についてシミュレーションしていきます。

※クリックで拡大します

おまえさんの配当金・分配金シミュレーションツールを使って検証します。

また、おまえさんのブログの配当金・分配金シミュレーションツールの使い方については、以前のコンテンツで紹介していますので、もしよかったらご覧ください。
SCHDの投資信託を買った場合、将来もらえる分配金は?
✅米国高配当ETF【SCHD】のについての情報満載✅楽天SCHDとSBI・SCHDの最新情報について✅米国高配当ETF【SCHD】の2024年12月分配金は、0.2645ドル。前年同期より6.9%増✅...

 

スポンサーリンク

SCHDとJEPQの分配金シミュレーション(1000万円一括投資、再投資なし)

それでは、【SCHD】【JEPQ】のシミュレーションをしていきます。

まず最初の条件は、1000万円を一括投資し、再投資をしない場合です。期間は30年

【SCHD】投資信託のSBI・SCHDを買った場合と考えてください。特定口座とNISA口座の2つでシミュレーションします。

【JEPQ】はNISA口座では購入できないので、特定口座のみです。

分配金利回りは12カ月のもので、1月3日のデータです。【SCHD】が3.62%、【JEPQ】が9.54%です。

【JEPQ】は設定から2年7カ月ほどしか経過していないので、最長データである増配率は1年、株価成長率は2年のデータを使用します。

増配率は【SCHD】が12.23%、【JEPQ】が8.85%と高いですが、ここは変更してはいけません。

おまえさんのツールは大変よくできており、株価成長率などのさまざまな条件があるので、増配率だけを下げてしまうと、シミュレーションの意味がなくなってしまいます。

経費率はETFに組み込まれているので0で問題ありませんが、SBI・SCHDの場合は、ETFに0.0638%ほどプラスされるので、0.0638%と設定します。

 

分配金にかかる税金は?

税金については、こちらをご覧ください。

SBI・SCHDの特定口座の税金は、外国税控除が適用されるので国内税のみの20.3%です。一番左ですね。

SBI・SCHDのNISA口座は外国税のみの10%になります。左から2列目です。

【JEPQ】の特定口座は外国税と国内税を合わせた28.3%になります。左から3列目です。

 

SBI・SCHDの特定口座の分配金推移

それでは、SBI・SCHDを特定口座で購入した場合の毎月もらえる分配金推移を見ていきましょう。

1年目は2.4万円ほどですが、10年目には6.7万円、20年目には21.1万円、30年目には66.3万円まで増えます。

再投資をしなくても、ここまで増えるのは素晴らしいですね。増配率が12.23%と高いからですね。

 

SBI・SCHDのNISA口座の分配金推移

続いて、SBI・SCHDをNISA口座で購入した場合の毎月もらえる分配金推移です。

最初は2.7万円ほどですが、10年目には7.6万円、20年目には23.8万円、30年目には74.9万円まで増えます。

特定口座と比べると、NISA口座は税金が約10%低いため、分配金の伸びも大きいですね。

 

JEPQの特定口座の分配金推移

今度は【JEPQ】を特定口座で購入した場合の毎月もらえる分配金推移です。

1年目は5.7万円なので【SCHD】よりは多く、10年目には12.2万円、20年目には28.4万円、30年目には66.3万円まで増えます。

【SCHD】と比べると、【JEPQ】は分配金利回りは高いですが増配率が低いので、最初の頃の分配金は多いですが、分配金の伸びはそれほどではないです。

 

3つの分配金推移を比較

これまでの3つのシミュレーションを折れ線グラフにしました。

ピンク色がSBI・SCHDの特定口座、緑色がSBI・SCHDのNISA口座、紺色が【JEPQ】の特定口座の分配金推移です。

最初は紺色の【JEPQ】の特定口座が優勢ですが、30年後にはSBI・SCHDのNISA口座に抜かれます。

紺色の【JEPQ】特定口座と、ピンク色のSBI・SCHDの特定口座は、30年後はほぼ同じ金額の66万円台になります。

 

