マスター・リミテッド・パートナーシップ(MLP)が対象のグローバルX MLP ETF【MLPA】が購入可能に!

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2022年10月7日頃より、日本の証券会社の外貨建て口座で取り扱いの始まった、グローバルX社のグローバルX MLP ETF【MLPA】はどんなETFなのでしょうか。

データ面を様々な角度から見ることで、このETFの本質に迫っていきます。

 

■このページの概要■
前半は【MLPA】がどんなETFなのか紹介
中盤は、気になる分配金や利回りなど
後半は、類似性のあるETF【MLPX】【ALTY】【VDE】、そして高配当ETFの代表格【VYM】と、トータルリターン、利回り、増配率などのデータを比較します
最後に、いま【VYM】買ったら将来どのくらいの分配金になるか予測します

 

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【MLPA】はどんなETF?

【MLPA】は「ミッドストリーム・マスター・リミテッド・パートナーシップ」が主な投資対象です。

エネルギー事業を主な収益源とする共同投資事業形態を、マスター・リミテッド・パートナーシップ「MLP」と言います。

そのなかでも、エネルギー市場価格の変化を受けにくい輸送パイプラインや貯蔵施設など、「ミッドストリーム(中流)」が対象です。つまりミッドストリームMLPです。

イメージは以下のような感じです。右側の真ん中が、ミッドストリーム(中流)です。

なお「MLP」は収益分配に対する税制優遇(パススルー)を受けるため、一般的に高い配当が可能です。リート(REIT)のエネルギー版のようなものです。

 

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原油価格との連動は?

グローバルX社のサイトには、【MLPA】は「エネルギー価格への感応度が低い中流事業のパイプラインや貯蔵施設へ投資している」と書いてあります。つまり、エネルギー市場価格の変化を受けにくいETFという意味です。本当でしょうか。

下のチャートは【MLPA】と、エネルギー・セクターETF【VDE】、そして原油価格のベンチマークとして用いられる「WTI原油先物」の過去5年チャートの比較です。

【MLPA】は青い線です。確かに安定していますね。低空飛行のようにも見えますが。いずれも多少は連動していますね。

 

最近の値動きはどうか?

それでは、過去1年チャートを見てみましょう【WTI】は値動きが激しく、ここ数カ月で原油価格は暴落しています。【MLPA】は横ばいで、安定しています。このあたりが中流事業の強みといえるのかもしれません。

 

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投資信託と比較しよう

MLPやREITの個別銘柄のほとんどは、日本のネット証券では購入できないため、個人投資家はETFか投資信託でまとめて購入となります。

なので今回、ETFの【MLPA】が登場したのは選択肢が広がりますね。

ちなみに、MLPのETFとしてはDirexion社【ZMLP】が日本のネット証券で購入可能でした。ただこのETFは2020年10月に上場廃止になっています。ちなみにDirexion社は3倍レバレッジのETF【SPXL】や【TECL】などでおなじみの会社です。

この表は日本で購入可能な主なMLP関連の投資信託と、MLPAの比較です。

一番上が【MLPA】で、それ以外は投資信託です。MLPの投資信託は対面で購入すると、約3.3%も手数料がかかります。eMAXIS Slimでおなじみの三菱UFJ国際投信も、MLP関連の投資信託を運用しているようです。上から2番目の「米国エネルギーMLPオープン」です。購入手数料が3.3%、年間の信託報酬が2.11%で、計5.4%です。キッツイ金融商品ですね。

【MLPA】は経費率(信託報酬)が年0.45%と低いですね。上から3つ目の「インデックスファンドMLP」は0.83%と許容範囲内です。これは、S&P MLP指数という指数に連動しているため、それなりに抑えられています。それ以外の投資信託は経費率(信託報酬)が高いですね。アクティブ・ファンドなので、経費率は1.8~2.1%とベラボーに高いです。

 

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どのくらいの規模か?

