ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】が2.2%の増配

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全米を代表するドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】が、2020年7月8日に配当を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が0.4575ドルだったのが、0.4675ドルに上がります。年間配当は1.83ドルから1.87ドルになる予定で、増配率は2.2%です。2020年7月10日の終値は40.12ドル、配当利回りは4.66%です。

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】の連続増配年数は45年です。

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ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】の過去の配当、年間増配率

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】の増配率は2011年頃は20%以上ありましたが、最近は5%前後です。表内の青字は予想です。次回の配当落ちは8月18です。

 

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ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】の今後の配当予想は?

現在の配当金額(0.4675ドル)と1、3、5年前の同時期の配当金額(0.4575ドル、0.4ドル、0.36ドル)を比較して増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想しました。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】株を2020年7月10日の終値40.12ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。棒グラフが配当金予想、折れ線グラフがYOC予想です。

増配率は過去1年が2.2%、過去3年が5.3%、過去5年が5.4%でした。現在の配当利回りは4.66%です。もっとも増配率が低い過去1年のペースで増配が続くと10年後のYOCは5.8%、20年後のYOCは7.2%になります。もっとも増配率が高い過去5年の増配と同じだと10年後のYOCは7.9%、20年後のYOCは13.2%になります。配当利回りが高く、増配率もなかなかなので、将来のYOCはなかなか期待できそうです。

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ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】をいつ買ったら正解だったか?

過去5年の配当利回りの平均は2.40%です。配当利回りは1.4~4.6%の間で推移しています。

黄色の線はYOC(Yield on Cost)です。過去5年に購入した場合、現時点での購入単価当たりの利回りが何%になっているかを、過去に買ったタイミングごとに示しています。配当利回り(赤い線)と連動した動きになります。

YOCを上げるコツは(1)増配率の高い銘柄を買う、(2)連続増配年数の長い銘柄を買う、(3)株価が低迷しているときに買うなどがあります。いずれの場合もなるべく早い時期に買った方が、YOCは上がっていきますが、長期にわたって株価が右肩下がりの場合は最近購入した方が数値が上がります。

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】の株価は右肩下がりですので、早い時期に購入してもYOCは上がりません。過去5年で最もYOCが高いのが現在の2020年7月頃に買った場合で、現在約4.7%になっています。なかなか珍しいケースです。

今年に入ってからのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】の株価と配当利回りは?

先ほどのグラフは少し大雑把なので、もう少し細かく1日ごとのデータで見ていきます。下のグラフは、2020年に入ってからのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】の株価と配当利回りです。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。コロナ・ショックはあまり関係なく、株価は右肩下がりで推移しています。配当利回りは3.1%でしたが、現在は4.66%まで上昇しました。

 

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現在のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じだったら、株価によって配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ1.87ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.2%ごとに株価を出しました。今後、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】は主要ETFに組み込まれているか?

ほとんどのETFにまずまずの順位で組み込まれています。

ETF 組込可否 組込順位 割合(%)
VYM(393) 64 0.35
HDV(77) ×
SPYD(61) ×
VIG(225) 216 0.00
VTI(3464) 164 0.11
VOO(510) 161 0.13
DIA(30) 29 3.40
QQQ(103) 57 0.31

※表内の「ETF」の右側の()内の数字は全組込銘柄数です

 

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ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】の財務データは?

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】の財務データです。売り上げは伸びていますが、営業利益率が下がっています。



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ライバル企業とトータルリターンを比較する

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】とライバル企業のトータル・リターンを比較します。CVSヘルス【CVS】、ダラー・ゼネラル【DG】、Vanguard S&P500 ETF【VOO】と比べました。2011年1月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2019年6月には【DG】が6万5900ドル、【VOO】が2万9600ドル、【CVS】が2万2600ドル、【WBA】が1万3600ドルになっていました。【WBA】の成績がもっとも悪かったです。

最近のトータルリターンを比較する

今度は2016年以降のトータルリターンを比較します。2016年1月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2019年6月には【DG】が2万7800ドル、【VOO】が1万6500ドル、【CVS】が7400ドル、【WBA】が5500ドルになっていました。こちらも【DG】が圧倒的に好成績で、【CVS】と【WBA】は元本割れとなっています。

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まとめ

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】は増配を決定しましたが、自社株買いは一時的にストップしました。近年株価が低迷しており、コロナ・ショックの影響で収益力が低下しています。予断を許さない状況といえそうです。

 

 

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