年間分配金と毎月の分配金の推移

年間分配金と毎月の分配金の推移を数値にしました。

上からSBI・SCHDの特定口座SBI・SCHDのNISA口座【JEPQ】の特定口座です。

1年目は現在の分配金利回りがモノを言いますので、【JEPQ】が多いですね。毎月5.7万円です。

SCHDは増配率が高いので、徐々にその差が詰まり、30年目にはSBI・SCHDのNISA口座が最も多く、毎月74.9万円。

【JEPQ】特定口座SBI・SCHDの特定口座は同じで毎月66.3万円になります。

 

細かいデータをチェック

少し細かいデータを確認しましょう。

※クリックで拡大します

左から3列目が毎月の分配金額です。30年目の時点が赤字です。3つの中では、SBI・SCHDのNISA口座74万円と一番多く、残り2つは66万円です。

そして右から3列目が評価額です。30年目の時点で【JEPQ】の特定口座13億6346万円、SBI・SCHDはNISA・特定ともに3472万円なので、かなり【JEPQ】の特定口座上回っています。

 

左から4列目の累計分配金の推移です。グラフにします。

【JEPQ】の特定口座が30年目でも首位をキープしています。

30年目の時点で【JEPQ】の特定口座9021万円で最も多く、SBI・SCHDのNISA口座のNISA口座が8030万円SBI・SCHDの特定口座が7111万円です。

つまり、毎月の分配金は増配率の高いSCHDに30年目には抜かれますが、累計分配金額や評価額は、【JEPQ】が高いというわけです。

 

300、500、1000万円を投資した場合の比較

最後に、同じ条件で300万円や500万円を一括投資した場合の毎月の分配金の推移も見ておきましょう。1000万円のデータもいれておきます。単位は万円です。

上からSBI・SCHDの特定口座の300万円、500万円、1000万円、同様にSBI・SCHDのNISA口座【JEPQ】の特定口座です。

注目は300万円ですね。1年目は0.7万円、0.8万円、1.7万円と少ないですが、30年間放置すると、増配によって増えていきます。

SBI・SCHDの特定口座【JEPQ】の特定口座19.9万円SBI・SCHDのNISA口座22.5万円まで増えます。

最初に300万円を用意して、ほったらかしにしているだけで、30年後には毎月20万円がもらえるというのは、うれしいですね。

さらに、一番右の評価額にも注目。【JEPQ】の特定口座は、4億円、6.8億円、13.6億円まで増えています。SCHD1000万円、1700万円、3400万円なので、かなり差をつけています。

これは、【JEPQ】株価成長率が18.47%と極めて高くSCHDは4.45%だからです。

【JEPQ】は少し出来すぎなので、差し引いて考えた方がよさそうです。

全体的に見ると、【JEPQ】は元本が大幅に増え、SCHDは増配によって毎月の分配金が将来増える傾向です。どちらも素晴らしいですね。

 

スポンサーリンク

SCHDとJEPQの分配金シミュレーション(1000万円一括投資、再投資あり)

続いての条件は、1000万円を一括投資し、分配金を再投資する場合です。期間は30年。先ほどのケースで分配金を再投資する場合です。

SBI・SCHD特定口座のみです。NISA口座だと、再投資した場合に枠をはみ出してしまう可能性があるので、今回は特定口座のみにします。

【JEPQ】特定口座のみです。

分配金利回り、増配率、株価成長率、税率、経費率などの項目のデータは、先ほどと同じです。

 

SBI・SCHDの特定口座の分配金推移

それでは、SBI・SCHDを特定口座で購入した場合の毎月もらえる分配金推移を見ていきましょう。

1年目は2.4万円で前回と同じです。10年目には9.3万円、20年目には59.6万円、30年目には763.7万円まで増えます。

再投資をした場合なので、20年目以降の伸びが凄まじいです。高い増配率ある12.23%が続くと、とんでもない数値になります。

 

JEPQの特定口座の分配金推移

今度は【JEPQ】を特定口座で購入した場合の毎月もらえる分配金推移です。

1年目は5.7万円なので、こちらも前回と同じです。10年目には17.6万円、20年目には49.6万円、30年目には125.4万円まで増えます。

SBI・SCHDと比べると、【JEPQ】は分配金利回りは高いですが増配率が低いので、最初の頃の分配金は多いですが、分配金の伸びはそれほどではないです。

 

4つの分配金推移を比較

こちらは、SBI・SCHD【JEPQ】を特定口座で1000万円を投資して、再投資をする場合と、しない場合の毎月の分配金のデータ。20年目までです。

つまり先ほどのシミュレーションと今回のシミュレーションのデータです。

実線が再投資あり、点線が再投資なし、ピンク色がSBI・SCHD、紺色が【JEPQ】です。

一番右が20年目です。実線の再投資ありが、SBI・SCHD【JEPQ】ともにかなり増えていますね。

 

30年目になるとどうなるか?