【MLPA】はどのくらい売れているのでしょうか? こちらは、グローバルX社の公式サイトの、日本の証券会社で購入可能な海外上場ETFです。

【MLPA】は上から7番目で、運用資産残高(いわゆる純資産総額)は約12億ドルです。1ドル150円で計算すると、日本円で約1800億円。高配当ETFならラッセル2000カバードコールETFの【RYLD】とほぼ同じです。

 

純資産の推移はどうか

過去5年の純資産総額の変化を見てみましょう。上の緑色の棒が資金流入や株価上昇、下の赤色の棒が資金流出や株価下落です。なかなか好調です。5年間で9.4億ドルほど増えています。1400億円ほどですね。

 

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銘柄の選定方式

銘柄の選定方式を見てみましょう。下の図はグローバルX社の公式サイトのものです。

まず最初のステップ1では、米国上場株式の中からMLP関連企業を選び、輸送パイプライン、貯蔵施設など、エネルギー物流に使用される資産を所有・運営している企業を抽出します。

ステップ2では時価総額20億ドル以上、1日平均売買代金250万ドル以上などの条件に合った銘柄を、上限30銘柄選びます。

ステップ3では時価総額の大きい順に組入比率を決めます。比率1位の上限は10%、2位の上限は9%というように割り当てます。

組込銘柄数は20~30で、年4回リバランスを実施します。

 

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組込銘柄をチェックしよう

こちらが組込銘柄です。ベンチマークはSolactive MLP Infrastructure Index。天然資源の輸送、貯蔵、処理に従事するミッドストリームMLPで構成されています。

【MLPA】は現在全20銘柄で構成されています。すべてエネルギー・セクターです。MLPなので、これら組み込まれている銘柄を日本の証券会社では個別で購入することは、ほぼ不可能です。

表の右端はSBI証券で購入可能かどうかです。ほぼ×ですね。

時価総額500億ドルの銘柄が2銘柄あります。まずまずの規模です。首位のエンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ【EPD】と、18位のフィリップス66【PSX】です。フィリップス66【PSX】だけは、通常のエネルギー・セクター銘柄で、購入可能です。

残りはすべてMLPですね。銘柄の名称として、中流を示す「ミッドストリーム」、MLP事業体を意味する「パートナーズ」という単語が良く使われています。

 

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【MLPA】の過去の分配金と増配率は?

【MLPA】が設定されたのは2012年4月です。この表は分配金の一覧です。年4回、分配金が支払われます。権利落ちは2、5、8、11月です。通常のETFは3、6、9、12月なので、少し特殊ですね。

背景が赤色が、マイナスという意味です。ざっと見ると、成績はよくないですね。

直近の分配金は2022年11月です。1株あたり0.77ドルです。前年同期と比べて6.2%増えています。過去1年分配金は3.015ドルで、1年前は3.05ドル。こちらは1.1%のマイナスです。

それでは各項目をグラフにして、分配金の傾向をみていきます。

 

期別分配金で1年ごとの分配金イメージをつかもう

「期別分配金」を1年ごとに重ねて棒グラフにしました。減少傾向です。増配率もマイナス10%前後と良くないです。ただし、過去1年増配率は-1.1%とほぼ横ばい。分配金から出した利回りは6.92%と高いです。

ちなみに【MLPA】は2020年4月に1対6の株式分割を行いました。その分も調整しています。

 

期別分配金を1つずつ並べて比べよう

「期別分配金」を1年ごとに積み重ねるのではなく、期ごとの棒グラフにしました。そして、株価と比較しました。分配金が一番多かった2015年は1.5ドルほどありましたが、現在は0.77ドル。約半分です。

分配金が最も少なかったのは、2021年の8月から2022年2月の0.725ドル。それに比べると、少し回復しました。株価も連動して下がっていますが、底を打った感じにも見えます。

 

年間分配金と株価の関係は?

(3)「過去1年分配金」を1年ごとにまとめて年間分配金とし、株価と比較しました。株価は最新年を除いて年末のものです。

 

過去1年分配金額を1つずつ並べて確認しよう

(3)「過去1年分配金」を期ごとに棒グラフにして、株価と比較しました。2つ前の期別分配金は期によって分配金に差があったのですが、過去1年ごとにすると、マイルドになります。

こちらのグラフでみても、良くないですね。株価はやや改善傾向です。

 

年間増配率は?

(4)「過去1年分配金の対前年同期増減率」の1年ごとのデータを見てみましょう。いわゆる年間増配率です。

最初に分配金が支払われたのが2012年の7月なので、2014年からのデータになります。こちらもマイナスが多く、よくないですね。

 

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2020年以降の利回りは?