ちなみに30年目まであるデータはこちらです。

ピンク色の実線が突き抜けています。SCHDは増配率が12.23%と極めて高いため、最終的には763万円になり、他と圧倒的な差をつけてしまいます。なので、この増配率が今後30年も続くというのは現実的ではなさそうです。

とはいえ、増配率を控えめに計算すると、株価成長率との兼ね合いが難しくなるので、その計算方法も基本的にはNGなわけです。

このあたりがシミュレーションの難しさですね。

 

年間分配金と毎月の分配金の推移

年間分配金と毎月の分配金の推移を数値にしました。

上からSBI・SCHDの特定口座【JEPQ】の特定口座です。

1年目は現在の分配金利回りがモノを言いますので、【JEPQ】が多いですね。毎月5.7万円です。

SCHDは増配率が高いので、再投資効果もあり、20年目の時点でSBI・SCHD毎月59.6万円【JEPQ】毎月49.6万円を逆転します。

最終的に30年目にはSBI・SCHD毎月763万円【JEPQ】毎月125万円ですが、これは少し大げさな結果かなと思います。

 

細かいデータをチェック

少し細かいデータを確認しましょう。

※クリックで拡大します

左から3列目が毎月の分配金額です。30年目の時点が赤字です。SBI・SCHD763万円と多く、【JEPQ】は125万円です。

そして右から3列目が評価額です。30年目の時点で【JEPQ】25億8015万円SBI・SCHD3億9990万円です。どちらも凄まじい金額ですが、【JEPQ】は多いですね。

 

左から4列目の累計分配金額の推移は以下のグラフのようになります。23年目でSBI・SCHDが逆転します。

30年目の時点でSBI・SCHD3億9337万円で、【JEPQ】1億5580万円です。

1000万円を一括投資し、再投資もすると、30年目の累計分配金額や評価額は、とんでもない数値になりました。

 

300、500、1000万円を投資した場合の比較

最後に、同じ条件で300万円や500万円を一括投資した場合の毎月の分配金の推移も見ておきましょう。1000万円のデータもいれておきます。単位は万円です。

上からSBI・SCHDの特定口座の初期投資300万円、500万円、1000万円、【JEPQ】の特定口座の初期投資300万円、500万円、1000万円です。

300万円に注目しましょう。1年目は0.7万円と1.7万円で少ないですが、30年後には増配&再投資によってかなり増えていきます。

SBI・SCHD229.1万円【JEPQ】37.6万円まで増えます。

最初に300万円を用意して、再投資し続けるだけで、SBI・SCHDは30年後には毎月229万円がもらえることになります。現在と同じ高増配率が続けばとの仮定ですが。

さらに、一番右の評価額にも注目。【JEPQ】は、7.7億円、12.9億円、25.8億円まで増えています。

SBI・SCHD1.1億円、1.9億円、3.9億円なので、かなり差をつけています。

再投資なしの時でもお話しましたが、【JEPQ】株価成長率が18.47%と極めて高くSCHDは4.45%だからです。

ただこのデータは少し出来すぎな感があるので、差し引いて考えた方がよさそうです。
再投資し続けた場合、【JEPQ】の元本、SBI・SCHDの毎月の分配金は、30年後にはありえないような金額まで増えました。

 

スポンサーリンク

SCHDとJEPQの分配金シミュレーション(初期投資0、毎月10万円積み立て、再投資あり)

最後の条件は、初期投資は0、毎月10万円を積み立てて、再投資し続ける場合です。期間は30年
SBI・SCHD特定口座のみ【JEPQ】特定口座のみです。

分配金利回り、増配率、株価成長率、税率、経費率などの項目のデータは、先ほどと同じです。

 

SBI・SCHDの特定口座の分配金推移

それでは、SBI・SCHDを特定口座で購入した場合の毎月もらえる分配金推移を見ていきましょう。

1年目は0.3万円です。初期投資が0なので少ないです。10年目には8.1万円、20年目には72.6万円、30年目には995.1万円まで増えます。

初期投資はゼロですが、再投資をするので、20年目以降の伸びが凄まじいです。増配率12.23%が続くと、この場合でも30年目にはとてつもない数値になります。

 

JEPQの特定口座の分配金推移

今度は【JEPQ】を特定口座で購入した場合の毎月もらえる分配金推移です。

1年目は0.7万円なので、こちらも少ないです。10年目には9.6万円、20年目には30.6万円、30年目には78.9万円まで増えます。

増配率12.23%のSCHDと比べると、【JEPQ】の増配率は8.85%と劣っているので、20年目以降に一気に増えるという感じはないですね。

 

6つの分配金推移を比較

こちらは、今回のシミュレーションと前回までのシミュレーションの比較です。毎月もらえる分配金です。20年目までのデータです。

ピンク色の実線が、SBI・SCHDの初期投資0、毎月10万円積み立て、再投資ありです。

紺色の実線が、【JEPQ】の初期投資0、毎月10万円積み立て、再投資ありです。

SBI・SCHDの初期投資1000万円、再投資ありなしは、赤色の実線と点線

JEPQの初期投資1000万円、再投資ありなしは、水色の実線と点線です。

一番右が20年目です。SBI・SCHDの再投資ありのケースであるピンク色の実線や赤色の実線【JEPQ】の1000万円再投資の水色の実線が優勢です。

 

30年目になるとどうなるか?

ちなみに30年目まであるデータはこちらです。

ピンク色の実線と赤色の実線が突き抜けています。

SCHDは増配率が12.23%と極めて高いため、最初に1000万円を投資、初期投資0で毎月10万円のどちらでも、再投資し続ければ、増配効果で30年目は抜群の成績になります。

ただ、この高い増配率が今後30年も続くかは定かではありません。

 

年間分配金と毎月の分配金の推移

年間分配金と毎月の分配金の推移を数値にしました。

上からSBI・SCHDの特定口座【JEPQ】の特定口座です。

1年目は現在の分配金利回りがモノを言いますので、【JEPQ】が多いですね。

SCHDは増配率が高いので、再投資効果もあり、15年目の時点でSBI・SCHD毎月24.3万円【JEPQ】毎月18.0万円を逆転しています。

最終的に30年目にはSBI・SCHD毎月995万円【JEPQ】毎月78.9万円ですが、これは大げさな結果かなと思います。

 

細かいデータをチェック

少し細かいデータを確認しましょう。

※クリックで拡大します

左から3列目が毎月の分配金額です。30年目の時点が赤字です。SBI・SCHD995万円と多く、【JEPQ】78万円です。

そして右から3列目が評価額です。30年目の時点で【JEPQ】16億2279万円SBI・SCHD5億2110万円です。どちらも凄まじい金額ですが、【JEPQ】は多いですね。

 

左から4列目の累計分配金額の推移(20年目まで)です。16年目でSBI・SCHDが逆転します。

累計分配金額は、30年目の時点でSBI・SCHD4億9847万円で、【JEPQ】9398万円になります。

初期投資0でも、毎月10万円を再投資し続けると、30年目の累計分配金額や評価額は、とんでもない数値になりました。

 

300、500、1000万円を投資した場合の比較

最後に、同じ条件で3万円や5万円を毎月積み立てて再投資した場合の、毎月の分配金の推移を確認しましょう。

10万円のデータもいれておきます。単位は万円です。

上からSBI・SCHDの特定口座の3万円積み立て、5万円積み立て、10万円積み立て、【JEPQ】の特定口座の3万円積み立て、5万円積み立て、10万円積み立てです。

3万円積み立てに注目しましょう。1年目は0.1万円と0.2万円で少ないですが、30年後には増配&再投資によってかなり増えていきます。

SBI・SCHD298.5万円【JEPQ】23.7万円まで増えます。

初期投資が0でも、毎月コツコツ積立てて、再投資し続けるだけで、SBI・SCHDは30年後には毎月298万円がもらえることになります。高増配率が続けばとの仮定ですが。