2020年以降の【MLPA】の株価と利回りを見てみましょう。過去1年の年間分配金額から利回りは算出しました。青線が株価(左軸)で、赤線が利回り(右軸)です。

2020年の年初の株価は50ドル付近でしたが、2020年3月のコロナショックで一気に15ドルまで下がりました。その後、徐々に回復して、現在2022年10月14日の終値は40.96ドルです。

利回りは株価と逆の動きですね。2020年の年初は9%弱、2020年3月のコロナショックで30%近くまで上がりました。その後は徐々下がって、2022年10月13日現在は7.25%です。

 

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現在の【MLPA】の株価と利回りの関係は?

年間分配金額が現在と同じで変わらなかったら、利回りはどのように変化するでしょうか。

下のグラフは年間分配金額が現在と同じ2.97ドルが続いた場合の、利回りと株価の相関図です。利回りを0.1%ごとに株価を出しました。今後、【MLPA】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

 

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【MLPA】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去に【MLPA】を買った場合、取得価格あたりの利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から設定来までの株価、利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、ややアバウトです。

下のグラフの黄色の線が、過去に買った場合の、取得価格あたりの利回り(YOC)です。この線が左肩上がりの場合は、株価好調&増配傾向になるため、早い時期に買うとYOCが上がります。なので、【MLPA】は芳しくないですね。青い線の株価は右肩下がりですね。

2022年10月14日の終値は40.96ドル、過去1年の分配金額は2.97ドルなので、現在の利回りは7.25%です。設定来の平均利回りは約8.5%なので、現在の利回りは平均よりも少し低い状況です。

利回りはかなり変動があり、つかみづらいですね。暴落時に買いたいところですが、長期で見るとインしづらいチャートですね。

現在の株価は低迷しているので、早い時期に買ったらYOCは低くなっています。7年前の2015年11月に買っていたら、現在YOCは約4.7%になっていました。また、5年前の2017年11月に買っていた場合は、現在YOCは約5.3%になっていました。

 

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【MLPA】とライバルETFの比較

ここからは【MLPA】とライバルETFを比較します。

純粋なMLPを対象としたETFで、日本のネット証券で購入可能なのは【MLPA】のみです。そこで、似たような銘柄を比較します。

同じグローバルX社の【MLPX】は、MLPやその関連会社、エネルギー・インフラ企業が対象のETFです。【MLPA】よりも広い範囲のエネルギー・インフラ関連ETFです。ただし、日本のネット証券では購入できません

【ALTY】はMLP&インフラ、不動産、優先証券、新興国債券、カバードコール戦略という5つのアセットを20%ずつ組み込んだETFです。

【VDE】はバンガード社のエネルギー・セクターETFです。MLPのような共同投資事業形態ではなく、エネルギー・セクターに属する企業そのものです。銘柄によってはパイプライン関連のサービスも行っています。【MLPA】にとは親戚のような関係です。

経費率は【VDE】が0.1%と低いです。さすがバンガード社のETFですね。残りはグローバルX社で0.45~0.5%です。まずまず抑えられています。

運用総額は【VDE】が1兆円を超えており大きいです。【MLPA】は1800億円なので、まずまずの規模です。

 

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【MLPA】と【ALTY】の関係は?

【MLPA】と【ALTY】の組込銘柄を比較します。

【MLPA】はMLP銘柄だけです。【ALTY】はMLP&インフラ、カバードコール戦略、新興国債券、不動産、優先証券という5つのアセットを20%ずつ均等組み入れします。【ALTY】はオルタナティブなので、伝統の株式に対する代替という意味のアセットで構成されています。

 

【ALTY】のイメージ

【ALTY】のイメージとしてはこんな感じです。4つのアセットはグローバルX社のETFです。カバードコール戦略は【QYLD】、新興国債券は【EMBD】、不動産は【SRET】、優先証券は【PFFD】です。つまりファンド・オブ・ファンズ方式ですね。かつては外部ファンドのハイイールド債券などがメインでしたが、2021年9月末にこのように変更されました。

 

ただし、MLP&インフラだけは個別銘柄を組み入れます。8銘柄ずつです。各銘柄の比率は1.25%で、計10%。MLPとインフラで計20%になります。【MLPA】と【ALTY】で重複している銘柄が4つありますね。ひとつ前の表の背景に色をつけておきました。

 

ライバルETFとの重複率を確認

ついでに、先ほど取り上げた4つのETFの重複率を比較しましょう。

【MLPA】と【ALTY】の重複率は5%です。背景の色をつけた銘柄の【ALTY】の組込比率の合計とほぼ同じです。

【MLPX】は、MLPの比率を25%以下に制限することで、ファンドレベルでの課税を回避するルールがあります。ただし、【MLPA】と【MLPX】の現在の重複率は29%と少し超えています。

 

 

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株価やリターンなどを比較する

ここからはPORTFOLIO VISUALIZERを使って、【MLPA】とMLP関連のETF【MLPX】【ALTY】、エネルギーセクターETF【VDE】、主要高配当ETF【VYM】のデータを比較します。

株価推移を比較する

まずは株価推移を比べます。もっとも遅くに誕生した【ALTY】の設定が2015年7月なので、2015年10月から2022年9月末までの7年間を比較します。

 

2015年10月に1万ドル投資した場合、2022年9月末の株価は【VYM】が1万5000ドル、【VDE】が1万1900ドル、【MLPX】が9200ドル、【ALTY】が7600ドル、【MLPA】が6000ドルになっていました。

紫色の線の【VYM】が首位です。青い線の【MLPA】はかなり苦戦しています。最下位ですね。

 

トータルリターンを比較

分配金を再投資した場合のトータルリターンの推移です。税金や手数料は考慮しません。

2015年10月に1万ドル投資して、分配金を再投資した場合、2022年9月末は【VYM】が1万8800ドル、【VDE】が1万5300ドル、【MLPX】が1万3700ドル、【ALTY】が1万3600ドル、【MLPA】が1万1000ドルになっていました。

紫色の線の【VYM】が首位です。【MLPA】はここでも最下位ですが、一応プラスです。

 

過去のトータルリターン

過去1、3、5、7年のトータルリターンをグラフにして、現在の利回りと比べました。

【MLPA】は過去3、5、7年はほぼプラスマイナス0ですね。過去1年は18%と好調です。MLPやエネルギーなどが対象の【MLPA】【MLPX】【VDE】は過去1年はいずれも素晴らしいです。

 

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安定度などを比べよう

安定度などを比べます。

ボラティリティ最大下落率は0に近いほど安定しています。MLPやエネルギーなどが対象の【MLPA】【MLPX】【VDE】は、最大下落率が大きく、ボラティリティも大きいですね。

シャープレシオとは、同じリスクを取った場合のリターンです。「(ファンドのリターンー無リスク資産のリターン)÷標準偏差」の値です。

ソルティノレシオはシャープレシオの改良版で、相場が軟調の際の成績を示しています。「(ファンドのリターンー無リスク資産のリターン)÷下方偏差」で計算します。

シャープレシオやソルティノレシオの値は【VYM】以外は今ひとつです。

 

過去の分配金はどのくらいか?

7年前の2015年10月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合の年間でもらえる分配金の推移です。税金は考慮しません。

7年間の分配金の合計は【ALTY】が7600ドル【MLPA】が5600ドル、【MLPX】が4200ドル、【VYM】が3400ドル、【VDE】が2600ドルでした。

【ALTY】が頭一つ抜けていますが、【MLPA】もかなり多いですね。高利回り銘柄だけあって、分配金は多いです。

 

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これまでの利回りは?

過去5年の利回り推移をチェックしましょう。利回りは過去1年分配金から算出しました。株価は月に1度、月末のものです。

【MLPA】はこの中では一番高いです。【ALTY】は最近の利回りが上昇しています。【MLPX】もなかなか高いです。

過去5年の平均利回りは【MLPA】が10.0%、【ALTY】が8.4%、【MLPX】が6.1%、【VDE】が3.7%、【VYM】が3.1%です。

グローバルX社の【MLPA】【MLPX】【ALTY】は配当に特化しているので、さすがに利回りは高いですね。

 

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増配率を比較する

現在の過去1年分配金額と1、3、5、7年前の同時期の過去1年分配金額を比較して、年間増配率を計算しました。最新2022年9月分配金発表後のデータです。【ALTY】【VDE】は過去7年増配率はありません。

【MLPA】の過去1年増配率はマイナス7.9%、過去3年増配率はマイナス12.0%、過去5年増配率はマイナス9.0%、過去7年増配率はマイナス9.4%です。いずれもマイナスで冴えません。

この5つのETFではバンガード社の【VDE】と【VYM】が好調です。対してグローバルX社の【MLPA】【MLPX】【ALTY】は増配率マイナスが目立ちます。

 

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今後20年間で分配金はどのくらいになるのか?