さらに、一番右の評価額にも注目。【JEPQ】は、4.8億円、8.1億円、16.2億円まで増えています。

SBI・SCHD1.5億円、2.6億円、5.2億円なので、かなり差をつけています。

前のシミュレーション時でもお話しましたが、【JEPQ】の株価成長率が18.47%と極めて高く、SCHDは4.45%だからです。

ただこのデータはどちらも少し出来すぎな感があるので、差し引いて考えた方がよさそうです。

初期投資0でも、コツコツ積立てて再投資し続けた場合、【JEPQ】の元本、SBI・SCHDの毎月の分配金は、30年後にはありえないような金額まで増えました。

 

スポンサーリンク

ウィブル証券(Webull)のご案内 【PR】

ウィブルグループはFinTech企業として世界16カ国にビジネスを展開しているグローバル企業で、日本では2023年よりウィブル証券株式会社として証券事業を開始しました。

スマートフォンのアプリは、全世界で4000万ダウンロードを突破しました。使いやすさや取引手数料の低さから、日本でも利用者が増加中です。ウィブル証券の口座開設はコチラ

 

ウィブル証券の主な特徴は?

ウィブル証券の特徴としては、米国株の取引手数料0.2%と安いことです。他社は0.45%の場合が多いので、これはうれしいですね。

さらに、様々なキャンペーンを実施しています。たとえば、米国株の入庫キャンペーンがあります。条件をクリアすれば、抽選で6000円がもらえます。

また、クイック入金サービスを開始しました。提携銀行のネットバンキングサービスをご契約の方は、手続き不要で使用できます。振込手数料は無料で、24時間いつでも使用可能です。

 

あのエヌビディアのレバレッジ商品が購入可能!

さらに、ウィブル証券では、いま話題のエヌビディア【NVDA】のETFが購入可能となりました。

【NVDU】は、エヌビディア株の2倍の値動きになるETFです。そして【NVDD】は、エヌビディア株ベア1倍のETF。日々のエヌビディア株の株価が下がると上昇するETFです。

話題株の2倍レバレッジと1倍ベア型が登場です。これは楽しみですね。

たかにんもウィブル証券を利用しています。これを機会にウィブル証券で口座開設を考えてみるのもいいかもしれません。

 

スポンサーリンク

自分にピッタリな証券会社を見つけて口座開設をしよう【PR】

2024年に始まった新NISAに合わせて、各証券会社が様々なサービスやキャンペーンを実施しています。自分に合った証券会社を見つけて、資産運用を行いましょう。

 

新NISAを始めるなら楽天証券
楽天証券

 

マネックス証券では米国株デビューで最大3万円キャッシュバック、米国ETF21種類の買付手数料が実質無料になるプログラムを実施中!
マネックス証券_米国株訴求

 

SBI証券で口座開設(無料)/口座数はネット証券No.1
SBI証券

 

moomoo証券(ムームー証券)はツールが充実、キャンペーン豊富)
moomoo証券

 

松井証券の日本株取引~手数料0円から~
松井証券【日本株】

 

スポンサーリンク

まとめ

✅楽天SCHDは設定から3カ月で純資産が1000億円を突破

✅SBI・SCHDは12月末に設定されたばかりだが、純資産が700億円を突破

✅SCHDとJEPQのシミュレーションの結果は、SCHDは増配率が12%台と高いので、再投資し続ければ、30年後にはかなりの分配金に

✅JEPQは分配金利回りが9.54%と高水準だが、それよりも株価上昇率が18.47%と抜群に高いのに注目。将来の評価額が素晴らしい結果に

✅毎月もらえる分配金は10年目まではJEPQが多いが、20年目を過ぎると高い増配率によりSBI・SCHDの方が多くなるケースが目立つ

✅現在や近い将来の分配金ならJEPQ、遠い将来の分配金ならSCHD、将来の評価額はJEPQが優れていたが、それ以外も高水準

 

 

おまえさんのブログの配当金・分配金シミュレーションツールの使い方を紹介。SCHDの投資信託を買った場合、将来もらえる分配金は?
もしよかったらご覧ください。
SCHDの投資信託を買った場合、将来もらえる分配金は?
✅米国高配当ETF【SCHD】のについての情報満載✅楽天SCHDとSBI・SCHDの最新情報について✅米国高配当ETF【SCHD】の2024年12月分配金は、0.2645ドル。前年同期より6.9%増✅...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1489(NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信)を徹底分析!