最後に、今【MLPA】を購入したら、将来どのくらい分配金をもらえそうかをシミュレーションします。

1万ドルを投資した場合の、将来もらえる分配金の推移を検証します。「分配金を再投資しない(税引き後)」と「分配金を再投資する(税引き後)」2パターンで検証します。

通常は過去3、5、7、10年などの増配率を使って、将来の分配金を予測します。ただし、【MLPA】の過去の増配率は1つ前の項目で出したように、マイナス7%から12%と散々です。

ここ数年と同じペースで分配金が減り続ける可能性は低そうです。現在の分配金が底だと仮定して、分配金の変化なし、増配率2%、増配率マイナス2%の3パターンで検証します。

現在の利回りは7.25%です。

 

分配金に変化がなかった場合の将来分配金予想

まずは分配金に変化がなかった場合の、将来の分配金を予測します。増配率0%です。

分配金は28%の税金を引いた72%で計算します。スタート時の利回りは7.25%なので、税金を引いた72%の5.22%になります。投資額が1万ドルなので、スタート年の分配金は522ドルになります。

ちなみに今回は1万ドルの投資なので、もらえる分配金のデータをYOCに簡単に変換できます。たとえば、スタート時の分配金は522ドルなので、利回り(YOC)は5.22%になります。YOC(Yield on Cost)とは、取得価格あたりの利回りのことです。

分配金を再投資をしない場合は、10年後分配金は522ドル、20年後分配金も同じく522ドルになります。

分配金を再投資をする場合は、10年後分配金は868ドル、20年後分配金は1445ドルになります。YOCだと14.45%です。

 

1万ドルを投資したシミュレーションですが、日本円の1万円に変換してもOKです。また、100万円という仮定なら、数値を100倍にすれば大丈夫です。例えば100万円を投資した場合は「増配率0%で推移し、再投資する場合の20年後の分配金」は14万4500円になります。

 

増配率2%で推移した場合の分配金予想

次に増配率2%で推移した場合の、分配金を計算します。

分配金を再投資をしない場合は、10年後分配金は636ドル、20年後分配金は776ドルになります。

分配金を再投資をする場合は、10年後分配金は1110ドル、20年後分配金は2653ドルになります。YOCだと26.5%です。

【MLPA】は現在の利回りが高いので、増配が続いて、分配金を再投資し続ければ、将来もらえる分配金はかなり増えます。

 

増配率マイナス2%で推移した場合の分配金予想

最後に増配率マイナス2%で推移した場合の、分配金を計算します。

分配金を再投資をしない場合は、10年後分配金は427ドル、20年後分配金は349ドルになります。

分配金を再投資をする場合は、10年後分配金は680ドル、20年後分配金は815ドルになります。YOCだと8.15%です。

【MLPA】は現在の利回りが高いので、わずかな減配が続いても、分配金を再投資し続ければ、将来もらえる分配金は多少は増えていきます。

 

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まとめ

MLPを対象としたETFは、日本のネット証券で購入できるのは、たぶんこれだけなので貴重です。

投資信託ではいくつかありますが、いずれも購入手数料や経費率が高いので、選択肢としてはこちらになりそうです。

運用総額は1800億円なので、結構売れています。

分配金は四半期に1度で、しかも2、5、8、11月と珍しいです。グローバルX社の超高配当ETFは毎月分配型がほとんどなので、珍しいです。3、6、9、12月ではないので、他の四半期タイプと分配金の支払いタイミングが異なるはありがたいです。

長期で見た場合の株価や分配金は減少傾向です。今が底かもしれません。利回りは高いですが、株価下落によるものという考え方もできそうです。

MLPとその関連企業を丸ごと含めた【MLPX】というETFも日本で取り扱ってもらえると、うれしいですね。今後に期待です。

【MLPA】はかなりクセのあるETFで、難易度は高そうです。アセットを分散させるという意味で、サテライトとして少し保有するのはありかもしれません。

 

 

 

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